高麗山の花と虫

みなさん　ご無沙汰をしました！

今年も無事に新年を迎えることが出来ました。
このブログが出来て、その楽しみがあったからかもしれません。

とにかくこれからも、高麗山をベースに発進をしていきます。

みなさん　新年おめでとうございます。

　(写真は　高麗山中腹から相模湾を望む
　　　　　　　　下に見える橋は花水橋です　）
　　　　　　　　　　　　　　

今朝は東天照〜太堂〜女坂を歩く。


あちこちに「イノシシ注意」の目新しい看板が。
もちろん足跡があっちにも、こっちにもと目に付く。
やはり数が増えて、餌も足りなくなってきているのだろう。


高根地域では、農家や市民の作付けした畑が荒らされた。
最近地元では、柵をきちっと付けだしたので、
イノシシは、大好きなサツマイモ、南京豆、ヤーコンなどに
ありつけないでいる。


１９日、ついに平塚市やＪＡ湘南が
捕獲器を買って設置することを決めた。



最近は特に花が少ない。探し方が下手なのかもしれない。
満開だったのは、キチジョウソウだった。


キノコ２種、名前がわからないが、写真を貼付する。

荒れた道をかき分け、樹海に太いフジヅル（？）の絡まる中を潜っていくと、突然視界が開け、「石切場横穴墓群」が目の前に広がった。



これが「西さがみハイク」（かなしんブックス・小田原山岳会編）にでていた「大磯横穴墓散歩コース」に紹介されていたものだ。


今回初めてお目にかかった。
古墳時代のものというが見事なもの。


ここまでくるのには、
ほとんど人が通らないためか木々が所狭しと群生している。
沢筋の平坦なところにはシダが生い茂っている。
ここを引っかき回して、
イノシシが自分の遊び場（ヌタバ)に変えてしまった所を通過して
やっとたどり着いたんですよ。


イノシシにおそわれはしないかと冷や冷やものでした。


おかげで、虫どころではありませんでした。

尾根道を急いで上がり、
浅間山と八俵山の鞍部にでてほっとした。


この尾根筋で見つけたのが、唯一の花アザミです。

久々の晴天に恵まれた早朝観察会、今朝も二人で歩いてきました。

高麗山も秋たけなわ、実りの時です。
カラス瓜の実も大きく育って、数珠繋ぎになっている。

これに絡んで、ツルニンジンが実を付けていた。
そばには未だ花（写真・右）も残っており、蕾まであった。

林にはいるとアキノギンリョウソウ（写真・左）が見つかった。

他に、ノササゲ、ノコンギク、シラヤマギク、キツネノマゴ、
キンミズヒキ、ミズヒキ、イヌタデ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブマメ、クサギ、ススキ、テイカカヅラの実と虫こぶ（割ってみたら小さな幼虫が数匹いました）など。

虫では、キチョウ、ホタルガ、ツマグロオオヨコバイ、コガネグモ等で、数は少なくなってきた。

今日行って来ました。大磯町役場です。

平塚市では、イノシシ被害に未だ対応策が決まらないというのに、大磯町ではすばやく仕掛けを２機セットしました。

なんとこれがヒット、イノシシの子供４頭をゲットしました。

やはり平塚でも生け捕り作戦が必要です。
早くしないと、せっかくの収穫時期のサツマイモ、里芋、栗など被害が広がってしまいます。

もっと世論化が必要なのかもしれません。
「イノシシ被害を防ごう」「積極的な対応を！」

ところでイノシシだって安全に住みたいと思っているんでしょうね。人里まで降りないと、子供の餌が足りないくらい増えてしまったんでしょうか？

写真はすべて大磯町役場の「提供」です。

実は「生け捕り器」がどんなものか知らなかったので、実物を見せていただこうと、町役場を訪問しました。（平塚市で買ってもらうためにも、私自身が実物を知らないと困るので）
なんと、役場では、親切にも現地まで案内してくれました。感謝！