高麗山の花と虫

暖かい冬ですね。
まだ寒いときも来るのかと考えさせられる。

いました！カマキリが
高来神社の主、ナギの樹の根元
動きは穏やか、まだ目が覚めやらぬ感じ。

真っ赤に染まった青木の実
冠毛を輝かせているテイカカズラ（定家葛）。
夏には繁茂して、大きな木に絡みついている様は、
藤原定家が恋した内親王の墓石にまとわりつく葛、
定家の執念を表す「葛」と「謡曲」が伝える。

神社入り口には
家々を飾った正月飾りが乗せられた
屋台が一台止まっていた。
各地から飾りをつんだ屋台が集合すると
サイトバライだ。
大磯海岸で行われるどんどん焼きは有名だ。

暖かい冬ですが、虫がまだ目を覚まさない。

高麗山は虫と花ばかりはでない。
古代遺跡も豊富です。

楊谷寺横穴古墳が有名ですが、
王城山周辺にもたくさんの横穴遺跡があります。
釜口古墳は県の指定遺跡にもなっている。

今日は足を延ばして、国府本郷まで来た。
お目当ては庄ヶ久保横穴群です。
ここには古代人が書いたといわれる線画があるという。

ありました。
奥壁には人の顔が３つまでは確認できました。
左側の壁の画には、手足も描かれています。
作者はどんな想いで、誰に伝えたかったのでしょうか。
６～７世紀時代のものとのこと。

帰りに、城山公園内の横穴群も寄って見ました。

今朝は昨日とうってかわって良い天気。
冷え込みというより、
北風の冷たさを感じる。

日の出１０分前、神社参拝者用駐車場に到着。
高麗山中腹、いつもの観察場所へと急ぐ。

先着が居て、食事をしている。
隙間に足をそっと入れ、
日の出を待つ。
１分前。

出た！。
今年も雲の合間から
朝陽がこぼれだした。

「おめでとうございます！」

言葉を交わして、早速下山。

人がまばらな境内でポットのコーヒーを飲む。

日の出とともに、
再び人が集まりだした。

「神奈川県でインフルエンザが猛威」の新聞記事に脅かされ、予防注射を受けたんです。
ところが翌日から調子を崩し、三日後にはついにダウン。

今日は朝から良い天気、そろそろいいかな。
カメラを持って高麗神社に到着。

久々に花水川を高麗大橋までを散策。

いたいた。お目当てはカワウ。
よく見ると頭が白いんです。
この前の時は遠すぎてよくわからなかったんです。

あ、とんだ。
あまりカメラで見つめていたものだから
恥ずかしがったのかな。

川面を泳ぐ姿からも、頭の白いのがよくわかる。
あ、潜った。
一秒、二秒、三秒、・・・　　未だ顔を出さない。

やっと出てきた。１０秒以上潜水していた。

アオサギが飛来した。

高木の比較的高いところに大きな巣がある。
ナンだろう、あんなに大きな巣はカラスかな？

高麗（高来）神社はもう新年の準備が始まっていた。

昼休みを利用して再度の確認に行ってきました。

前回のアップをストロボ撮影。
文献を見てきたので、
杉の根元を注意して探す。

あった、あった！
こちらは数本纏まって出現。

ほとんどが花粉を飛ばした後で、
丸く反転している。

次の機会に花を見たいものだ。