金子修一 平塚市議会議員

 
2016/12/20 8:00:00|議会
平塚市図書館の一斉休館について(議会質問)
平塚菊花展(平塚八幡宮境内にて開催)
 

 平塚市議会9月議会の教育民生常任委員会で表題の質問をしました。

 質問と答弁を掲載します。

 
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平塚市図書館の一斉休館について
 
【9月議会(教育民生常任委員会)での質問項目】

 市内4図書館の月曜日同時休館から2館を別の曜日に変更することは

可能か。


 
【答弁内容】

 図書館は、利用者の多い土・日曜日の翌日である月曜日に図書館シス

テムのメンテナンスや、開館日に行うことができない施設の修繕や保守

点検を実施しています。また、開館日を統一することによって、4図書

館ですぐに連絡を取り合える体制にしており、速やかに図書等を提供で

きるようにしています。

 4図書館のうち、2館の休館日を別の曜日に変更することになります

と、中央図書館に図書館システムやホームページの緊急対応に備えて、

休館日でも人員を配置することや、図書の配送の頻度を増やす必要があ

り、コストが増えることが予想されます。また開館している図書館と休

館している図書館が同じ日にあることによって、利用される方が予約し

た図書の配送などにかかる事務作業が滞ることになり、利用される方へ

のサービス低下につながることも予想されます。

 図書館には、ふらっと来て図書を読みたい方、自分が欲しい資料を探

しに来る方など様々な目的を持った方が来られます。市内の4図書館

の、どこかの館が毎日開館していることを望む声があることは認識して

います。市内4図書館で休館日をずらして運営するためには、人員体制

の見直し、緊急事態への対応などの課題がありますので、各館の休館日

については、従来の体制にとらわれず、関係機関や図書館協議会からの

意見と多様化する市民のニーズを踏まえて、より良い運営方法を研究し

ていきたいと考えています。


 
【図書館協議会委員からの意見】

今から実施するとなると、中央図書館はセントラル方式の空調なの

で、光熱費が休館日でも開館している日と同じだけかかる。合わせて人

件費もかかる。ただし、図書館システムをグラウト化すれば、サーバー

が不要になるため、休館日には人を配置する必要がない。光熱費もかか

らない。こうした観点から、再来年度から実施予定の図書館システム更

新では、グラウト化を検討すべきである。今後の検討課題としては2

点、休館日をずらすと館によって返却日が変わるとか、細かい点で齟齬

が生じるので利用者に十分周知することが必要である。また、実施とな

ると今まで通りのやり方で行うとどうしても運営経費がかさむ。横浜市

の図書館などを参考に、窓口委託や指定管理者制度などアウトソーシン

グの導入と並行して行うことが前提となる。実現には「市民サービスの

向上のため必要」という各方面への理解が欠かせない。そのため、開館

日の増と含めて、時間をかけて検討する必要があるが、その価値はある

と考える。


 
サービス面では、一般的にずらす場合は閉館していても、どこかが開

館しているので、利用者側からはサービス向上につながるので不満の声

が出ることは少ない。やはり、サーバーがネックとなる。職員と施設の

両面で、平塚市の現行の図書館の体制では、ずらす場合でも、開館日を

増やすのと同程度の費用が発生する可能性が大きい。


 
例えば「図書の貸出しはしないけど新聞は読める。」といった一部だ

け開館するというやり方もある。居場所ということであれば図書館の機

能を全て使えるようにする必要がないので、費用も安く抑えることがで

きる。


 
【所見】

 現在、市民生活のスタイルが変化し自分の余った時間を図書館を利用

して、勉強とか新聞、雑誌を読みたいという要望が多くなっている。市

内4図書館の1館を本の貸し出し等を無くしても閲覧室を開放したらよ

いと思う、人件費も最小に抑えられる。

 定休日の無い市は以下のようです。

 横浜、川崎、鎌倉、藤沢、小田原、逗子、厚木、海老名、綾瀬 市







2016/10/23 8:00:00|議会
平塚市議会 質問の要旨が「議会だより」に掲載
平塚・JAビルの“二宮金次郎”先生像

 平塚市議会・9月開催の本会議の質問の要旨が「議会だより」に掲

載されます。

 議会だよりは11月上旬、平塚市内全戸に配布されます。


 
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平塚市役所 行政改革
 
                   金子 修一 議員
 

町内福祉村事業の検証



 この事業は現在17公民館地区に存在するが、活動内容を伺う。

福祉部長

 相談対応、ふれあい交流、ごみ出しなどの身近な生活支援がある。



 補助金は大神の149万円から富士見の550万円と差があるが、

その理由は何か。

福祉部長

 光熱水費、通信運搬費、民間施設の家賃などで差異が生じる。補助

金は直接的経費を対象としているので、報酬の支払いはない。



 ランチの提供、喫茶スペースなどの経費支出の方法を伺う。

福祉部長

 細かい活動内容は把握していない。



 富士見地区の家賃に年間360万円支出しているが、これまでして

福祉村を開設するのか。

福祉部長

 地域内に公共施設の空きスペースがないためこの結果となった。



 事業内容、補助金使途の報告はあるのか。

福祉部長

 活動内容の報告書を出してもらっている。



 補助金支出約4千万円の管理はできているのか。

福祉部長

 細かい活動状況を市民にきちんと伝わるようにしたい。


 
市内小・中学校の教育力向上



 平成28年度全国学力・学習状況調査の結果を伺う。

教育長

 まだ文科省から公表日の通知がない。個人の結果は生徒本人、保護

者に伝え学習のアドバイスをしている。



 特色ある学校経営に関連して、昼食時間の確保は重要であるが、何

時に提供しているか。

教育指導担当部長

 中学校で12時50分と12時前後、小学校で12時30分から1

時の間となっている。



 生徒や保護者は1時と12時のどちらを希望すると思うか。

教育指導担当部長

 各学校の事情によって、学校長が判断する。学校で検討して年度ご

とに定めている。



 私は教育長と何年間も議論してきたが、教育力は生きる力と学力で

ある。今年教育委員会は学力を入れて前進したと思うが、特色のある

学校づくりは何か。

教育長

 総合教育会議で議論したが、行政、・地域の支援、学校の先生の創

意工夫子供たちの努力が実を結ぶことを期待して教育活動を行ってい

る。


 
公共用地取得に伴う権利の変更手続き



 大神区画整理事業に関連して、相模川西部土地改良区から精算金の

請求が元所有者に郵送された。既に市が買収していた土地に、現在ま

で西部用水として、元所有者が費用を支払っていた。他地域でも同類

の事例が発生している可能性があるが、どうなっているか。

産業振興部長

 土地買収に当たり、区域の除外については、組合員が転用手続きを

行うことになる。他地域については、本市で直接確認できない状況で

ある。



 本市は関係なく、地主の問題であるということであるが、間違いな

いか。

産業振興部長

 西部土地改良区と組合員が整理する問題だと考えている。



 40年間も費用を払い続けている農家がいる。西部土地改良区に調

査、改善を申し入れたらどうか。

産業振興部長

 今後農道を買収した際、西部土地改良区に伝える。



 今後でなく、今から全部台帳で照合すればいい話であるが、できる

のか。

産業振興部長

 農道買収の情報は過去に遡ってできるので、情報提供する。
 







2016/10/03 8:01:41|議会
平塚市議会9月本会議質問と答弁の全容 その3
湘南ビーチセンター8月上旬にテスト開設されたバーベキュウコーナー


標題 3.道路等公共用地取得に伴う諸権利の変更手続き
 
【金子議員】

 本市の公共用地取得後、旧土地所有者の権利変更は確実に実行され
ているのか、以下伺う。

 質問にあたり、この問題の実例を紹介する。

 大神地区土地区画整理事業の開発に伴い、神奈川県相模川西部土地

改良区より区域の除外のため、精算金の請求が元所有者に郵送されて

きた。場所は、平塚市大神字二之堰761−2。この場所はすでに市

が農道として買収している。平塚市大神字中内出2396−1。この

場所は大神公民館用地としてすでに市が買収している。すでに市が買

収していた土地に、現在まで西部用水として旧土地所有者に送付さ

れ、その費用を支払っていたということである。なぜ市が買収した時

点で、西部用水を区域から除外しなかったのか。大神地区のこの問題

は、たまたま同地区の開発に伴う請求が発生したので、これが判明し

たが、西部用水は市内で利用している。

 市内他地域でも同類の事例が発生している可能性がある。

 この点についてはどのようになっているのか。調査が必要な場合

は、これを早急に実施し、是正を求めたい。


 
○市が買収した時点で、西部用水を区域から除外しなかったのか。

(産業振興部長)

 市としては、土地を買収するにあたり、土地登記簿に記載されてい

る権利を確認し、対応しているが、それ以外のものについては、把握

できないのが現状である。大神地区の土地に関しては、農道としての

用地取得が昭和40年代、公民館としての取得は昭和60年代と古

く、当時の状況は不明であるが、神奈川県相模川西部土地改良区内に

おける、区域の除外に関しては、法令や西部土地改良区の要綱によ

り、公共用地で買収された場合などでは、地権者である組合員が、区

域の除外、いわゆる転用手続きを行う事となっている。

 このため、西部土地改良区では、組合員に対して転用手続きの必要

性を広報紙やパンフレットにより直接周知している。また、現在、市

がこの区域内で農道等の用地買収を行う際は、地権者に対して転用手

続きについての情報提供を行うこととしている。


 
○市内他地域で、同類の事例はどのようになっているのか。

 西部用水に係る転用の手続きの有無については、西部土地改良区の

所管事務であることから、本市で直接確認できない状況にある。本市

としては、西部土地改良区に対して、転用に関する、組合員に向け

た、より一層の周知を要請するとともに、個々の農家の相談にも応じ

ていく。

 

*** 一問一答による再質問 ***

 
【金子議員】

 答弁は分かっている。たぶんそういうだろうなと。市は関係ありま

せんよと。西部用水をやっている西部土地改良区と地主さんの問題で

すよと、いちいち農道を買収しても、その後は、あなた方がやりなさ

いよと。うちは買収すればいい、とういうような答弁だと思う。それ

に間違いがないかどうか確認する。

(産業振興部長)

 おっしゃられたとおり、こちらの方につきましては西部土地改良区

と組合員さんのところで、整理をしていただくという問題だと考えて

いる。私どもの方としては、所管の事務ではないので、毎年払ってい

る、払ってるとかお聞きするとか、どうなってるのとか言うような立

場にもないので、こういうことはありますよ、とういうインフォメー

ションはできたとしても、それ以上の踏み込んだ対応はできない状況

である。

【金子議員】

 私が質問したのは、今、払っているとか、払っていないからこれを

どうしろというのではなく、買収した時点で、こういう手続きがある

というのが、行政の暖かい言葉ではないか。

(産業振興部長)

 その点については、現在、西部土地改良区のエリアの中で売買が行

われるときには、そういうふうなこともあるというお話をすることに

しているが、40年当時、当時の方がどのようなお話をインフォメー

ションしたかは承知していない。

【金子議員】

 私はね40年前のことを言ってるわけではなく、40年間もずっと

払い続けている農家の人がいるということを言っている。農家の人も

市民である。市民に立った行政というのは、重要だよという質問をし

ている。それで、西部用水と行政は全く関係ない中で、今も、たまた

ま大神地区は開発しているから清算金というのが発生して請求があっ

たから分かったと。なぜ今まで分からなかったかというと、私もその

書類を見せてもらったら、一括して支払い請求をしている。今度、清

算金が発生したので枝番まで出てきたので、この枝番の所は自分の所

でない。市に売ったというのが分かったわけである。これは、先程質

問した。私かもう一つ言いたいのは、大神地区はそれで済んだが、西

部用水というのは大神地区以外にどこが使っているか。

(産業振興部長)

 大神地区以外の、例えば田村や城島など主に平塚市の東半分のエリ

アが西部用水の管内となっている。

【金子議員】
 
 真土の方まで使ってると私は聞いているが、要するに広範囲に使っ

ている。そういうところは農道が農道として市が買収しているところ

もあると思う。市も西部用水の方にこういうことがあるみたいだか

ら、調査して改善するようにということを申し入れたらどうかという

ことを質問していたのだが、どうなのか。

(産業振興部長)

 今後、西部用水のエリアの中の農道を買収した際には、そういった

情報は西部土地改良区にもお伝えするようにしていく。

【金子議員】

 今後ではなく、今からこういう事例が議会でも問題になったから、

全部をチェックして、台帳を摺り合わせればいい話である。農道で買

収したから。摺り合わせをして、もし請求をしているようだったら、

そこの部分は解除してくれと、ということを私は言って欲しいと申し

上げている。調査が必要な場合はこれを早急に実施し、是正を求めた

いと言っているのだから、これができるかのできないのか。

(産業振興部長)

 私どもの方としては、農道を買収したエリアの方の情報の提供は過

去にも遡ってできますので、そういった情報は提供させていただく。

 

標題 4.平塚市民センター耐震補強設計委託業務について
 
【金子議員】

 標題委託業務の概要について、8月19日に市議会議員へ説明が

あった。

 耐震補強設計と今後の対応ということである。

 以下質問をする。

 工事期間約10か月、工事金額約5億円とあるが、これらの数字で

工事を完了できるのか。また、どの程度長寿命化が可能なのか。

 今後の対応を含め、見解を伺う。


 
○工事期間約10か月、工事金額約5億円で工事を完了できるのか。

○どの程度長寿命化か可能か。

○今後の対応を含め、見解を。

(市長)

 平塚市民センター耐震補強設計委託業務は、耐震補強工事、及び

ホール客席上部の特定天井の改修に係る実施設計を行ったものであ

り、今回、お示しした工事期間及び工事金額には、長寿命化の対応は

含んでいない。従いまして、施設の長寿命化を図る場合は、耐震補強

工事による建物の耐震性の確保とは別に、検討を行う必要があると考

えている。

 また、今後の対応につきましては、今回の耐震補強設計結果を受

け、耐震補強箇所が施設全体に及ぶことによる事務所移転や老朽化設

備の対応、さらに新文化センターを含む見附台周辺地区整備事業の進

捗状況を踏まえ、早急に検討したいと考えている。


 
*** 一問一答による再質問 ***

 
【金子議員】

市長の答弁によると、長寿命化はしない。あくまで耐震だけであると

いうことで、そうすると長寿命化の対象になるのか、また、見附台地

区は民間開発、民間活力の地域になっているので、そこの民間活力の

地域もまだ、視野に入れているのか伺う。

(市民部長)

 長寿命化と民間活力ということであるが、今、我々庁内の中で、ご

存じのように見附台都市整備事業(正しくは見附台周辺地区整備事業)

の中で検討している。その中では当然に民間活力も検討しているが、

長寿命化については、それも含めては検討しているが、今、この段階

でその辺りについて具体的なことまでは申し上げる段階ではない。

【金子議員】

 市長の答弁の中で、長寿命化の検討が、今、この工事費約5億円の

中に入っていないということが分かったが、単純に5億円で耐震補強

で済むものかどうか。約5億円だから、別にこれを将来引き合いに出

して、あの時5億円と言ったではないかということではなくて、済む

ものかどうか伺う。

(市民部長)

 今回の5億円という金額は、特定天井を含めた、あくまでも耐震性

の補強だけの金額である。それについては、設計まで行った中では5

億円で済むと認識している。ただ、答弁にもあるように、様々な他の

要因もあるので、今言った部分については5億円だということであ

る。当然、傷んだ空調とかそういう他のものには当然掛かってくるも

のもあるけれども、ということである。




.                       おわり
 
 







2016/09/30 8:00:00|議会
平塚市議会9月本会議質問と答弁の全容 その2
平塚市シティキャンペーンのポスター(4枚)

標題 2.市内小・中学校の教育力向上

 
【金子議員】

(1)平成28年度全国学力・学習状況調査の結果

 平成28年度全国学力・学習状況調査は、小学校6年、中学校3年生を

対象に、4月19日実施された。

 本市としてはどのような結果になっているのか。

 過去、このテスト結果を資料として、学校より保護者に情報として提供

しているのか。


 
(2)小・中学校の特色ある学校経営

 平塚市も教育力の向上について、従来の“生きる力”と学力向上を基本方

針に今年度取り入れた。

 これらを総合的に連結させることは、子供たちの教育力向上の一つの手

法と考えている。

 市内には小・中学校が43校ある。その一つ一つを取り上げると、学校

は地域、環境によって、それぞれ学校の特色が出来上がっている。

 また、これらは学校経営、運営にとって非常に大切な手段の一つと考

えられる。

 学力向上の取り組み、地域への協働、地域からの協力、放課後児童対

策、昼食時間の確保、課外活動、その他。

 学校はどのように取り組んでいるのか。また特色ある学校はあるのか。

以上伺う。


 
(1)平成28年度全国学力・学習状況調査の結果

○本市の結果について

(教育長)

 今朝の段階でまだ文部科学省から、公表日等について通知が来ていな

い。公表目等決定ざれたら、結果分析ののち、本市の結果について公表し

ていく。

 
○保護者への情報提供について

(教育長)

 個人の結果については、児童生徒本人及び保護者に対して、学級担任が

面談等で個人票に基づいて伝えると/ともに、今後の学習の取組などについ

てアドバイスしている。また、各学校では、自散が結果を分析し、調査の

結果から見えてきた課題やそれに対する取り組み、家庭に協力していただ

きたいことなどを、学校便りや地域での懇談会でお知らせしている。ま

た、市教育委員会では昨年度から、ホームページにおいて、各学校ごとの

分析結果を公表している。


 
(2)小・中学校の特色ある学校経営

○学力向上の学校の取組について

(教育長)

 取組みの例として、始業前の時間を活用し、ドリル学習や読書活動を

行っている小学校や、放課後、生徒が自主的に学習できるように教員が交

替で指導にあたりながら、学習会を開催している中学校かおる。また、各

学校が総合的な学習の時間等において、地域の特色を生かし、体験的な活

動を展開することで主体的に学ぶ態度を育てている。例えば、多くの小学

校では学校行事において地域の方々にご支援をいただく中、愛好会の指導

を受けて、児童一人一人が菊づくりに取り組んでいる学校もある。中学校

では、地域の活性化をテーマに、地元自治会や公民館・大学などと連携

し、探究的な学習を進めることで自ら課題を見つけ解決していく力を育成

している学校もある。こういった各学校の実践が児童生徒の思考力や判断

力、表現力を伸ばし、やがて学力の向上につながるものと考えている。

 市教育委員会では、学力向上の柱となる授業改善を進めるとともに、今

後も各学校の特色ある取り組みを支援しながら、子どもだもの生きる力の

育成に努めていく。


 
*** 一問一答による再質問 ***

 
【金子議員】
 

 市内小中学校の教育力向上。学力学習状況調査というのは、これは文科

省が遅れて発表するということである。2番の特色ある学校経営の中で、

教育長は、市内の43校ひっくるめた中での話をしているが、私はそうい

う中で、モデル校みたいなものがあると思う。この学校はこういったこと

で、よくやってる。教育委員会としては、その学校だけ取り上げるという

のは、非常にこれ問題があると思って先程の答弁みたいにしたが、こうい

う学校はこういう風にやってる、こういう学校はこういうようにやってる

ということは公表した方がいいと思う。それと同時に、私は、さらっと、

昼食時間の確保というのを入れておいた。今、昼食時間は、何時に食事を

提供しているのか、食べられるのか。

(教育指導担当部長)

 昼食時間ということで質問を頂いた。中学校で言いますと、午前中3時

間、午後3時間の学校と、午前中4コマやる学校とがありますので、概ね

午前中4間時やる学校につきましては、12時50分、55分くらいから

の昼食のスタート、午前中3コマ、3時間の学校については、12時前後

のスタートとういことで食事をしている。小学校についてはやはり、4校

時を終わって給食の支度をしてからということになるので、12時半から

1時くらいの間になっているかと思う。

【金子議員】

 答弁の中で食事が12時55分からスタートする学校、半から、12時

からスタートする学校。同じ市内でもこれだけ差がある。 どういうこと

を言いたいかというと、12時55分というと約1時である。1時に食べ

盛りの中学生が食事を始めなければいけないということ、他の学校は12

時で、3時間でやってるということになったとき、本人とか保護者とかそ

ういうふうな人たちが見た時、どっちがしてほしいかというのが出てくる

かと思うが、どちらを取るか。

(教育指導担当部長)

 ただいま、1時ごろの食事になるか12時頃から食べられるかというこ

とですが、やはり理想的なものは、12時、ちょうどお昼に食事ができれ

ば、より理想的なであるとはいえると思うが、ただ、各学校の事情によっ

て子供たちの学習、午前中の方がやはりどうしても集中ができるというよ

うな部分の中で、午前中4時間をやった方が相対的にみて教育的に効果が

上がるだろうというふうに学校長の方が判断をして、午前中4コマやって

いる学校。私も3月まで学校現場を預かっていましたが、私は午前中3時

間、午後3時間という校時を採用していた。その都度、年度末に学校の方

で年度末反省というのをもって、校時の在り方をどうしたらいいかという

ことは、毎年、子どもたちの実態を含めながら学校の方で検討をして年度

ごとに定めているという状況があるが、概ね、1時からの学校、朝練習等

をやると、子どもたちがやはり早めに食事をしたいという声も聞いてるこ

ともありますが、現状では1時前ですね、12時50分、55分からのス

タートになってしまうが、特に大きな課題というところまでには至らず

に、学校運営できているのかと思っている。

【金子議員】

 昼食時間についてを取り上げたが、こういう細かいところまで教育委員

会は、どっちがいいかというときはやはり校長会もいろいろなところもあ

る。そういった中で議論して、やってる学校があるから社会通念上、お昼

を食べるのは12時なので、そういうところまで踏み込んだ指導をしてい

かなければいけない。私は、何で、これを一つの例として取り上げたかと

いうと、教育力というのは、ずっと教育について教育長とも何年間も議論

してきたが、教育長は生きる力だと。私は生きる力と学力だと。二つ合わ

せなければダメだと言ったら、今年、学力を入れてくれたので、教育委員

会は前進したと、そういうふうに思っているが、総合的にやっぱり判断し

て、いい学校の部分は取り入れると、取り入れると同時に、特色ある学校

づくりは、これ地域と密着して特色ある学校を作らなければいけないが、

みんなが改善した方がいいんじやないかというのは、教育委員会がバック

アップして改善に持っていくべきだなとそういうふうに思っている。これ

は私の考えであるが、部長でも教育長でもいいですが、最後だから教育長

ぜひ答弁をお願いする。

(教育長)

 ただいまの質問に対する答弁の前に、先程、教育指導担当部部長が答弁

した。基本になっているところがあるので、これをぜひ理解してほしい。

つまり授業時間が1単位中学校は50分である。50分を6コマやるとい

う中でそれぞれの学校の先生方は非常に議論をして、そしてうちの学校は

こうしようと決めているのが実態である。教育委員会の方で午前中は3コ

マにしなさいとかの形ではなくて、今、決めている。したがって、原

則50分の授業を基本に、それにプラスαが学校行事であり、部活でありと

いうことであるので、12時には食事はさせたいという気持ちはあるが、

午後の3時間が眠ってしまう状態でも困る。その辺のところも先生方が、

議論に議論を重ねてそれぞれの学校がまさに一つの特色であるかと思う

が、そんな形で作っている。

 二つ目の学力ですが、学力の捉え、今度の総合教育会議でもいろいろと

議論したなかで、議員はいつも学力にとても関心があって、本当に我々も

襟を正して取り組んでいるところであるが、この教育効果は一朝一夕には

見えない、短期間では見えない、しかし今、小学校、中学校時代にやって

いる我々行政、あるいは地域の支援、それから学校の先生方の創意工夫、

そして子供たちの努力がいずれは実を結ぶというか人間形成の糧になれ

ば、これを期待して日々教育活動をやっている。




                        つづく
 







2016/09/27 8:00:00|議会
平塚市議会9月本会議質問と答弁の全容 その1
平塚・市民活動センターまつり
 

 平塚市議会9月本会議が終り、9月27日より決算委員会が開催

されます。

 9月議会の質問と答弁の資料が議会事務局より届きましたの

で3回にわたりこのブログに掲載いたします。

 尚この資料は11月9日(金)に市内全戸に配布される“議会

だより”の参考資料です。

 
 
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標題 1.町内福祉村事業の検証
 
 
【金子議員】

 平成11年に、吉野元市長より松原地区に実施された町内福

祉村事業は17年を迎えて、現在は17公民館地区に誕生して

いる。

 以下質問する。

この質問にあたり事前に資料を福祉部に請求し、入手してい

る。

17地区の主な活動内容と、これに対する活動経費を伺いた

い。その中、活動内容の特色ある地区を発表してほしい。ま

た、経費については全地区の補助金を答弁してほしい。

活動経費としての補助金支出は、大神地区の149万円から富

士見地区の550万円、また、地区の付随経費は18万円から

43万円と大きな格差がある。どのような理由か。

富士見地区、ぬくもりの家は家賃360万円、機械整備費10

万円、その他合計で550万円支出している。

民間施設借上げ型初のリース契約による専用施設ということで

あるが、今後未設置の地区にもこれが適用できるのか。

 また、既存施設でも不便をきたしている施設はこの方式が適

用されるのか。

 最後に、この事業に対してコーディネートチームがあるが、

役割と資格、また報酬はいくらか。

 
 
○福祉村の主な活動内容、及び特色ある地区の活動内容は。

(福祉部長)

 福祉村の活動は大きく「コーディネーターによる相談対

応」、高齢者等を対象としたサロンを開設する「ふれあい交

流」、ゴミ出しや草刈りなどを援助する「身近な生活支援」の

3点となる。特色ある活動としては、ふれあい交流の中で、介

護予防の一環として折り紙やくすのき体操をしたり、喫茶ス

ペースを設けて通いやすい工夫をしていたり、子供の学習支援

をしている福祉村もある。この他、各福祉村において、地域

で必要なことは何か、地域でできる範囲はどこまでかなど、地域

の方々が話し合いを重ね、試行錯誤しながら活動を進めてい

る。

 
 
○各福祉村の活動経費は。

○地区ごとに活動経費に差異があることの理由は。

○富士見地区の施設はリース契約としているが、今後未設置の

地区や既存施設で不便をき たしている施設にもこれが適用で

きるのか。

 
 
(福祉部長)

 「各福祉村の活動経費は」と、「地区ごとに活動経費に差異があること

の理由は」と、「富士見地区の施設はリース契約としているが、今後未設

置の地区や既存施設で不便をきたしている施設にもこれが適用できるの

か」の3点については、関連するので一括してお答えする。

 まず、「各福祉村の活動経費は」についてであるが、開設順に今年度の

活動経費の予定総額を概数でお答えする。松原地区、158万円。花水地

区、159万円。港地区、158万円。金田地区、163万円。岡崎地

区、402万円。松が丘地区、201万円。城島地区、204万円。大神

地区、149万円。八幡地区、340万円。旭南地区、262万円。富士

見地区、550万円。旭北地区、160万円。吉沢地区、205万円。横

内地区、374万円。なでしこ地区、159万円。四之宮地区、148万

円。田村地区175万円。です。

 また、「地区ごとに活動経費に差異があることの理由は」についてです

が、ベースとなるコーディネーター経費等には差異はありませんが、活動

拠点施設における付随経費として光熱水費や通信運搬費等による差異があ

る。また、活動拠点が民間施設の借上げ等である場合、家賃が発生するた

め、活動経費には大きな差異が生じる。

 次に、「富士見地区の施設はリース契約としているが、今後未設置の地

区や既存施設で不便をきたしている施設にもこれが適用できるのか」につ

いてであるが、富士見地区の福祉村設立に際しては、公共施設を確保する

ことができず、結果的にリース物件を活用したものである。原則として、

福祉村の拠点施設は、公共施設の活用を前提としつつ、地域の皆さまと丁

寧に意見交換していく。

 
 
○コーディネートチームの役割、資格、報酬はいくらか。

 コーディネートチームは高齢者等からの相談に対し、必要に応じて行政

や関係機関と連携して課題解決を目指すほか、介護予防を中心とした地域

の課題把握とサービス開発などが主な役割である。

 コーディネートチームの構成員に特別な資格は必要ないが、地域の実情

をよく知り、地域の支えあい活動に熱心な方々が担っている。また、県や

市が主催する研修等の受講を促進し、資質の向上を図っている。報酬につ

いては、本市から支出する補助金が人件費等の直接的な経費を対象として

いないため、報酬の支払いはない。ただし、活動に不可欠な経費などにつ

いては支給されている場合もある。

 
 
*** 一問一答による再質問 ***
 
 
【金子議員】

 主な活動内容、福祉村事業であるから各地域が一緒になったような事業

をしているのは確かであるかと思う。その中でいくつか問題点がある。

コーディネーターが全福祉村に関わっている。これは関わっていること

は説明があったからいいが、これは100万円から110万円。というこ

とは、先程は皆一緒だというような答弁があったが、違いがある。まずは

この点について質問する。

(福祉部長)

 ただいま、経費の関係でコーディネーターの経費ということで、100

万円と110万円の地区があるということであるが、10万円の加算、1

割増しの地区というのは、人口が4万人以上の地区は10万円を加算、1

割を増しているということである。

 
【金子議員】

 活動内容を出してもらったが、広報誌発行、常設サロン、子育てサロ

ン、出前サロン、ごみ出し等生活支援、通学路見守り、これは松原地区で

ある。松原地区は通学路見廻りがあって、岡崎地区はランチの提供、松が

丘はゴミだしとか、ゴミ出しは他の地区にもあるが、大神は通学路見守

り。旭北は喫茶スペース。通学路見守りなんていうのは、他の地区、例え

ば崇善地区なんかは無償でやっている。こういうところにこういう予算ま

で付けて、質問を戻すが、通学路見守りは1回出るといくらというような

形態になっているのか。

(福祉部長)

 福祉村の活動の中でミ通学路の見守りということで1回出るといくらか

ということですが、福祉村の基本的なボランティアは無償ですので、その

ように理解している。

【金子議員】

 岡崎地区のランチ提供とか、旭北地区であるかと思うが、喫茶スペー

ス。こういうのはどのような経費の支出の仕方をしているのか。

(福祉部長)

 そこのところの細かい活動内容は把握していないが、おそらく参加され

る方にご負担を頂いているところだと思う。

【金子議員】

 何で私かこの質問を取り上げたかというと、私は崇善地区ですが、崇善

地区はやっていない。そういう中で、他の地区から何で崇善地区はやらな

いのかという話が入ったそうである。それと、崇善地区のある人が、その

人たちに対して、行政の方で「今やるとお金がどんどん出る」ということ

が、私の耳に入ってきたので、この質問を取り上げた。中身は、何で活動

経費を先程、発表して欲しいと言ったのかといえば、これ全地域やってい

ることが大体同じなのに、中身をよく見ると、家賃を払っていたり、富士

見地区みたいにリース形式で月に30万円、年で360万円出していると

か、こういうようなことまでして、福祉村施設を開設するということを福

祉部は考えているのか。

(福祉部長)

 拠点施設の整備に関して質問を頂いた。富士見地区のリースを使った

リース型の拠点ということで頂いている。この地区は1回目の答弁でもあ

りました、基本的に福祉村は公共施設が利用できれば、公共施設を利用し

ていただくというところですが、この富士見地区の開設の時に地域内で公

共施設の空きスペースがなく、当時、次の段階で賃貸の施設が見つから

ず、長期的な視点を持ってその時に検討した結果、富士見地区にはリース

型で拠点を設置しようという判断となった。

【金子議員】

 今、富士見地区の例を出しだのは、拠点整備ということでやっている

が、他の所は家賃も出ている場所もある。それで、先程も質問したが、未

設置の所はやはり場所がないから、未設置である所が多いと思う。だか

ら、富士見地区と同じように、どこかリース契約して拠点整備をしてもい

いのかと先程質問したが、再度お願いする。

(福祉部長)

 未設置地区、8地区あるわけですが、そこはなぜ福祉村の開設に至らな

いかということは、それぞれ様々な理由があります。その中にやはり行政

側の十分な説明がまだいってないのかなというところで、反省していると

ころでありますが、施設については順番として地域で支え合いはやろう。

ボランティアセンターを開設して、みんなで身近な生活支援やふれあい交

流をやっていこうと、そういった気運が盛り上がって、我々行政が一緒に

入り、社 会福祉協議会も一緒に入り、そこでじゃあ拠点はどうするかと

いった手順で進めている。ですから、その段階で、施設をどうするか、公

共施設があるのかどうか、空きスペースがあるか、そういったところから

考えていく。中にはワークショップをやって、部会、施設検討部会みたい

なものを作って検討してきた事例もある。

【金子議員】

 この福祉村事業というのは、吉野市長の時代、大蔵市長、落合市長と続

いてきて、今、部長が答弁されたが、私はそのころから松原地区でこれを

最初に立ちあげた時はもう議員をしていたが、私も松原地区は関係してい

たからよく知っているが、行政指導でこれは始まった。だから部長は、そ

の頃部長ではなかったから今の答弁をしたのであろうが、それはどちらで

も市民のためにプラスになればいい話であるが、でも、こういうふうにた

だ作ればいいというような問題ではないと思う。町内福祉村というのは名

前がいい。私もこの名前は大賛成である。でも、名前とやっている内容。

やっている内容が非常に違いがありすぎるのではないかと思うが、これだ

けの予算が付いて、補助金が、付いて運営してもらって、いつからこの事

業内容、予算の使い道、これを市に報告が始まったのか。報告を今もして

もらっているのか、してもらっていないのか、してもらってたら、いつか

らこれはしてもらうようになったのか。

(福祉部長)

 福祉村の活動についての事業報告、この報告がいつから、各地区からき

ているのかということであるが、先程、行政指導というところの3地区が

ありました。松原、花水、港ですね。モデル地区の段階から、活動につい

ては1年終わった後、4月から3月までの活動内容については、きちんと

報告書を出して頂いている。それは、ずっと継続していることである。

【金子議員】

 そうすると、最初からやっていたと。この報告内容は、これは情報公開

をしているのか。

 (福祉部長)

 全体的な活動内容は福祉村のHPを見ていただくと、そこで概要があり

まして、その他、地区によってはHPを多く立ちあげており、そういった

中では、各福祉村が自分たちで、今、こういった活動を日々やっています

よという情報発信はしている。

【金子議員】

 それは一生懸命やっている福祉村と、あまりやっていないところとの差

が出てくるのではないかと思うが、私が質問しているのは、市に集まって

きた報告を市民に提供しているのかどうかということの質問をしている。

(福祉部長)

 市民の皆様への提供の仕方ということがあるかと思うが、例えば、各福

祉村全体のボランティアの登録者数であるとか、身近な生活支援、そう

いったものが伸びているよというようなところは、行政概要でも掲載して

いて、福祉村の活動が膨らんでいるというところはお示しをしている。

【金子議員】

 私はこの福祉村の実態をいくつかを調べたが、その時にサロン化して、

ある人たちの、役員の人たちの集まりの場所みたいになっているところも

ある。だから、支援策として、草刈でもなんでもいいが、何件やったとか

そういった報告が上がってくるのではないか。ただ、お金を出せば市の方

ではあとは勝手に使ってほしい、という部分と、それに対して報告書を出

せというから、こういうことをやっているという報告だけで終わってし

まっているのかということである。きちっとした数字、計数管理がきちっ

と出来ていなかったら、これだけのお金を出している。トータルで

4000万円近く出ているのではないか。ただ、やってもらっているだけ

で、こういう事業をやっているでは、行政の方は費用対効果とかいろんな

ことをやっている。福祉村事業を拡大すればいいというだけではない。そ

の辺をきちんと管理できているのか。

(福祉部長)

 それぞれの福祉村から、身近な生活支援であるとか、そういったもの

の、報告を私どもではきちんとまとめております。ですから、福祉村の例

えば先程出ました富士見地区であるとか、そういったところから年度が終

わってきますと、どういった身近な生活支援活動をしました、またはこう

いったところはお断りしました。それから総数では何件の身近な生活支援

の活動の関数がありました。それから、サロンの開催はこういった形で年

間開催しています、というようなことは各福祉村から頂いておりますの

で、議員ご指摘の通り、そこの今ある17地区の細かい活動状況について

は市民の皆様にきちんと伝わるようにしたいと思う。

【金子議員】

 コーディネーターが、100万から110万でてるというとで、これ人

口割合もあるということであるが、このコーディネーターの報酬、先程

は報酬ではないと言っていたが、報酬でなくて、要するに人件費じゃなく

て活動に不可欠な部分の支給という答弁をしたが、これはどういう内容

か。

(福祉部長)

 例えばコーディネートチーム、これは複数でチーム構成されているが、

そういった構成員が相談対応する際の通信運搬費であるとか、資料の作成

の印刷製本であるとか、または、資質向上のための研修会等の開催経費も

そこから出すと。それから、その他、研修会を受講する際の交通費、それ

から研修参加費ですね。先程、資質向上のための研修会を開催する場合

に、またコーディネーターの経費の中から出すというところである。それ

から会議で会場を借りたりする場合が出てきた場合に、そういった時の会

場賃借料。それから家庭訪問時等の交通費が必要ならば、そこで、この経

費の中から。それから、物品を借用したり、また共用品ですね、消耗品の

購入代であるとか。それから他団体との会議の調整経費。そういったとこ

ろでのお金、これ実施弁償的な経費ですが、そこを想定している。

【金子議員】

 リース方式を富士見地区でやっているが、当然、他の地区でもこれが適

用できるということでいいか。

(福祉部長)

 リース方式が他の地区でできるか。先程、答弁したが基本的に福祉村は

当初から公共施設が使えるところは、とにかくそこはどのような方法か、

検討して使える方向で検討していくと。もし、それがダメならば、家賃を

払って民間の借家というような順番で考えている。しかし、こういった財

政が厳しい中で、ここ3地区福祉村を連続して立ちあげていく中では、や

はり先程申しあげたとおり、地区内で福祉村の拠点をどうしようかという

議論がありますので、そこでいきますとやはり限られた施設の中で有効活

用していこうという中で、ここ3か所はですね連続して公民館の一部を使

う、それから一つの地区は自治会館の一部を使うというような形の方向性

でなるべく、既存の施設を有効活用していく方針である。




.                         つづく