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神奈川新聞・4月13日発行
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4月12日(火)湘南ひらつか七夕まつり実行委員会が急きょ
開催された。出席者は約50人。その席上、市長は今年の七夕
まつりを中止すると表明した。
議会には4月8日(金)午後、鍵和田副市長・経済部長・商業
観光課長が、正副議長に面談を申し込んだ。議長室で七夕
中止の市側の意志が伝えられた。
議長としては、この案件は突然の申し出であり、重大かつ
大問題であるとの見解を示し、『了承しかねるので七夕実行
委員会で議論すべきである』とし、5分間で話し合いは決裂
した。
議長としてその後、急きょ議員の意志を問うため、会派代表
を通じこの件の確認をした。結果、七夕中止には反対し、
積極的に七夕開催を市民と一丸となって開催したいとの意見
でまとまった。
大蔵市長の任期は4月30日までであるので、現在市長選に
立候補している3人に議長として七夕中止の是非を尋ねた。
3候補とも七夕開催に賛成との意志を確認した。
これらを踏まえて12日の実行委員会に出席した。実行委員会
は会長は市長、副会長は市議会議長・福沢商工会議所会頭・
升水商店連合会会長。
会議は冒頭、升水副会長より中止反対の意見、次に福沢
副会長も中止反対の発言であった。
これらを踏まえて、市議会議長として議会の考えを発言した。
『このような重要な時機なので市民・関係団体・行政・議会一丸
となって開催すべきであり、節電のため夜景のコンテスト中止・
イベントの一部中止などの規模の縮小をはかり、開催する事
に賛成』との主旨で発言した。
市長は中止の態度を崩さず、大激論になり会議は紛糾した。
市長の任期は残り2週間余りなので、新市長を含めて議論
すべきであるという事を市議会議長・副議長は発言した。
七夕開催賛成は商店街関係者を含め7人、反対は2人、中立
2人。会議は2時間を超えた。
最後に議長として『この場で結論を出さず、再度協議すべきで
ある』と発言し、市長もそれに同意、『市は実行委員会に七夕
中止を申し入れたが、更にこの委員会で協議する』と意志表示
した。
なお、この会議に出席する前、全国議長会で交友を深めた
青森市議会議長に電話し、『ねぶた』開催を問い合わせたところ
開催するとのこと、また、『仙台七夕』も予定通り開催するとの
ことです。