おかあさんといっしょ(NHK放送センターにて)
中学校給食実施については、平成14年9月議会で最初に
取り上げ、10年を経過しています。
その後、中学校給食が実施できない場合は、暫定的に
業者弁当を校内で販売するよう私が提案して、実現されたのが
現在教育委員会で言っている業者弁当です。
これは横内中学・金旭中学で実施され好評になり、
最盛期は10数校になりました。
しかし、現在は浜岳中学・大洋中学だけとなっています。
平成23年6月議会質問で、中学校給食実施の問題を
取り上げました。
質問の主旨は、「市長は選挙政策で中学校給食の実施の
検討をすると、市内ローカル紙に意見広告を出しているが、
どのように考えているのか」ということです。
答弁は、「生徒を中心に給食が良いか、弁当が良いか、
研究・検討して前向きに取り組もうという意味で、調査等を
しながら議論します」と発言しています。
大蔵前市長時代、「学校給食調理場検討委員会」が設置
されていました。
この委員会は現在の共同調理場の耐震診断の対応、
磁器食器の導入の議論の場でした。
急きょ名称・内容が変更され、平成23年7月より「学校給食
検討委員会」となり、この中に中学校給食の検討という事項が
追加されました。
23年10月、「中学校での昼食(給食)に関するアンケート
調査」が市民3000人、費用120万円で実施されました。
平成24年6月、教育民生常任委員会で「このアンケートの
内容は、土地取得金額・方法・建物建設費等の数字に、行政に
誘導された項目が有り、不適当ではないか」と私が質問
しました。
その時の教育委員会の答弁は、「アンケート調査は学校給食
検討委員会で、調査・研究・市民の考え方を把握するための
討議資料とする。集計結果が即その意向に結び付かない」と
しています。
「学校給食検討委員会」の答申が1月に実施されます。
これを受けて教育委員会は今後の中学校給食の方向性を
出します。
中学校給食は各地方自治体で実施・検討する場合によく
使われる手法として、「中学校給食あり方検討会」を
立ちあげて、その場で議論しています。
平塚市もこの方法が妥当だと、私は考えています。
この検討会は、教育関係者、行政、公募市民、小・中学校
PTA他で構成され、その中で平塚方式の中学校給食実施の
議論がなされ、実現されるのが最善の方法であると考えて
います。