金子修一 平塚市議会議員

 
2013/09/11 7:59:54|政策
平塚市・ツインシティ整備推進事業
 この事業については私のブログでも2回取り上げています。

 寒川町にJR新幹線・新駅を誘致するということです。

 その西側出入口として相模川に新橋を架け平塚市側 大神地区に

大規模な土地(現在 田・畑等の調整地域)を整備して、住居系・商
 
業系・産業系の土地開発をするということです。

 現在、この開発のため“ツインシティ大神地区土地区画整理組合

設立準備会”ができています。

 この開発に反対して大神地区には“地主の会”もあります。

 この準備会に24年9月 平塚市は4,000万円の補助金を調査費

等の名目で出費しています。

 しかし、この9月市議会に改めて補助金として12,600万円の
 
補正予算が提出されました。

 9月9日(月)〜9月12日(木)までの市議会本会議にて5名の
 
議員が関連の質問をします。

 この事業には神奈川新聞がいろいろ問題点を取り上げて記事にし

ています。

 9月10日(火)にはTBS“噂の東京マガジン”(日曜日 午後1

〜2時放送)で議会質問が撮影されました。

              放送予定日は後日お知らせします。

 平塚市議会の考え方が市民より問われる問題となりました。







2013/08/29 7:57:29|政策
平塚市・ツインシティ整備事業

  ツインシティ大神地区              拡大図
  まちづくり計画頭


 寒川町に新幹線駅新駅を誘致するという構想は、相模川に新橋を

かけ対岸の平塚市大神地区側にも出入口、即ち“新たな街をつく

る”というのがツインシティ整備推進事業です。

 この計画はまず、新幹線が寒川駅に停車するのがいつか?(JR

はまだ明示していません)。

 その寒川側と平塚市側に橋が架かるのはいつか?という疑問が

残ります。

 しかし現在、この大神地区にツインシティ大神地区土地区画整理

組合設立準備会が出来ています。

 これは新幹線寒川駅の平塚市側出入口ということで、大神地区の

一部を組合施工で市街化にするということです。

 平塚市はこの組合準備会に、平成24年9月議会に調査費等との

理由で4000万円の補正予算を提出し、可決されました。

 議会側は調査費等ということで、大規模事業なので必要であろうと

いうことでした。

 しかし、この9月議会にまたこの組合設立準備会への補助金とし

て、下記内訳費用の1/2の1億2600万円の予算が提案されまし

た。

 内訳 @準備会へのアドバイザー費用 2100万円

    A組合設立に向けた準備作業の費用 2億3100万円

 組合設立準備会の助成する理由について、平塚市は平成24年5

月に全地権者のうち2/3以上の地権者の署名を添えて、土地区画

整理法により市に申請されたので補助金を交付するということです。

現在、平塚クラブは組合設立準備会の地権者が果たして2/3以上

いるかどうかの確認を市に求めていますが、現在まで内容が明示さ

れていません。

 9月議会定例会 最終日の議決までに行政がどのように対応する

か注目されます。


 

 尚8月21日、都市整備課資料によると〜

 土地区画整理事業の概算総事業費 約220億円

 平塚市の負担額    約40億円

 想定事業期間       約15年間

〜ということです。








2013/08/24 7:57:16|平塚・地区行事
平塚八幡宮・若宮社の例大祭
平塚八幡宮祭礼                若宮社御輿        歩射神事
(神輿宮出し)             (パールロード商店街
                      ・モスバーガー店前)


〜街なみウオッチング〜

 8月15日(木)、平塚八幡宮の例大祭が式行されました。

 午前中 祭事、午後6時より見付町・崇善公民館前広場で神幸祭を

実施、紅谷町・スターモール商店街を通り、大門通り、平塚八幡宮と

「御輿」(みこし)の渡御が執り行われました。

 今年より「御輿渡御」の時間帯は車両通行止めになりました。

 8月16日(金)、平塚八幡宮の末社、若宮社の例大祭が実施され

ました。平塚八幡宮で午後 祭事のあと、紅谷町・まちかど広場で午

後5時より「お旅所祭」が催されました。その後、「御輿」は紅谷町・

パールロード商店街、大門通り、の順で平塚八幡宮に宮入しまし

た。

 パールロード商店街の「御輿渡御」の中途、モスバーガー店に御輿

の先端を入れる(写真)光景がありました。お客さんの大入りが期待

できるでしょう。

 両日とも中心市街地に、台車の太鼓と御輿のかけ声でにぎやかな

2日間でした。

  .







2013/08/18 6:53:12|政策
市議会教育民生常任委員会
                     JR 福井駅


福井市教育委員会視察報告より

 
 本年7月、平塚市議会教育民生常任委員会は福井市教育委員会

に視察に行きました。視察目的は「福井市の学力向上の取り組みに

ついて」です。

 説明員は福井市教育委員会教育総務課です。

 福井市は「住みよい市」で全国1位。中学3年生、小学校6年生で

全国学力テストでは秋田と1位・2位を分けあっています。

 福井市の人口は約26万5千人(平塚市25万9千人)です。

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★視察所見★
                                           教育民生常任委員会 委員 金子修一
【福井県福井市】  

◆学力向上の取り組みについて

 福井市の学校数は、平成25年4月1日現在、小学校50校(児童

数14299人)、中学校23校(生徒数7134人)、他に幼稚園17園

と1分園(園児数234人)が小学校に併設されている。小・中学校の

最小生徒数は17人、最大710人。生徒は中心地が減少し、郊外に

多くなってきている。中学校給食は実施している。2学期制は、平成

19年度より全小・中学校で実施。

 学校教育目標は「郷土福井に誇りを持ち、たくましく生きる子供の

育成」学校教育方針は「学びの一貫性と確かな接続」ということで、

「中学校区教育」の推進に取り組んでいる。これは「保・幼・小・中の

学校間」「学校から地域へ」ということで、つながりを強め、学校の一

貫性を重要視している。幼・小・中の交流を重要視し、児童・生徒間

交流は中学校区平均16.3回になる。地域との関係では「教育ウイ

ーク」を開催。1週間、地域の人が授業参観できる。

 学力状況と取り組みは、平成24年度全国学力・学習状況調査で、

中学3年生の算数数学Aと理科が全国1位となっている。「トップの

子供がいるわけではないが、出来ない子供が少ない。アベレージで

全国平均より上」と分析している。

 教育委員会指導室の職員数は幼稚園を含め8名。意外と少ないと

感じた。学力を支えていると考えられるものとしては、授業づくり、す

なわち指導主事の学校訪問は年2回で、すべての教員の授業をみ

る。全員参加の研究協議会。学力調査の継続的な取り組み。福井

県学力調査は、今年度で62回目。小5と中2対象。ライフパートナー

制度があり、大学生が小・中学生の話を聞く。

 福井市教育委員会の特色は、「教員の熱意によっている。」と説明

があった。

その内容は「学習会、生活ノート(日記)、家庭訪問、個人面談、部

活動、宿題(非常に多いと説明があった)」と、先生の仕事は相当き

ついと感じた。塾に通う生徒は少ない。

 視察の感想は、福井市は学校、家庭、地域と行政の3者間の結び

つきが確立されている。本市の指導主事と同程度の人員で、全国レ

ベルのトップクラスの実績を維持できている説明を受けると、本市教

育委員会の意識改革が本当に必要であり、真剣な改革を提言した

い。


 







2013/08/09 7:59:41|議会
平塚市議会6月本会議 質問と答弁
       

平塚市議会6月本会議 質問と答弁
                     
                                   (金子修一議会質問より)

 6月17日、平塚クラブとして総括質問30分を実施しました。

 質問と答弁は以下の内容です。

 この内容は8月に入り「議会だより」として各家庭に戸別配布され

ています。


 〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜


家庭ごみの有料化



 市の廃棄物対策審議会は、家庭ごみの市の家庭ごみ収集の有料

化に関する意見を市長に答申した。有料収集は近隣自治体も実施

しているが、本市はどう考えているか。

 

市長

 大磯町、二宮町とのごみ処理広域化計画で「家庭系ごみの有料

化」の検討を掲げている。有料化には十分な審議や、広く市民から

の意見聴取を行う。

 



 「戸別収集方式」も導入してはどうか。

 

市長

 有料化と合わせて実施している自治体も多い。制度設計には十分

な研究と議論が必要と考える。

 



 ごみ収集を民間委託したらどうか。

 

市長

 部分委託を含めた検討が必要である。選択肢の一つとして検討し

ていく。

 

小学校の修学旅行



 県内の小学校で、宿泊を伴う修学旅行がないのは平塚市だけだ

がなぜか。

 

教育長

 校外行事は各学校が計画しており、結果として実施していない。

 



 教育委員会として、実施を指示できないのか。

 

教育長

 保護者との話し合いを基に、実施する場合は許可をする。これを

機会に、校長会にも議論してほしいと伝えたい。

 

給食調理場の民間委託



 学校給食調理場の民間委託について考えを伺う。

 

学校教育部長

 平成26年4月からの導入に向けて、検討と準備を進めている。

 

土沢スポーツ広場指定管理の問題点



 パークゴルフ場をはじめとする土沢スポーツ広場の運営について、

指定管理者制度への移行が予定されている。この施設は1億

7800万円を投じて平成22年にオープンしたが、5470万円の累積

赤字を抱えている。指定管理の導入で赤字は改善されるのか。パー

クゴルフができるグランドは四之宮にもあるが、市の助成を受けず

に地元のボランティアが立派に運営している。

 

社会教育部長

 民間のノウハウを生かし、利用時間の拡大などで、利用者の増加

による増収に努めたい。

 



 指定管理は原則5年だが、短縮して赤字の垂れ流しを見直すこと

も「勇気」ではないか。

 

市長

 予算を使うからには、しっかり検証してから運営する。

 



 四之宮のグラウンドも県の土地だが、地元の人たちが一生懸命管

理している。土沢では、5年の指定期間で1億円以上の赤字が出

る。指定期間は3年を提案したい。見直しは市長の英断にかかって

いる。

 

市長

 受益者による負担も含めて十分考えたい。一定期間が経過した

ら、効率性の検証をしたい。

 

中学生の警察補導



 市内中学生の補導件数は、平成23年が1568件、24年が961

件で、内容は80%が深夜徘徊、20%が喫煙であった。対応には地

域や家庭の協力が必要だと思うが、どのように体制を構築するの

か。

 

教育指導担当部長

 地域で児童生徒の問題行動や前兆に対応し、指導・支援を行う事

業を展開している。家庭への働きかけを強化するため、行政やスク

ールソーシャルワーカーも連携して予防・改善に努めていく。