平塚市議会6月本会議 質問と答弁
(金子修一議会質問より)
6月17日、平塚クラブとして総括質問30分を実施しました。
質問と答弁は以下の内容です。
この内容は8月に入り「議会だより」として各家庭に戸別配布され
ています。
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
家庭ごみの有料化
問
市の廃棄物対策審議会は、家庭ごみの市の家庭ごみ収集の有料
化に関する意見を市長に答申した。有料収集は近隣自治体も実施
しているが、本市はどう考えているか。
市長
大磯町、二宮町とのごみ処理広域化計画で「家庭系ごみの有料
化」の検討を掲げている。有料化には十分な審議や、広く市民から
の意見聴取を行う。
問
「戸別収集方式」も導入してはどうか。
市長
有料化と合わせて実施している自治体も多い。制度設計には十分
な研究と議論が必要と考える。
問
ごみ収集を民間委託したらどうか。
市長
部分委託を含めた検討が必要である。選択肢の一つとして検討し
ていく。
小学校の修学旅行
問
県内の小学校で、宿泊を伴う修学旅行がないのは平塚市だけだ
がなぜか。
教育長
校外行事は各学校が計画しており、結果として実施していない。
問
教育委員会として、実施を指示できないのか。
教育長
保護者との話し合いを基に、実施する場合は許可をする。これを
機会に、校長会にも議論してほしいと伝えたい。
給食調理場の民間委託
問
学校給食調理場の民間委託について考えを伺う。
学校教育部長
平成26年4月からの導入に向けて、検討と準備を進めている。
土沢スポーツ広場指定管理の問題点
問
パークゴルフ場をはじめとする土沢スポーツ広場の運営について、
指定管理者制度への移行が予定されている。この施設は1億
7800万円を投じて平成22年にオープンしたが、5470万円の累積
赤字を抱えている。指定管理の導入で赤字は改善されるのか。パー
クゴルフができるグランドは四之宮にもあるが、市の助成を受けず
に地元のボランティアが立派に運営している。
社会教育部長
民間のノウハウを生かし、利用時間の拡大などで、利用者の増加
による増収に努めたい。
問
指定管理は原則5年だが、短縮して赤字の垂れ流しを見直すこと
も「勇気」ではないか。
市長
予算を使うからには、しっかり検証してから運営する。
問
四之宮のグラウンドも県の土地だが、地元の人たちが一生懸命管
理している。土沢では、5年の指定期間で1億円以上の赤字が出
る。指定期間は3年を提案したい。見直しは市長の英断にかかって
いる。
市長
受益者による負担も含めて十分考えたい。一定期間が経過した
ら、効率性の検証をしたい。
中学生の警察補導
問
市内中学生の補導件数は、平成23年が1568件、24年が961
件で、内容は80%が深夜徘徊、20%が喫煙であった。対応には地
域や家庭の協力が必要だと思うが、どのように体制を構築するの
か。
教育指導担当部長
地域で児童生徒の問題行動や前兆に対応し、指導・支援を行う事
業を展開している。家庭への働きかけを強化するため、行政やスク
ールソーシャルワーカーも連携して予防・改善に努めていく。