いよいよ実習です。まず溝を20cmほどに均等に掘ります。金串(1.8m)2対並べて刺します。(計:3.6m) 最初の畔シートを埋める際に角度10度になるように置きます。これが最初のコツです。そのシートに塩ビパイプの赤土をパイプひっくり返す要領でシートに入れます。パイプの土は6−4の割合で角度が付いています。シートの長さ1.4mの後方部10cmには土は不要です。薯の成長にしたがい土がシート内をずれ落ちて来るので最後まで土が広がるのだそうです。実際に鈴木さんと実施してみました。シートとシートは20cm間隔で埋めて行きます。2対の金串で18個埋めることになります。塩ビパイプ14個を空にしたら舟まで行き赤土を掬って畦まで運びます。埋め終わると最初の金串のシートを圃場の土で寄せて足で踏み固めます。そしてその金串を次の金串を先頭が平行になるように刺します。後はこの繰り返しです。するとシートの上端は地面とほぼ同じ高さで埋めされることになります。その後に今度は塩ビパイプに赤土を目一杯に掬います。(盛り上がるくらいまで) それをシートに被せながらシートの先端を広げて行きます。カット薯がシート先端の中央に来るように広げるのです。最後にマルチを敷きます。マルチの上に畦の土を載せてマルチが固定されるようにしながら畦全体にマルチを敷いて行きます。目立ち棒をシートを先端から5cmの所に刺します。最後に2cmほど覆土します。こうすると畦の高さは地面は2−3cmほどの盛り上がりになります。目からうろこです。鈴木さん:本当にありがとうございました。 |