Saint Grand 2017 サン・グラン La Souricière 2017 ラ・スリシエール №101 フランスはラングドック&ルーションの2017年のワイン。 フランス全土の5分の1ぐらいのワインを生産している。 ルーション地方は南フランスのスペインと国境を接しカタルーニャの影響は大きい この地方の土壌はシストと呼ばれる結晶片眼、泥灰岩、玉砂利と粘土石灰。 ミルフィユのような薄いスレート状の層が重なっている。 ぶどうの根は地中深く伸びミネラルを豊富に吸収。 このワインはネゴシアンのジャン・プラ・セレクション。ジャン・プラ氏が手掛けるワイン。 彼はこの地で生まれ、ブルゴーニュで5年間ワインの修行。 後に故郷でのワイン造りに専念するためルーション地方に拠点を置く。 ワインを広めたいという地元のワイン生産者のためにネゴシアンとして活動。 サスティナブル農法に力を入れ景色や環境を保全し土地の価値を高める努力を惜しまない。 クオリティーの高いワイン造りに貢献している。 サン・グラン は カリニャン100%。 カリニャンは主に単体でのワインは少なくブレンド用のワインが多い。 しかし、古木からは高品質なワインが造られる。 タンクにて低温醸造発酵から8ヶ月間タンクで熟成。 平均樹齢70年~90年の葡萄の古木から収穫したカリニャンから造りだすワインは 10年程度瓶内熟成が可能。 ラ・スリシエール は ピノ・ノワール70%、グルナッシュ・ノワール 30%のブレンドワイン。 グルナッシュが絶妙なアッサンブラージュで素晴らしいバランスに仕上がったワイン。 5年程度瓶内熟成が可能。 エチケットには可愛らしい動物が描かれている。 サングランはドラゴン? ラ・スリシエールはマウス? ジャン・プラ氏と姉妹が描いたものらしい。 コルクの色はレッドやブラウン、グリーンなど、他にもあると思います。 ラベルと同じ絵が描かれている。遊び心満載。 気軽に楽しく飲めるワインのコンセプトとして一役買っている。 イメージとして良くできていると思う。 個人の感想 両方とも少しレンガ色に近いガーネット色。 プラム系の果実の香り・タンニン、酸味のバランスも良く口当たりはいい。 最初のアタックは違うが、どんどん飲んでいると酔いもあり区別がつかないかしら。 パーティーなどにもってこい。ラベルの絵柄も可愛く華やかになると思う 最初にサングランを購入。かなり気に入った時にラ・スリシエールを発見。 気になり購入しようとしたが品物が無く店にキャンセルされ、なかなか手に入らない。 3日検索して注文。またキャンセル通知が来るのかと思ったがセーフ。無事届く。 1000ぐらい。(品薄の方は高い取引しかなかった・・・ちょっと出費かな) 「自分が経験したことは理解していると思いこんでいる人がたくさんいる」と ドイツの偉大な人が言っていた。その通りかな。 今宵はワインを飲みながら経験は生かされているのか自分を考えてみようかしら。 |