Coribante Salento 2019 (コリバンテ・サレント)
№97 南イタリアのプーリアのD.O.C.サリーチェ・サレンティーノのワイン。 サリーチェ・サレンティーノはコムーネと言った国の最小単位の自治体かな。 日本で言うと町や村のその一角みたいな地区かしら。(ちょっといい加減かも) 最近プーリアのワインを飲む機会が多い気がする。好みと言っていいかも。 前にも述べたと思うが、気候は地中海性気候で気温が高く、夏は乾燥し雨量が少ない。 赤ワインが多く、DOCの基準ではネグロ・アマーロ種を最低80%以上の使用が定められているらしい。(正確には分からない) マルヴァジーア・ネーラ種との混合が多いようだ。 ワイナリーはカステッロ モナチ社。歴史は古く1480年建てられたモナチ城がベース。 ワイン造りは1800年以降(?多分)と歴史は古いが、ワイナリーは1975年頃に創設。 2000年に入ると近代的な設備や醸造技術で高品質のワイン造りが始まる。 古城は改築によりホテルとレストランを持合わせ自然を配慮した施設になっているようです。 ワインは前年収穫醸造されたマルヴァジーア・ネーラと当年収穫醸造したシラーをブレンド。 マルヴァジーア・ネーラについては醸造後にバリック(小樽)で12ヶ月間熟成。 シラーはステンレスタンクでマロラクティック発酵が終わった段階でブレンド。 また、ワイナリーは自然保護の一環でクリーン電力やコルクやラベルの印刷、ボトルなどを含め 栽培から製品までワインに関した一切は環境に配慮したものとなっているようです。 ラベルに描かれた鎧と6レモンとあるけどどれなのかしら?城の歴史を物語っているとか。 Mマークの中心線は地図で言うと畑に通る子午線ですって。??粋ですね。 シラー60%、マルヴァジーア・ネーラ40% 個人の感想 濃く深いガーネット色。ベリー系の芳醇な香り。口当たりはなめらかでフレッシュ。 一瞬甘味を感じるが複雑な味わい。独特な南イタリアのワインかしら。1300ぐらい 「どんな芸術家でも最初は素人だった」とアメリカの思想家が言っていた。 その通り、経験もなく最初から出来る人は稀である。 繰り返す学習が、どんな事へも普通にこなせるのかしら。 今宵はワインを飲みながら、更なる進展のための微妙なコツを見つけようかしら。 |