有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2011/07/08 21:41:45|竹とんぼの面白さ
手回し蓄音機ならぬ手回しガリガリとんぼ

久しぶりのブログ書き込みです。

円板(一枚45円)の中心に孔を開けます。
近くのホームセンターで一番安く手に入ったもので、直径60mm、厚さ10mmの木製の円板です。中心の孔はΦ5mmです。

 あるものを一挙に10数個作りたいための工夫です。ガリガリとんぼをご存知の方が多く居られるでしょう。ギザギザをこすると先端に付けた羽根がぐるぐる回るおもちゃです。
おもちゃとはいうものの何故回るのかを説明するのがなかなか難しい。
こする代わりに振動を発するからくりを思いつきました。巧くいくかどうかはこれからの工夫次第。

 円板を串刺しにし、100円ショップで購入したランチョンマット(竹すだれの小型版)の網糸の間隔と円板の位置を調整し、ボンドをたっぷり付け海苔巻きを作る要領で巻きます。
完全に乾くまで太目の釣り糸でぎしっと絞り込みます。
 ランチョンマットの竹串一本ずつの間隔を均等に保ち平行に接着します。接着剤は円板の幅一杯に塗りこみます。完成状態では、円板を一枚ずつ独立した部品とするため、竹串のピース(10mm幅となる)が外れないようにするためです。
 円筒を釣り糸でぐるぐる巻きにする時に、円板の板幅の真上に釣り糸が位置するよう注意しながら巻きます。円板と円板の間に釣り糸が巻かれると、竹串がへなり平行な形が保てなくなります。

 どんな目的の部品なのかは次回以降に紹介していきます。
 
 写真1 円板 Φ60×t10mm  孔Φ5mm
 写真2 円板の串刺しとランチョンマット
 写真3 接着剤の塗布
 写真4 太目の釣り糸でぐるぐる巻き、乾燥を待つ
 







2011/03/31 13:29:16|お知らせ
東北地方太平洋沖地震の被災に遭われた皆さんへの義援金について
協会本部からのお知らせです。

この度の地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げますと共に、1日も早い復旧をお祈り申し上げます。
被災当初には連絡の取れませんでしたが漸く、皆さんの安否が分かり一安心した次第です。
被災された皆さんにはこれから色々なことがあると思います。全国の竹とんぼ仲間の皆さんのご支援をよろしくお願い致します。
 各地から、お見舞い等に関する問合せが届いています。
協会としての対応を下記のとおり決定しましたのでご連絡いたします。

                  記

1.金額: 本部費用から100,000円寄付します。     
2.義援先:神奈川新聞社厚生文化事業団へ口座振込します。
      新聞の寄託欄に名前が掲載されます。
      口座番号00260-2-8485
      被災されたメンバーに直接お渡しすることも思慮しましたが、
      被災の程度など判断の付きかねる点もあり、協会としては公の義援先を
      選定しました。
3.協会への寄付
      協会としての義援金は100,000円とし、
      これ以上の寄付は会員に要求は致しません。
      この義援金で不足とお考えの方の個人的厚意は自由と致します。
4.会員へのアナウンスメント
 1) 北陸大会で黙祷後、大会前に趣旨説明を行います。
 2) 「夢中人」5月号に関連の記事を掲載します。

 皆さんと共に一日も早い復興を願い、竹とんぼを作れる環境が整うことを祈願いたします。

                          国際竹とんぼ協会 
                          役員委員一同
                         (末松、松井、吉津、白鳥)







2011/02/27 21:30:35|竹とんぼの面白さ
築地で手作り串を発見・・・寿司よりも竹串を購入

 月に一度ボランティア活動のお手伝いに築地市場の近くに出掛けます。

 場外市場にある調理器具屋さんで竹串を見つけました。
「世界屋」さんという号のお店だったと記憶しています。
最近の加工品ではないなと直感し、手にとって見ると日本製で、しかも手作りの様相を呈しています。木綿糸でぎっしと束ねられ、ビニールの包装に確りと梱包されています。ラベルの文字を見てください。旧文字体です。ラベルも貼っているのではなく、巻きつけてあるだけで、如何にも昭和40年代頃の雰囲気です。
 
 竹の材質は硬く真直ぐでした。今はやりの100mmとんぼに最適と思い購入した次第です。□2.6mm×150mmの寸法でした。お値段は200本で700円ほどでした。

 近くの卵焼きを買いボランティア会場に向いました。

 帰りに浅草まで脚を伸ばし寺町の散策としゃれました。通りの角からスカイツリーが見え、不釣合いな情景に見とれました。







2011/02/26 22:40:47|活動の様子
東京臨海広域防災公園(そなエリア東京)で竹とんぼを飛ばそう

 2月中旬、東京臨海広域防災公園に行ってきました。
 この公園を管理する会社から「竹とんぼ教室」などの催しを開き、来場者を呼込みたい。是非協力願いたいとのことでした。
この公園は、名前のとおり大震災などの非常時に支援救援基地となるところです。施設内には防災体験学習施設があり、災害時の体験学習ができます。
体験しました!!
 ヘリポートも広大で、大型ヘリが7機駐機できる大きさです。チヌークヘリがとても小さく見えます。
芝生の部分も広大です。訪問当日は風が強く距離競技向けでした。前面が海ですから風は仕方ないかもしれません。
 
 竹とんぼ教室の開催について打合せ後、管理棟屋上にて担当の方から施設の説明を受けているところです。

 競技大会や竹とんぼのみならず各種イベントが可能とのことです。無料です。
4月10日に竹とんぼ教室を計画しています。実施要綱が纏まり次第皆さんのご協力をお願いします。

 この会社は全国の30数箇所公園を管理しているとのことです。この機会に友好な関係を創りたいものです。







2011/02/25 22:39:40|竹とんぼの面白さ
船のプロペラを良く見ると・・・・挟み込み軸の原型?

 2月初旬、法事のため帰郷しました。
 今は静岡市となっている元清水市です。
 清水港の岸壁には深海底探査船「地球」が停泊していました。帰省した当日は岸壁に接岸していましたが、運悪くカメラを持っていないため近くでの撮影はできませんでした。
翌朝、再度港に出掛けましたが早朝出港した後でした。遠くに見覚えのある鉄塔がゆっくり動いています。出港したばかりの「地球」のやぐらです。三保半島沖をゆったりと(デッドスロー:微速前進)航行中の船影を捉えました。「地球」のHPでは何処にいるかをリアルタイムで教えてくれます。今日現在は清水港に停泊中です。
 
 三保半島の一角にあった造船所に配属され、青春時代の真っ只中を過した懐かしい思いがよみがえってきました。
この港から、引き渡した外国船に保証技師として乗船し、晴れがましく出港した情景が浮かんできました。当時のクレーンが遠くに霞んで見えました。
 
 港には漁港区画があり、漁船が陸揚げされていました。目の行くところは「竹とんぼ屋」の悪い癖で「プロペラ」に向います。今流行の挟み軸の原型を見るようです。ボス部の羽のピッチは90度(軸に平行)で翼端に向うほどピッチが小さくなっています。
市役所の玄関脇には貨物船のプロペラが展示されています。このプロペラの翼の捻りも良く判りますね。
 
 若かりし頃、仕事でプロペラや機関室の設計に携わっていましたが、その当時はまさか竹とんぼに嵌まるとは思ってもみませんでした。