有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
まっている遊び・・・よじ登り狸 から ゴリラへ

 お登り狸が確実に登り、作り方にも慣れてくると物足りなくなりました。
もっとリアルな動き方は出来ないものかと試行錯誤。試作試験の坂道が待っています。

 「ハの字」を作る部品と紐が円滑に滑り、左右の首振り運動を起こすものであれば、形は付録であることに気がつきました。

写真ー1 
試作のゴリラの正面の姿です。

写真ー2
同上、裏側の様子です。
肩に相当する水平な竹材に小さな孔が見えます。破線のハの字の箇所に孔が貫通しています。幾つもの孔があるのは、試作試験の傷跡です
左右の手に相当する部分に孔を開け紐を通し、肩の動きに対応した腕を伸ばす動きを再現しようとしたものです。
 肩の部分にあける穴は45°に近く、穴あけが難しい欠点があります。


写真ー3
写真ー2では肩の部分が水平でした。どうも動きがぎこちなく、振幅が小さく満足できません。
そこで、肩の部分の部材を水平から両端上がりの形としました。これにより、「ハの字」の孔は部材に直角に開けても十分機能することが確かめられました。

写真ー4
同上、右の紐を引張った状態です。
試作試験体なので、厚紙に竹材を貼り付け角度を変えたりの試行錯誤をしたものです。







はまっている遊び・・・よじ登り狸 その2

よじ登りの狸さんの竹の輪を作ります。

左右2本の紐を「ハの字」に折り曲げ、曲りの大きさと紐の張力の組合せにより「ハの字」を構成する物体が紐に沿い動きます。

ここでは、竹の輪を使った「ハの字」物体を作ります。

写真ー1
竹の輪に4個の穴を開けます。穴の配置は説明図(5月22日)に示しました。

写真ー2
紐を通した状態の図。上から見た写真です。

写真ー3
同上、下から見た状況です。

「ハの字」を構成できれば、細い竹、ストロー等の筒をハの字に並べても可能です。

写真ー4
組立要領図です。
あるボランティア団体の皆さんと作って遊んだ時のポンチ絵です。

竹の輪に貼り付けるイラストは、季節的なものや、動物・昆虫などを選び、色塗りを楽しむこともでき、子供たちも大喜びです。

子供の頃、縁日で見かけそれは、マッチ箱に漫画が描かれた様なものだったと記憶しています。夜店のカーバイドの臭いを懐かしく思い出します。







はまっている遊び・・・部品チェック図
オランウータン(森の人)かゴリラかは定かではありません。

部品の照合が大変な齢の方々の為でなく、自分が愉しみ、その愉しみを与えてくれた諸先輩に感謝です。







はまっている遊び・・・よじ登り狸
よじ登り狸の駆動部分です。


図のような具合で竹の輪が左右に揺れて登ります。
原理というか理解したなりのことを図にしてみました。







はまっている遊び・・・工夫の辛さ・愉しさ

 竹とんぼ仲間と呑みながら暫し楽しく、帰りの電車が無くなる寸前まで会話を聞きたい。
飛び乗った電車の中でメモしました。
どうにも動かない、足が短い、付け根の動きがおかしい。竹とんぼの羽根の大きさ、軸芯からの寸法と同様、作ってみると単純なほど難しい。
ごまかしが効かない。

写真ー1 
 メモ帳・・・・試行錯誤・・・言葉は必要以上に要らない・・・・親父に怒られました。大正生まれでした。
図面は、消しゴムで描け。最初から巧くいくと思うな・・・・あの教訓が今、役に立っています。

 忘れないように纏めたいのですが「竹とんぼ仲間」は「呑兵」が多く、素面では帰れません。そのお陰でアイディアをいただけるのです。


写真ー2
大きく前進するためのとことんまで縮める。

写真ー3
グワーと背伸びする。

写真ー4
伸びきったまでは巧いのですが、縮めるのが工夫のしどころ。


 試作段階・・・・竹とんぼ仲間には、常に前向きの方が居ります。
その方の作品を真似て挑戦したものです。
なんとか登りますが、まだまだです。