有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2014/07/19 19:41:28|雅な竹とんぼ
友禅用紙の型どり


写真1
羽根の製作と並行し、羽根の表面を飾る友禅千代紙を調達します。
15cm角の裁断済みの和紙です。
 

写真2
15cm角の用紙から切取るには、羽根の外形より5mmほど大きめの型板を厚紙で作り、外形を鉛筆で罫書きます。捨てる部分をなるべく少なくなるように配置します。5枚の型が取れます。
 

写真3
近くの工芸店でA4判の大きさの友禅絵柄を購入しました。150機の雅竹とんぼを飾るには15cm角の用紙では型を取るのに大変なため用紙を大きくしました。
 

写真4
A4判の用紙に型を写すには型紙も工夫します。
一枚ずつの型紙では腱鞘炎になりそうですから、A4の厚紙に型を抜きその内側を鉛筆でなぞり一挙に描きます。この治具を作るのに時間はかかりましたが、10枚以上の用紙に型を描くのに30分も要しない結果でした。
 







2014/07/14 22:07:03|雅な竹とんぼ
友禅とんぼの生まれる場所

150枚の羽根材を削るにはそれなりの治具が必要です。
10cm長さの初級とんぼを削る台では幅が狭いため、幅広の削り台を用意しました。
大層なものではありません。角材に穴を開け固定金具で机に留めるものです。削り屑が床に落ちないよう受け皿を付けました。

写真1
削り台の固定方法
台の中間に固定ピンを打ち付けてあります。
 

写真2
削り屑の回収は好い塩梅です。
 
 
 写真3
削り屑受けを取り付けた状況
羽根材の後縁端部を薄く削る作業時、やすりが屑受けに接触し、作業がし難いことを発見。
 
 
 写真4
不具合を解消するため受け皿が作業台に密着するよう固定金具の貫通穴を設ける改造を施しました。







2014/07/13 19:02:52|雅な竹とんぼ
友禅竹とんぼ 加賀友禅・京都友禅の異なり奥深し

2009年に挑戦した「雅なとんぼ」

配置の仕方を考えながら思考錯誤でした。

和紙の図柄がもったいないと思いつつ、型板を作り108機作りました。

その時の熱き心が失せてしまいそうですが、あの108機が全国に飛んでいます。
彼ら彼女らから未熟者と叱られそうです。

再チャレンジしてます。

日々日々竹とんぼの面白さを再認識している次第。

趣味を通してお会いできた人との会話!これほど楽しく・素晴らしい人生です?

毎日が忙しいです。竹とんぼの付き合いが。







2014/07/12 20:27:02|雅な竹とんぼ
友禅とんぼ 羽根の削り90枚完了
ベランダ工房に日よけを掛け、休み休み削りました。
秋のイベントで参加者がどのくらい興味を示すかを想像しながら90枚を完成。
目標は150枚、あと一週間あればできるでしょう。

 







2014/07/10 20:26:42|雅な竹とんぼ
友禅とんぼ 効率的に

写真1
切り目を入れた羽根材の罫書き線に沿い周りをニッパで切り取ります。


写真2
グラインダーには掃除機の吸い口を取り付けベランダでの作業に備えます。


写真3
中央のえぐれ部分の加工は直径70mmの木製ディスクを使います。