有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2012/08/20 21:39:07|イベントの華・工夫
竹とんぼヘリの作り方 最終調整

竹とんぼヘリの作り方 最終調整

紹介し忘れがありました。暑さボケです。

写真ー1
機首をぴたっと貼り付けます。ストローの中心が機体中心線上にあります。


写真ー2
組立作業が完了しました。


写真ー3
機首先端下部の白い三角部分を切取ります。
上が白三角が残っている状態、下が完成品です。


写真ー4
竹とんぼに装着した雄姿です。
ストローの下端をゴムチューブで留めています。
ホームセンターで購入したシリコンゴムチューブ(外形4mm×内径2mm 200円/m)を2〜3mmに切断したものです。







2012/08/20 21:14:35|イベントの華・工夫
竹とんぼヘリの作り方 10年余の歴史

竹とんぼヘリの作り方 10年余の歴史

暫く故郷に戻り夏休みでした。

竹とんぼヘリの図柄の事例の幾つかを披露します。

写真ー1
2002年ごろ作ったものからの事例です。
お店の開店記念、イベント、忘年会、下水道見学会などその内容に合わせた図柄と文言を入れます。

写真ー2
機体の形の変遷が見られます。
少しずつ洗練されています。自己満足か!

写真ー3
一事例を実際に印刷したときの姿です。
A4一枚を無駄なく使う工夫があります。何機のヘリが取れるかです。
竹とんぼの大きさに見合うヘリの大きさ = ストロー取付け部が約20mmを目一杯並べた結果11機入った次第です。

写真ー4
図柄を分解したものです。
エクセルシート上での作業です。
作図の仕方は次回から紹介します。
お楽しみに。







2012/08/09 21:03:42|イベントの華・工夫
竹とんぼヘリの作り方 ストローの取付け

竹とんぼヘリの作り方 ストローの取付け

写真ー1
両面接着テープの保護紙を剥がす前です。青線がある方が見やすいため写真撮影用にテープの幅の狭いものを試供しています。


写真ー2
ストローを取り付けます。
機体の下端からストローが1mmほど出る程度に高さ調整します。


写真ー3
嘴が開いた中心線上ににストローが取り付けられます。
ここに着地するため折り曲げの説明をグチャグチャした次第です。


写真ー4
ストローの位置を中心線上に保ち、嘴の先端を貼り合せます。
この時、先端下部の三角の余白部分を指で掴まえ、貼り合わせます。
一寸した工夫ですが微妙な調整に役立ちます。







2012/08/08 22:54:09|イベントの華・工夫
竹とんぼヘリの作り方 こうもり傘の骨の話

竹とんぼヘリの作り方 こうもり傘の骨の話

ツバメのヒナの嘴に先ずは乳のみ子には(両生類でもなく、爬虫類でもない)ストローを作るのです。
25mmの長さの部品を135mmの100円ショップでゲットした素材で何個刻みだすかの戦いです。如何に生かすかですよね。これまた疲れるのです。
河童橋(田原町)では25mmの裁断されたものは見つけられませんでした。反省です。

写真ー1
常に在庫を持とう。緊急避難でも何でも部品一個が足りないとアウチ!!
アポロ11号を月面に到着させるのに使った電子計算機。今であれば円ショップで購入できる機能も無かった当時、不完全な物、不完全な人、それを束ねて送り出し、故郷の戻す組織作りに感銘。アポロ13号を総合指揮したジーン・クランツは33歳でした。

写真ー2
ストローを裁断するには、刃物の先を支えてくれる土台が必要です。こうもり傘の樹脂製の骨を使います。

写真ー3
ストローと骨の組合せ、寸法どうりに(自己満足ですが)135mm(斜めの余分があるから苦労します)を5分割、即ち600個の部品を精々15分くらいで処理しないと寝る暇が無いのです。

写真ー4
目印も狂います。
大事なお土産として「不完全な人が集まり、不完全な技術を集約し」心込めて「完全な品」を送り出すのが竹とんぼ夢中人、即ち「竹とんぼ」を子ども達、親御さんへの心の灯火とは思うのですが、目が狂います。
唐傘の骨(樹脂製)をストローに押し込んだまま裁断すると、土台が減ります。25mmの範囲で土台の受ける場所を少しずつずらすと何とかできました。








2012/08/07 20:07:06|イベントの華・工夫
竹とんぼヘリの作り方 辛い切り刻み

竹とんぼヘリの作り方・・・・辛い切り刻み

粘着性のある物を切断するには、粘着物が着かない刃物の便利さを嫌と言うほど教わりました。
竹とんぼヘリの切断工具として何種類もの鋏を使い潰しました。布を切る鋏で紙を切るな!女房に叱られた言葉です。
そのうえ、刃面にねっとりと着いた粘着物に耐えかね、右手の支点役の指や動力源の指が肉刺だらけ。
Nさんに教えていただいてから十数年、3,000余機の切り刻みをしてきました。

写真ー1  粗裁断
機首の内面の両面接着テープのカバーフィルムを剥がさない状態で裁断に掛ります。
機首の先端を指でしっかり押え裁断します。鋏は常に刃先同士が線対称(一点での刃先の接触からいえば点対象)に回転しようと動きます。言い換えれば、裁断される用紙が正断層(逆断層)のように捻りの作用を受けます。それへの反力を機首の折り曲げ部分(向い合う両面)に与え、図柄がずれないようしっかり押さえます。

写真ー2 粗裁断完了
兎に角一番嫌な作業です。これを乗越えれば後は楽と思いきや、尾根の向こうにまた尾根がある。人生そのもののようです。
個人の目と手と頭との連携で見つけたこと・・・裁断するに楽な方向は個人により異なることを発見しました。

写真ー3 単に全部を切るのではなく・・・
右端が粗裁断し終わったものです。
左側2体が周囲を図柄に沿い裁断したものです。ここでのポイントは、機首のあごの下に白三角の部分を残している点です。最終的な接着をする時のポイントガイドです。
このポイントの先端を合わせること。裏面に両面接着テープの着いていない白三角があるお陰で先端合せが指先で出来るのです。

写真ー4 機首部分のシンメトリ
外形を裁断したヘリ本体を上から見た状態です。
ツバメのヒナの嘴のように綺麗に開いています。