有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2012/09/23 20:25:42|知るを愉しむ
知るを愉しむ 世界で一番太い竹のデータを発見
知るを愉しむ 世界で一番太い竹のデータを発見

パソコンデータを整理中、何年か前に作成したパワーポイントの資料を久しぶりに開いてみました。なんとあの世界一の太さの写真がありました。

出典  週刊 朝日百科「植物の世界」 121号(1996/8/18) 写真 小松義夫

太さは約30cmほどで熱帯アジアでよく食用にされるほか、水頭や酒筒等の容器に利用されるとの解説がありました。

竹とんぼ仲間の方から古書店で入手した「植物の世界」の竹に関した号をいただいたことを思い出しました。本棚のどこかにあるはずですが乱雑格納なため現物は見当たりません。

パワーポイントデータは、ある学校で竹とんぼ授業を開いたときに使ったデータの一部でした。
「世界で一番太い竹」を発見し、喉に刺さった魚の骨が取れた気分です。







2012/09/22 23:00:11|知るを愉しむ
知るを愉しむ 竹冠の文字の掛軸
知るを愉しむ 竹冠の文字の掛軸

かなり以前、竹とんぼ仲間の誘いで静岡県にある「富士竹類植物園」を見学しました。
園内には500種類ほどの竹や笹が植えられており整備されていました。

園内の一角に博物館があり「竹冠の文字の掛軸」が売られていました。掛軸と共に文字の読み方と意味を示す解説編が付いていました。
飛びつくように購入し今だ大切に保存しています。

展示品の中に「佐渡のレオナルド・ダ・ビンチ」と呼ばれた「増山清士さん・・・スーパー竹とんぼの生みの親」の竹とんぼも在り写真を撮らせていただきました。

静岡県生まれの小生にとり、こんな竹に関する植物園があることに誇らしげな気持ちでした。
これ以降、竹山を守る会、里山を保存する会、竹ファンクラブなどのグループのあることを知りました。







2012/09/21 21:01:13|知るを愉しむ
知るを愉しむ ワクワクさせられること
知るを愉しむ ワクワクさせられること 

竹とんぼ仲間には、竹とんぼ以外の多くの趣味を愉しんでいる方が大勢います。その方たちからいろんな事を教わるのが愉しいだけでなく、ワクワクさせられます。

梅翁さんのこの作品はパソコンで作った文字で「般若心経」を綴ったものです。以前にも紹介したものですが、時々眺めています。
齢80を越えたその気力、知識を具現化する活力に脱帽です。
漢字に関する疑問は何時も梅翁さんに投げかけます。必ずご返事を頂けます。江戸の所作を弁(わき)えるよう無言のお説教を頂いています。

「色即是空」の文字がどの辺りにあるかわかりますか。(図をクリックし拡大して下さい。)
「無」と意味する文字が何箇所にも見えます。下の四つの、、、、を2文字の火で表わしているのでしょうか。

比較のため現代文字の般若心経を並べてみました。書かれている訳文が一致するものかは定かではありません。
縦書きと横書きの違いがありますが、読み比べて(言い換えます。見比べて)見てください。
竹冠の文字は見つかりますか。現代文では「等」が2文字あります。
篆文心経では、後から3行目、上から7つ目が「等」のように見えます。大昔の竹冠が見て取れます。

「知るだけでは不十分、知の活用が必要である。
 意志だけでは不十分、実行が必要である。」
 
ゲーテのこの言葉は、200年後の現代でも通じますね。
梅翁さんのご活躍を見ているとまさにその通りと思います。







2012/09/20 21:58:45|知るを愉しむ
知るを愉しむ 竹に関する本の収集
知るを愉しむ 竹に関する本の収集

竹とんぼ仲間の会話を聞いているうちに「竹に関する知識」がまるで無いことに気付かされました。
竹に関する本を探しましたが新刊本はほとんど発行されていません。古本屋を訪ね廻り収集しました。
昭和40年頃以降、竹に関する新刊の発刊が無いことに気付きました。
おそらく昭和30年代の材料革命によりプラスチック材に取って代られた影響だろう思います。

竹の加工に関する知識だけでなく、生活に密着した材料であったことなど知りました。
日本だけでなく東南アジア国々の生活様式や信仰にも深く浸透している材料であることを教えていただきました。







2012/09/18 20:43:37|知るを愉しむ
知るを愉しむ 竹の写真家を発見
知るを愉しむ 竹の写真家を発見

世界一太い竹の写真を見たついでに数軒の古書店を訪ねました。
大発見です。
竹の写真だけを撮る写真家がいたことを知りました。その作品を見ました。

書評にはこう記されています。
大雪に押さえつけられ撓る姿、雪解け時季になると少しずつ頭をもたげる竹。その姿を思い出し、極寒のシベリア抑留を生き抜き舞鶴に生還。
生きる希望を与えてくれた故郷の竹に感謝し、竹の写真家になったとのことです。

暫くの間、飲酒せずお小遣をため購入しました。
写真はその一部です。
新刊本では数万するものもあります。

素晴らしい作品です。
この写真集を見てから一層竹を愛おしく思えるようになりました。竹とんぼを作った端材は、とことこ人形やよじ登りゴリラに生まれ変わります。竹も粗末にしてはいけません。