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落ちないオスプレイを作ろう ブレードの製作
落ちないオスプレイを作ろう ブレードの製作

4枚ブレードを作ります。
プリンターで印刷できるプラスチックシートに写真のような図柄のブレードを印刷します。元データはエクセルシートに描いたのもです。

図柄は色んな組合せを作り、選択していただきます。

ブレードの中心に孔を明けますが、裏側にバリが出るので丁寧に取除きます。
穴の大きさは、針金の1.5倍くらいの大きさとします。







2012/09/28 20:09:51|その他
落ちないオスプレイを作ろう 台座の製作
落ちないオスプレイを作ろう 台座の製作

ボルトを立てる台座を作ります。
角材のセンターに6mmの孔を開け、底部にマグネットを埋めます。
マグネットは百円ショップで購入したものです。
ボルトを台座から抜き手に持って振動させる方法が具合がよいようです。
台座に置いたまま振動させると大きな音がし迷惑です。







落ちないオスプレイを作ろう 部品の製作

落ちないオスプレイを作ろう 部品の製作

写真ー1
中心に立つボルトは、M5×285mmのアンカボルトを金鋸で半分に切断します。
切断面は、目立てヤスリで丁寧にねじ山を補修し、角部のバリを削り落とします。

写真ー2
中央の駆動部から放射状に飛び出ている支持棒は「銀杏串」です。
一端に0.9mmのドリル孔を設けます。この孔に、ヘリコプターを支える針金(Φ0.9mm)を差込みます。

写真ー3
ヘリコプターを支える針金です。同じ寸法に切断するには、図のように当て板を設けペンチで切ります。

写真ー4
針金の端部にはビーズを取り付けます。ビーズがヘリコプターのロータが飛び出さないよう押えます。







落ちないオスプレイを作ろう 中心の駆動部
落ちないオスプレイを作ろう 中心の駆動部

中心の駆動部を拡大してみます。
ナットの周りに糸を巻き、竹の輪との接着力を増します。
竹の輪の4方に竹串を刺す穴を明けます。
竹の輪にナットを差込接着します。ナットの端面と竹の輪の端面を水平に調整します。







落ちないオスプレイを作ろう
落ちないオスプレイを作ろう

ボルトとナットはなぜ緩むのでしょう。
百円ショップで購入した電動歯ブラシを「使用目的外」の使い方をします。

ボルトとナットは振動により緩みます。その性質をフルに活用したおもちゃを作りました。
名づけて 「落ちないオスプレイ」

写真は試作品の段階で、旋回テスト中のものです。
製図用重石の上にマグネットを置き、M5アンカーボルトを垂直に立て、ナットをはめ込んだボスから4本の竹串が出ています。
竹串の先端にはヘリコプターが付いています。
ボルトの頭に電動歯ブラシを当てるとその振動によりナットが回転することにより、4本の竹串も旋回し始めます。ヘリコプターのブレードも勢い良く回転します。

ナットは回転方向により上昇したり下降したりします。
さて、なぜ回るのでしょう。
回転が止まっても、ボルトとナットが外れない限りこのヘリコプターは絶対に墜落しません。
そこで命名したのが「落ちないオスプレイ」となった次第です。