作る面白さ・直径1mのクス玉に挑戦
張子の虎作り・・・白紙の貼り付け
いよいよ発泡スチロールの外郭に紙を貼り付けます。
外郭の強度を増すために縦横の方向に強い障子紙を選びました。
同時に、下地の色を消し最終塗装色(金色)を綺麗にするための作業です。
写真ー1
使用した障子紙と木工ボンド(速乾)です。
木工ボンドは少量を別の塗料受け皿(ヨーグルトのカップ)にとり、水で薄めます。さらさらの濃さで十分です。
写真のボンド容量で、両半球の内外面の貼り付けに丁度使い切りました。
写真ー2
32等分した障子紙の切片を発泡スチロールの境目に貼り付けます。32等分の切片は、先に示した数式で割出し、型紙を作ります。
写真ー3
横方向に障子紙を貼り付けます。障子紙を幅5〜10cm位に切り、先に貼った縦の障子紙と重なるよう、空気を逃がしながら貼り付けます。モノコック構造を作り上げていきます。
写真ー4
ほぼ全表面を一回の貼付けを終わったところです。下地の色が消えていません。
障子紙は、外から見えなくする機能と光を取り入れる機能を持っていることが判りました。縦横の強度が平均していることも障子の構造的に要求される機能であることを実感しました。
下地の色を消すには別の紙を使う必要に気付かされました。