有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
手作り竹とんぼの回転数を知りたいです。

製作余話 
 
回転数と馬力、トルクリッチとオーバーロード。
さて、手でこすりながら飛ばす竹とんぼの初期回転数はどの位なのでしょうか。
計測結果があれば教えてください。
 
円ショップで購入した扇風機の電池の入れ方を逆にし、回転方向を確認しました。作った羽根を取り付けスイッチを入れました。(逆にするのは、扇風機さんに前に出ろ!!頑張れです。)
 
尻尾を着けないと大きく回転しません。
 
相似製作法の羽根は「ひねらなくても」推進力=揚力=掻泳ぎ力がありました。
 
モーターの回転数は如何ほどであったか。
マブチモータの定格回転数を調べよう。
定格一万回転するサンダーにつけて実験してみよう。
即壊れるでしょう。
 
えぐり方式の利点を理解しました。







小さな教材でも道具の選択は重要

小さな教材でも道具の選択は重要

10cmの羽根を削るのにいろんな用途のヤスリを使います。

写真ー1
今回使ったヤスリです。重宝な助っ人たちです。

写真ー2
刃の部分の拡大です。
右側から、波目の荒目、中目、細目
複目の荒目、中目
ネジ目のヤスリです。

写真ー3
手作りの工具袋です。10年以上使っています。
横浜の東急ハンズへ行き、帆布の番手を手で触り選んだものです。柔らかすぎもせず、硬すぎもしない物を選びました。
ミシン掛けは愚妻にお願いしました。
道具は大切にしましょう。

竹とんぼへの一思考・・・相似製作法への挑戦は今回でおしまい。







プレゼント用竹とんぼの出来栄え

プレゼント用竹とんぼの出来栄え

写真ー1
翼端の断面形状です。下側をちょっと削りすぎた感じがしますが、ほぼ良いでしょう。
この後、サンドペーパーで仕上ます。

写真ー2
翼端の丸みが見えます。竹とんぼの羽根は、空気の流れを阻害する角部をなくすことが重要です。

写真ー3
モンゴルに出かけた竹とんぼのフォルムです。
零下20℃の極寒にも耐えたことでしょう。

写真ー4
前進面のフォルムです。







バランス調整

バランス調整

削り作業の途上で羽根の左右のモーメント(重心と距離)を均一にします。
バランス台に載せ、羽根の振り子状態を観察します。

写真ー1
バランス台に載せ、モーメントを観測中。
羽根のどの部分に左右の重さの差と、距離の差があるかを見極めます。

写真ー2
細かな調整に使う細身の木彫ヤスリです。
たった10cmの竹とんぼですが、削りの目的のにより使うヤスリも異なります。







羽根の外形の仕上げ

羽根の外形の仕上げ

羽根の四隅や外形はバリが出ていたり、角が取れていません。小さなヤスリで仕上ます。

写真−1
表面の外観です。角が尖ったままです。

写真ー2
角を丸くし、表面を再度細かなヤスリで仕上ます。

写真ー3
裏面の外観です。最初に塗った赤色の塗料が残っています。

写真ー4
角を丸くし、前縁端は丸みをもたせ、後縁端をさらに鋭くします。