有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2013/03/09 18:36:34|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・羽根その4

バランスとんぼ・・・羽根その4
 
羽根の先端に、2枚羽に見えるように刻み(Vノッチ)を入れます。
数枚の加工であれば、半丸のヤスリで削りこみますが、大量に作るとなると電動工具の手を借ります。
 
写真ー1
ルーターを使います。保護目がねは絶対に着用することを忘れないことです。先ずは安全優先。
 
写真ー2
ルーターの回転ビットです。
連続定格が15分ですが、刃先が熱くなる具合を見ながら作業を進めます。
 
写真ー3、4
Vカットしたところです。
刃先の丸みが残りますが、仕上げに半丸ヤスリでV型に削りこみます。







2013/03/08 17:31:38|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・羽根その3

バランスとんぼ・・・羽根その3
 
罫書きが終われば外形の切り出しに掛ります。
竹とんぼを作る時に使うニッパが活躍します。
 
写真ー1
罫書き済みの羽根素材です。番号が書いてありますから作業中はばらばらになっても組合わせは元に戻せます。
切り落とし作業の前に、羽根の薄い部分に瞬間接着剤を染み込ませ、割れ難くしておきます。ボールペンのインクが浮いた状態に見えるところが接着剤を着けた場所です。
この一手間が重要です。
 
写真ー2
ニッパで外形の余分な部分を切り落としたところです。
 
 
写真−3
例の如く、外形の仕上は改造グラインダーの助けを借ります。材料の繊維の向きにより割れ難い方向に回転するよう、双頭のグラインダーを使い分けます。







2013/03/07 20:17:46|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・羽根その2

バランスとんぼ・・・羽その2
 
羽根の素材が出来上がったら、形の罫書きに掛ります。竹とんぼの羽根を作る要領と同じです。型紙を用意し、ボールペンで裏面に罫書きます。
 
写真ー1
羽根の裏面仕上げが終わりました。
揃えると綺麗ですね。自己満足してばかりです。
 
写真ー2
羽根の大きさは3種類用意します。胴体の長さが数種類ありますので、それとの組合せを準備します。
型紙と製品とを並べてみました。
 
写真ー3
左右の羽根は付け根を中心とした点対象ではありませんから、板材の組み合わせ(色合い)を再確認します。
その上で、型紙を一枚は表側から、もう一枚は裏返して竹材の表面にあて罫書きます。
 
写真ー4
罫書きながら、合い番号を記入します。組合わせた材料同士を判りやすくするためです。







2013/03/06 20:12:46|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・羽根

バランスとんぼ・・・羽根
 
羽根の工作に入ります。竹とんぼとは違い、左右の羽根の色合いを重要視します。
竹の脂抜きをした表面の色は微妙に違います。竹の素材(丸竹)に近い状態で材料取りをすれば近い色合いの組合せが可能です。
今回作る羽根は、竹とんぼの羽根用に刻んだ竹材を使います。そのため一枚一枚の色合いを眺め、組合わせる相手を選びます。
 
写真ー1
羽根材料の色合い組合せ。
左の6組は長さ10cm、右の6組は長さ11cmの羽根材料です。
 
写真ー2
竹とんぼの羽根の厚さより薄く作ります。粗割状態です。
 
写真ー3
裏面削りの手作り冶具です。何のことは無いサンドペーパーを平板に張り付け、竹材を擦り付けるだけです。
 
写真ー4
羽根の素材が出来上がります。







2013/03/05 21:09:14|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・製作案内図

バランスとんぼ・・・製作案内図
 
組立て時の注意事項をポンチ絵に落としました。
胴体の形状や支点(嘴)の役目が判ると思います。
 
胴体の前方に明けた羽根の取り付け孔Φ2mmは、羽根を取り付ける段階で「斜め前方下方修正」します。羽根の前方への張り出しと重心点を下げるために下方に傾けるため、真直ぐな孔では取付け難いからです。
 
写真ー1
組立て要領図 : 大勢の皆さんが初めて作る機会があった時、指導用に描いたポンチ絵です。
 
図を必要とする方はご連絡ください。メールでお送りします。
 
写真ー2
胴体の素材作りから始まりました。
 
写真ー3
胴体の完成です。長さの異なる胴体が何十本も出来ました。
啓蟄を迎えた今日この頃、陽だまりでの作業が楽になりました。