有り余る時間を楽しく過す極意を知った友人らとの交流の場。 環境にやさしい趣味の世界へどうぞ。 趣味は現役の時から持つと人生が倍に楽しめます。
 
2013/03/14 19:22:13|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・目玉

バランスとんぼ・・・目玉

とんぼの目は複眼ですから胴体の太さに対し大きな目を着けると面白いようです。

写真ー1
竹は細目の篠竹を使います。
目の高さ(長さ)は4mm位が良さそうです。余り短いとぺちゃんこに見えますし、長いと不自然です。
先ず4mm間隔に鋸(ピラニア)でマークします。その線に沿い、クラフトナイフで竹を転がしながら切り込んでいきます。切取った部品が飛び散らないよう予め竹ひごを刺しておきます。一寸した工夫です。

写真ー2
拡大図です。

写真ー3
手作りの両刃ナイフでのカッティングも良好でした。

写真ー4
切断面をヤスリ掛けしバリを取除きます。目の大きさを合わせ2個ずつを接着します。
接着する時、ビニール袋を下に敷きピンセットを使い組立てます。








2013/03/13 19:13:50|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・嘴の取りつけ

バランスとんぼ・・・嘴の取りつけ

写真ー1
嘴となる銅線を差し込みます。とんぼには嘴があるのかどうかは問いません。
銅線の先端を丸く加工し、支持台の上で回転し易くします。

写真ー2
嘴を曲げた状態です。嘴が長すぎるとバランスの調整が難しくなります。試行錯誤で決めてください。

写真ー3
指先にちょんと乗りました。
尻尾が下がった状態は、ホッと休んでいる感じ、尻尾を上げた姿勢はこれから飛び出すぞといった感じですね。








2013/03/12 19:45:04|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・胴体と羽根の組立て

バランスとんぼ・・・胴体と羽根の組立て

写真ー1
胴体の先端に嘴の銅線を差し込む穴を明けます。
Φ1mmに孔をドリルで明けますが、必ずポンチを打つことを忘れないようにしましょう。
百円ショップで購入したアイスピックを使っています。

写真ー2
孔明け用のルーターと加工済みの胴体です。

写真ー3
羽根を前方・下方に傾けて取り付けます。胴体の孔が小さい時や羽根との傾きが合わない時には、斜め前方に追加モミします。
嘴(銅線)をつけない状態で、図のように先端部分で支えるとバランスが取れる位に調整します。

写真ー4
接着剤を羽根の先端にちょこんと付け、両側から押込みます。加熱すると接着剤が柔らかくなり傾きの手直しが出来ます。根気良く調整します。








2013/03/11 18:28:02|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・羽根その6

バランスとんぼ・・・羽根その6

羽根の外形が出来上がれば、次には左右の羽根の重量の調整に掛ります。
先ず左右の羽根の丸み仕上げなどを行ないつつ、重量を測ります。
重量が同じでも重心の位置が同じでないと左右のバランスが崩れます。

写真ー1
羽根の重量測定。

写真ー2
左右の羽根の重量を1/100グラム位まで合わせます。

写真ー3
左右の羽根の重心位置が同じかどうかをチェックします。カッターナイフの刃をバランス台にします。

写真ー4
左右の羽根をゴム管でつなぎ、カッターナイフの刃の上に載せます。向って右側の羽根が下がり気味です。羽根の重量は同じでも重心点の位置が遠くにあれば傾きます。
ここまでやる必要は無いでしょうね。こだわりの一語です。








2013/03/10 17:40:54|バランスとんぼ
バランスとんぼ・・・羽根その5

バランスとんぼ・・・羽その5
 
羽根の原型が完成しました。
 
写真ー1
表側の様子です。なるべく表面は傷つけないよう扱います。
 
写真ー2
裏面の番号を消さないよう気をつけます。
 
この後、1セットの左右の羽根の重量を同じになるよう削りこみます。
左右の羽根の重量バランスをとる作業が続きます。