チェチリア工房

ここは、工房という名の音楽室です。音楽は目に見えませんが、必ず何かを創造しています。天井が高く素晴らしい音響が自慢のスペースです。レッスンやコンサート その他、創作活動の発表にご利用ください。
 
2022/05/08 23:18:00|楽曲解説
わが母の教えたまいし歌
5月は母の月・・・・に因み
母に関する歌を解説させて頂いています

まさに今日は母の日なので
私の1押し母の曲「母が教えてくれた歌」(我が母の教えたまいし歌)です。言語の歌詞を直訳すると、「老いたお母さんが歌う事を私に未だ教えてくれた時」となります。
この曲は、私がクラシックの声楽を志すきっかけでもある曲です
サザーランド(写真右)というソプラノ歌手の歌唱を聴いて「声楽」という世界もステキだ!と思えました。

ドヴォルジャーク(写真左)が1880年に作曲した歌曲集「ジプシーの歌」の中の第4曲です。
クライスラーがユーモレスク、遠き山に日はおちて、スラヴ舞曲と同様、ヴァイオリンとピアノのために編曲し、さらに有名になりました。

チェチリア工房では、クライスラーの編曲版をチェロの演奏で
昨年藤森亮一さんが演奏して下さいました。

日本のソプラノ歌手佐藤しのぶさんの歌唱がYOUTUBEで聴けます。


 







2022/05/07 23:15:00|楽曲解説
母の日に因んで・・・マンマ
マンマ Mamma
ビクシオ作曲のカンツーネ
第2次世界大戦時 イタリアの兵士たちの中で流行した曲。
いつ帰れるかわからない戦地で母の事を思い歌にした曲。

イタリアの男声は全員ママコンだ・・・という話を、たしかイタリア人から、きいた記憶がある。
どくとくな陽気な気分で、いつか帰るその時は、一緒に暮らそうよ・・・・という内容で歌われている

 







2022/05/07 0:32:21|楽曲解説
母の歌 「赤いサラファン」
赤いサラファン(緋色のサラファン)
 ロシアの歌曲  
 結婚に乗りきでない娘とそれを諭す母親との会話
 原作は10番まである。
 サラファンとは女性が着るブラウス(ルパシカ)の上に斬る
 民族衣装。「赤い」という言葉には美しいという意味もある。

 1853年ロシアを旅行中だったポーランドのヴァイオリニスト
 ヘンリク・ヴィエニャフスキは、この曲を基に幻想曲「モス  クワの想い出」作品6を作曲した

主な歌手
・ガリーナ ピサレンコ
・ダークダックス
・ロイヤルナイツ
・島田祐子
・加藤登紀子
・安田祥子・由紀さおり
・研ナオコ


 







2022/05/06 1:59:45|楽曲解説
ダニーボーイ
5月は母をテーマに楽曲解説をしています
今回は、前回、前々回とほぼ同様のシーン、場所は
アイルランドです。

ダニーボーイはフレデリック・エドワード・ウェザリー(1845〜1929)がロンドンデリーの歌に歌詞をつけた曲です。第一次世界大戦の前年1913年に発表され、戦地向けて出兵する子供を想う母親、父親の切ない心境を歌ったものである。冒頭のバグパイプは兵の招集を意味するとされている。
ロンドンデリーの歌は、さかのぼって遥か1792年に最初の採譜がされ、当時は無名の伝統的な曲として、アイルランドのロンドンデリーで演奏されていた。

1792年 ヴェルファーストのハープ音楽祭では「若者の夢」として知られている伝統的な楽曲があった。拍子の変遷やルバートのかかった奏法で、類似しているものも様々で、いくつかのヴァリアントの存在が考えられている。

1894年にキャサリン・タイナン・ヒンクソンはこの曲に「アイルランドの恋の歌」として歌詞をつけた。彼女によってこの時にこのメロディーは「ロンドンデリーの歌」と呼ばれるようになった。

このメロディに付けられた歌詞は数多くあり、ゲール語やゴスペル、讃美歌にもなった。
ダイアナ妃の葬儀にはウエストミンサター聖歌隊によって讃美歌「私は真実である」が演奏された。

you raize me upはこの曲をベースとして創られた曲である。

以上、端折って紹介をさせていただきました。もとはアイルランドの各地に伝統的に伝わる楽曲であるが、様々な歌詞が造られ歌われ、クラシックや吹奏楽の編成でも演奏されている。なかでももっとも広く普及したのがダニーボーイである。

 







2022/05/05 1:23:04|楽曲解説
武久夢二/小松耕輔 母
1919年(対症年)作曲家で音楽評論家の小松耕輔が竹久夢二の詩に曲をつけたもの。小松はフランスに留学していたこともあり、フランスの近代音楽についての解説書も書いている。また、童謡運動にも深く関わっていた。
レトロな大正ロマンを感じさせる、悲しく美しい画家であり詩人の竹久の詩に曲をつけたこの作品は、小松の代表的なものである。

親不孝ばかりしている息子の帰りを、故郷で待ちわびる母の姿を素朴に歌いあげている作品である。

前回は息子の帰りを、船が着く港に迎えに行く母の姿を描いた曲でしたが、今回は故郷の家で待っている母を歌った曲である。