正月休みに、親戚の家に来た中学生の少年が 滞在先にピアノが無い・・・ということで チェチリア工房に練習に来た
少年は初めてチェチリア工房に来たが 中に入るとピアノに吸い寄せられるようにすぐにふたを開け、 バッハのカンタータ 「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」の第4曲 「シオンは物見らの歌うのを聞けり」を弾き始めた。
ピアノが大好きなんだな・・・・ 丁寧にさらっている。 少年が弾くバッハのすがすがしさに 「目覚めよ」という声を聞くような気になった。
この曲はバッハが三位一体節のミサの為に作曲した。 マタイの福音書にある、 花婿の到着を待つ花嫁の例えをテキストにしている。 この例えは、神の国の到来への心の準備を説くものだ。
このカンタータは全7曲からなる。 中でも 第1曲の合唱曲「目覚めよ呼ばわる物見らの声」と 第4曲はテノールによってうたわれる、 シオンの娘の慶びの曲は特に名高く、 後にオルガン用に編曲され シュープラー コラールとなった。
少年が弾いていたのも 第4曲「シオンは物見らの歌うをきけり」
これは、シュープラーコラール(BWV645)として オルガン用に編曲された。 その第1曲がこの曲であり、 タイトルは 「目覚めよとよぶ声が聞こえ」とされた。
|