苦笑いしたくなるような・・・ 夏のソネットを紹介します。
焼け付く太陽の季節には 人は疲れ、家畜も疲れ 松も枯れる しかし カッコーが鳴き始め 山鳩とガルデリーノの歌が聞こえる
涼風はさわやかに吹くが 北からの冷たい風が襲いかかり にわか雨を降らせて 牧童を困らせる
恐れと不安に牧童は疲れ果て 稲妻はなり、 雷鳴は轟き ハエが群れをなして荒れ狂う
ああ 全く恐るべき雷鳴と落雷 それは麦の穂を打ち折り 穀物を打ち倒す
これは 1675年でベネチアで生まれ 1741年にウイーンで亡くなった、 アントニオ ヴィヴァルディ(写真) の作品に付けられた詩である。
曲の扉にこの詩が載せられたが それだけでは不十分と考えたか 作曲者は楽譜の中に ソネットの詩句を書き添え ここが、その詩句を音楽化した部分だ・・とわかるように 作曲者自身が明記している。
たとえば、この音は飛ぶハエを表している・・とか
ソネットとはイタリアのルネッサンス期に流行した14行詩の ことである
・・・さて、この詩は何の曲に付けられた詩だと思いますか? ヴィヴァルディの有名な協奏曲 四季の第2番「夏」です。
これを調べながら、気がついたのですが なんと、この解説は私が大学時代 合唱でお世話になった 小船幸次郎先生によるものでした。
・・・・もっと、いろいろ話を聴いておくべきだった。 40年以上もたって、気が付く先生の偉大な力
その足元にも及ばない私が、教える現場でたとえ なにも残せなくても、普通の事・・・
そして、さらに思う夏の姿 この曲から300年後、 地球はコロナに脅かさているなど だれが想像しただろう・・・・・
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