テラを撮る時の話をもう1つ。

こんな風に、こちらに背を向けて座り、何処かを見つめている時があります。
こんな後頭部を見ていると「この後頭部の向こう側は、今、どんな顔をしているんだろう?」なんて思うのです。
私がテラの正面へ回りこんで顔を覗いてしまうと、直ぐに立ちあがって「散歩の続きですね!」という感じで歩きだしちゃうので、それはもう違うのです。
座って何処かを見つめている今の顔が見たいなー!とね。
そこでこういう時は“自分撮り風”に撮ってみます。
カメラのレンズを自分に向けて、自分でシャッターを押して、自分で自分を撮るという撮影方法。“自分撮り”。解説するほどの事ではないか…
略して“自撮り”。略すほどの事ではないか…
テラを撮る場合、シャッターを押す人と被写体が別だから、自分で自分を撮る訳ではないので、“自撮り風”。
これも解説するほどの事では…まあそういう事です。
レンズをテラに向けて、腕だけ伸ばして、「このへんかな?」と思う所でシャッターを押すので、どんなふうにフレームに納まっているか分からないし、写っているかどうかも怪しいし、何より、カメラに気付かれてそっぽ向かれるかもしれないし…
なんて、文で書くと面倒だけど、要はテラにカメラを向けてシャッターをバシバシ押していればなんか撮れるでしょうという方法です。デジカメだし。
でも、そっぽ向かれたりしない様にしないとね。
そっとね。そっとカメラを近付けて、パシャッとね。

1枚目。
顔が切れているけど、まあまあ写っているジャン。
テラの場合、どうやら顔の下からのカメラはあまり気にならないみたいです。
カメラに気付いていないとは思えないので。
そして2枚目。

1枚目より少し腕をのばして、かなり正面に撮れました。
そこで3枚目は、いっぱいいっぱい腕をのばして…

おー!ほぼ正面の顔が撮れた!
という事で、あの後頭部の向こう側はこんな顔をしていました。
しかし、視線の先には何も無いのになんでこんなニコニコ顔なんだろ?