皆さん。テラのこと気に掛けていただきありがとうございます。
毎日飼い主共々、リハビリに勤しんで、日々少しずつ回復に向かっています。
前回の更新から日にちが経ってしまいました。
ご報告したいことがたくさんあって、記事を書いてはいたのですが、どうも途中で寝ぼけた文章になってしまい…
更新に至らない日が続いてしまいました。
やれやれ…
さて、さて…手術から18日目の11月3日。
テラは一先ず退院しました。
“一先ず”というのは…
退院後は家で飼い主がリハビリをするのですが、それが上手くいかない場合、もう一度入院をして病院でリハビリを行い、もっと良くなってから退院をするという可能性があるからです。
例えば、家庭でのリハビリが不十分で退院時より筋肉が落ちてしまい、なかなか歩けるようにならないなどの理由で、再び入院するという可能性があるそうです。
なかには、しっかり歩けるようになるまで病院でのリハビリを希望されて、最初から長期入院を予定する飼い主さんもいるそうです。
私はね、早く帰って来てほしい“テラ依存度”が高いヘタレ飼い主なので、獣医さんから“退院”という言葉が出た時、即、賛同したのでした。
ということは、再入院しないように飼い主がリハビリを頑張らなければならないということですけどね。
はい。頑張りますとも。
鬼コーチの如く、びしっびしっと…
…なんて、そんなに意気込まなくてもきっと大丈夫。
飼い主孝行のテラは、きっとガンガン歩いて自らリハビリをしてくれるでしょう。
さて、11月3日。退院の日。
夕方、横浜の病院へ迎えに行った時の様子です。
奥から出て来たテラは、いつもと様子が少々違いました。
いつもの面会の時は「どうせ、すぐ帰っちゃうんでしょ!」と悟っていたかどうか知りませんが、割りと冷静だったのです。
それがこの日は、もうワタワタしちゃっていて、診察室から出ようともがいていました。
獣医さんと話をしている最中も、ワンワン吠えて、話にならない。
まるで「俺は今日は家に帰るんだ―!」と叫んでいたように見えたわ。
何処で、何を判断しているんでしょうね。
ところが、話が終わって待合室に出ると途端に落ち着いたのです。
そして待合室で待っている間は落ち着いていたのに、お会計のために名前を呼ばれると、今度は出口に向かって引張る、引張る。
「俺は家に帰るんだ―!」って感じ。
連れ戻されてはいけないと必死だったんだろうなー。
でも、会計を落ち着いてやらせてほしかったよ。
家に着いてからも、なかなか落ち着かない。
出来れば体も拭いてあげたかったのだけど、足を拭くので精いっぱい。
家に入るなり、家中を歩きまわる。探し回る。
まだ誰も帰って来ていないから、家の中は誰もいないんだけど、家族がいると思って探す。探す。
走りだしそうな勢い。
走れないと思うけど、危ないのでリードを付けたまま家の中を一緒に歩き回りました。
1階を一通り探すと、今度は2階も行くと言うので2階へ。
2階の部屋も一通り探すと誰もいないことが分かり、やっと落ち着くかと思われたその時、玄関の開く音が…
このタイミングで一人帰って来たのでした。
帰って来た人を迎えに出なければならないテラは階段の方へダッシュ!
もちろん、ダッシュは阻止しました。私も必死。
まともに歩けないのに、ダッシュとは無謀な奴です。
そのままダッコして1階に下りて、帰宅者と感動の再会を無事果たしたのでした。
それでもテンションが落ちないので、この日はずーっとリードを付けたままだったな。
目を放すことがなんだか怖いので、玄関に放置したままの荷物や、テラを拭いたタオルやらもなかなか片付けられなかったのでした。
そのうちにもう一人帰宅。
また感動の再会。
こんな感じだったので、テラに夕飯をあげるのを忘れていて、思い出したのは…いつだっけ?
遅くなったけどあげましたよ。
やっと落ち着いて、動きが止まったのは、とっぷりと夜中。
部屋の長座布団の上で、突然静かになりました。
やっと、写真も撮れたわ!
寝るなら目をつぶれば良いのに…
だから、目をつぶりなさいってば!再入院にならないように、明日から自宅でリハビリですよー。
良く寝てください。
そんな、バタバタの退院の夜でした。