愛犬コーギーテラの事・イラスト等書いてます
 
2011/11/11 20:37:55|椎間板ヘルニア
リハビリルームの準備
テラが退院してくる1週間ほど前。そろそろ、なんとなく退院と言われ始めていた頃。
家に迎え入れる準備を始めていました。





まずリビング。
フローリングの床に滑り止めワックスを塗りました。

そして、飛び乗ったり飛び降りたりする行為がいけないというので、
「ソファー、捨てちゃおうか?」
と家族に言ってみたところ、大反対を受けたので、捨てるのは止めたのでした。

反対されるのは分かっていたのですけどね。
試しに言ってみたのでした。

テラのために人間の生活があまりに不自由になることも、考えものだものね。

そこで対策として、座布団で階段を作ったのです。
と言っても、ソファーの前に座布団を1枚、3枚と段々に置いただけです。

リビングには、人間がいる時しかテラはいないので、目を光らせていればなんとかなるでしょう。
甘いかな?

まあ様子を見て改良していこうっと。





そして2階の廊下。
ここにはコルク素材の床材を敷きました。


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この廊下がテラのリハビリルームです。
変形“コの字”の廊下です。





廊下の一番奥に洗面台があるのですが…
床材、ここまでちょっと足りなかった…


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廊下の長さ測って買ってきたのにな。コルク。

「まあいいか!」
と買い足さず、ここにも滑り止めワックスを塗ったのでした。





1階の廊下と階段はもともとカーペット貼りなので何もせず、私の部屋にも滑り止めワックスを塗って、一先ず準備OK!としたのでした。

あとは、テラの状態を見て対応していこうと思っています。







2011/11/10 23:50:50|椎間板ヘルニア
犬のコルセット
椎間板ヘルニアの手術を受けたテラは、背骨を保護するためコルセットをしています。


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背骨に沿って、背骨を挟むように金属の板が2枚入っています。

テラの寸法を測って作られた、オーダーメイド商品です。

色は、
白・黒・茶・迷彩柄緑・迷彩柄水色・ストライプピンク
から選べます。

テラは茶色い犬だから、茶色にしました。





そしてこのコルセット、腰の辺りに取っ手のような物が付いていまして、これにリードの持ち手を通すと、


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こんな風に、背中と腰を同時に支えられます。





上半身のみを補助したい時は、こんな感じ。


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でも最近は首輪にリード付けて普通に散歩できほど、調子良いことがあるのです。


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腰の取っ手は、何かの時にすぐつかめて便利。

何かの時って…
小さい段差を乗り越える時とか、スピード出過ぎの時押さえるとか…
まあ、色々。





ところで、このオーダーメイドコルセットのお値段なんですが、付属品を含めて

36800円

でした。

紳士服スーツ、上下揃えて買えますねー。
もしかしたら、パンツ2本付きもいける?





ちなみに、去年、十字靭帯断裂の時に作った装具、


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2010年9月22日のブログ』の画像


なんと!

67500円

でした。





同じ装具屋さんの品物なのですけどね。
去年の領収書、何遍も確認しちゃいましたよ。

支払いの時も「高いな〜!」と思いながら払っていたけど、今年あらためて見ると「高っ!!」と思い直してしまいました。

見た目、ツギハギっぽいのになー。
短足犬の足の装具って、まだポピュラーではないので高いのでしょうね。





背骨のコルセットは、普及しているようで商品名、付いています。

商品名『S2 Corset』(エスツーコルセット)

ですって。





折角の高い服(?)なんだけど、テラは嬉しくないのよね。
当然、動きをセーブしてしまうので、着心地良くは無いからね。

一度脱がすと、再び着せるのに一苦労。
逃げちゃうのよ。テラ。

高いわ、嫌だわ、楽しくないわ…
悲しい買い物です。







2011/11/09 23:53:27|椎間板ヘルニア
今回の手術で思った事
今回テラが椎間板ヘルニアの手術をした患部は、背中のあたり。


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二足歩行である人間の椎間板ヘルニアというと、通常腰のあたりでしょ?
四足歩行って、こんなに上の方の椎間板にも負担がかかっているのですね。

今回、今のところ良い感じに回復しているので良いのですが、もしこんな位置で麻痺してしまったら、体半分麻痺してしまうところだったのです。

麻痺するということは、歩けなくなるどころか、お座りも出来ないし、排泄も自力で出せなくなってしまうそうです。

悪くすればそんな可能性のある状態だったテラが、とりあえずとはいえ、歩けるまで回復したのは、やはり手術が早かったからだと思うのです。

なにせ、午後2時頃に手術を決めて、午後4時30分頃にはすでに終わっていたのですから。

 そのことを書いたブログ→『検査・手術そして入院



今、振り返ってみると、いろいろタイミングも良かったのです。

まだ歩けるうちに、入院をして安静にしていたし、全身麻酔のための絶食もして準備が出来ていたしね。

次の日、まったく歩けなくなってしまったけど、その日の夕方には手術が済んでしまったから、おそらくですが、まったく歩けなくなって24時間以内には手術出来たのではないかと思います。

CT検査のために全身麻酔をかけて、手術のために別の日にまた全身麻酔をかけるといった負担もせずに済んだしね。

テラが十分手術に耐えられる健康体でいてくれたので、手術の決断も即することが出来ました。



そんな訳で、今回はラッキーだったのだと思います。
ただラッキーで容態が変わってしまうのは、本来、腑に落ちない話なのですがね。

椎間板ヘルニアって、容態が軽ければ薬で対応するそうです。
しかし手術が必要と判断された場合は、一刻も早く行った方が治りが良いようです。

今回の経験でとにかく思い知ったこと。
それがこの、“必要な手術は一刻も早く”ということだったのでした。

でも、この判断、難しいよね。
今回は本当に良かったけど…







2011/11/08 23:56:14|テラ
祝!誕生日
退院の翌日。11月4日。
テラの誕生日でした。

今年の年男・卯年のテラは、12歳になりました。

「今年の誕生日は病院で迎えることになるのかな?」と思っていたけど、ギリギリ自宅で歳を取る事が出来ました。



ただ、折角、家で誕生日を迎えられたけど、何もお祝していないのです。
ケーキは考えていたけど、準備する気持ち的余裕が無かったわ!

もう少ししたら、軽くやりましょう。
お誕生日会と、退院祝い。

当のテラはそんなこと気にしていないけどね。


写真くらい撮っておこうとカメラを向けたのですが…


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相変らず、可愛く写ってくれないのよね。



リハビリでお疲れなのか、


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すぐ寝ちゃうし…



それになんか…


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寝顔が老けた気がする…







2011/11/08 21:54:54|椎間板ヘルニア
祝!退院
皆さん。テラのこと気に掛けていただきありがとうございます。
毎日飼い主共々、リハビリに勤しんで、日々少しずつ回復に向かっています。

前回の更新から日にちが経ってしまいました。

ご報告したいことがたくさんあって、記事を書いてはいたのですが、どうも途中で寝ぼけた文章になってしまい…
更新に至らない日が続いてしまいました。

やれやれ…



さて、さて…手術から18日目の11月3日。
テラは一先ず退院しました。

“一先ず”というのは…
退院後は家で飼い主がリハビリをするのですが、それが上手くいかない場合、もう一度入院をして病院でリハビリを行い、もっと良くなってから退院をするという可能性があるからです。

例えば、家庭でのリハビリが不十分で退院時より筋肉が落ちてしまい、なかなか歩けるようにならないなどの理由で、再び入院するという可能性があるそうです。

なかには、しっかり歩けるようになるまで病院でのリハビリを希望されて、最初から長期入院を予定する飼い主さんもいるそうです。



私はね、早く帰って来てほしい“テラ依存度”が高いヘタレ飼い主なので、獣医さんから“退院”という言葉が出た時、即、賛同したのでした。

ということは、再入院しないように飼い主がリハビリを頑張らなければならないということですけどね。

はい。頑張りますとも。
鬼コーチの如く、びしっびしっと…

…なんて、そんなに意気込まなくてもきっと大丈夫。
飼い主孝行のテラは、きっとガンガン歩いて自らリハビリをしてくれるでしょう。



さて、11月3日。退院の日。
夕方、横浜の病院へ迎えに行った時の様子です。

奥から出て来たテラは、いつもと様子が少々違いました。

いつもの面会の時は「どうせ、すぐ帰っちゃうんでしょ!」と悟っていたかどうか知りませんが、割りと冷静だったのです。

それがこの日は、もうワタワタしちゃっていて、診察室から出ようともがいていました。
獣医さんと話をしている最中も、ワンワン吠えて、話にならない。

まるで「俺は今日は家に帰るんだ―!」と叫んでいたように見えたわ。
何処で、何を判断しているんでしょうね。

ところが、話が終わって待合室に出ると途端に落ち着いたのです。

そして待合室で待っている間は落ち着いていたのに、お会計のために名前を呼ばれると、今度は出口に向かって引張る、引張る。

「俺は家に帰るんだ―!」って感じ。
連れ戻されてはいけないと必死だったんだろうなー。

でも、会計を落ち着いてやらせてほしかったよ。



家に着いてからも、なかなか落ち着かない。

出来れば体も拭いてあげたかったのだけど、足を拭くので精いっぱい。
家に入るなり、家中を歩きまわる。探し回る。

まだ誰も帰って来ていないから、家の中は誰もいないんだけど、家族がいると思って探す。探す。

走りだしそうな勢い。
走れないと思うけど、危ないのでリードを付けたまま家の中を一緒に歩き回りました。

1階を一通り探すと、今度は2階も行くと言うので2階へ。
2階の部屋も一通り探すと誰もいないことが分かり、やっと落ち着くかと思われたその時、玄関の開く音が…
このタイミングで一人帰って来たのでした。

帰って来た人を迎えに出なければならないテラは階段の方へダッシュ!
もちろん、ダッシュは阻止しました。私も必死。

まともに歩けないのに、ダッシュとは無謀な奴です。
そのままダッコして1階に下りて、帰宅者と感動の再会を無事果たしたのでした。

それでもテンションが落ちないので、この日はずーっとリードを付けたままだったな。

目を放すことがなんだか怖いので、玄関に放置したままの荷物や、テラを拭いたタオルやらもなかなか片付けられなかったのでした。

そのうちにもう一人帰宅。
また感動の再会。

こんな感じだったので、テラに夕飯をあげるのを忘れていて、思い出したのは…いつだっけ?
遅くなったけどあげましたよ。



やっと落ち着いて、動きが止まったのは、とっぷりと夜中。
部屋の長座布団の上で、突然静かになりました。

やっと、写真も撮れたわ!


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寝るなら目をつぶれば良いのに…


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だから、目をつぶりなさいってば!


再入院にならないように、明日から自宅でリハビリですよー。
良く寝てください。



そんな、バタバタの退院の夜でした。