本日もご訪問、有難うございます
昨年の今日が、乳がんの戦いの始まりでした、ちょうど一年
近くのS病院でマンモとエコーと針を射して組織を採る検査をした日
当日はマンモの検査がハンパじゃなく痛くて気を失いそうになったのを今でもはっきり覚えている
まるで大きな岩が落ちてきて挟まれたようで死ぬかと思った
あれは災害だったな
この日はあの検査で一気に体力と気力も失い、かなり
落ち込んだけど
検査の結果は後日ということで、病院が終わって夕方からパートにも普通に行った
何年か前にも同じ所にしこりがあり、調べた時も良性だったので
今回もたぶん平気だという自信があったし
最悪、乳がんだったとしてもちょこっと取るくらいで完治するんだろう、くらいに考えていた
乳がんの知識はまったく無いに等しい人間でした
乳がんは死なない癌だと思ってました
数日後(2/14)の結果は右乳房全摘手術と言われ、初めて胸が無くなる恐怖で
帰りの車で一人運転しながら泣いてしまいました
私の女としての人生が終わるのかと思って悲しかった
その夜、主人が大きい病院に診て貰おうとすすめてくれ、次の日に大学病院で診察をしてもらうことになった
あの時、主人が急遽、会社を休んで一緒に行ってくれた事は本当に感謝している
私一人ではもう、ショックが大きくて諦めてしまっていたかもしれない
こうやって今の良い状態には繋がっていなかったと思う
大学病院ではもっと詳しい検査が出来た
そして最終的にPET CTの結果で肝臓転移のステージ4の告知を受けました
もう局所手術は意味が無く、全身に効くよう抗がん剤治療をする、完治はなく延命治療になる
余命は2年半〜3年だと言われた
もう、女が終わるどころじゃなく、人生が終わる
「そんなまさか、命が終わっちゃうの?」
「ウソよ、私が死ぬなんてあるわけないでしょ」
話は淡々と聞いていたけど、頭の中はパニックだった
この告知は3/4だった、命の戦いが始まったのはこの日
最初の目標は来年の桜を見ることだった
この一年すべての季節が人生最期だと思い生きてきた
現在おかげ様で、ハーセプチンという薬が効果を表し、癌は嘘の様に画像からすべて消えている(12/3PET CT検査結果)
これからも1日も長くこの薬が効くことが願い
そして自分が告知されたときの余命を越えることが目標
でも他にもまだまだ、やりたいことが沢山ある
生前整理もまだ途中
子供の自立を見届けること
親を看取ること
ブログの友人たちに会いに行く
主人と海外旅行に行く
年金を貰う
とか
もうずっと欲しいけど我慢してるバックを買うとか
これ以上言うと小さい人間で情けなくなるから
(もうすでに小さい人間バレバレ?)止めとこ
とにかく
今日を無事に迎えたことを感謝します
このブログに沢山の方が来て下さり、応援のコメントも数々頂きました
本当に有難うございました
そして、乳がんやいろいろな病気で戦っている皆様の
症状が少しでも良くなりますようにお祈り致します
今日から2年目始めます
これからも頑張ります
2/4 12時47分にメールを下さった方
アドレスが@以降が分りませんでした
お返事できないのでよろしければ
また連絡お願いします
本日も良い日になりますよに