hitorigoto

つれづれに ただ つれづれに つれづれに
 
2007/06/02 0:22:55|美術のこと
極められたら・・・。
急に、なぜか 日本画 が観たくなったので。
山種美術館へ行きました。
この絵は、村上華岳 の「裸婦図」大正9年の作品で 、(163.6×109.1)等身大程の大きさです。
土色に赤みを射した薄衣にアクセサリーをつけた女性は、とても清楚で、それでいながら…そうでもないところも、漂わせています。
一見、ダ・ヴィンチの「モナ・リサ」に似ていますが、真意は解りません。
同じ日本人であるセイか、言葉も宗教も習慣も民族性も歴史も変換する事なく、素直に楽に心に染みてきて、スッキリして鑑賞していたように思います。
あまり日本画に興味はなかったのですが、やっぱりそんな年齢になってきたって事かな?!やまのあなたに憧れて遠くをばかり見つめて冒険をして、やっぱり青い鳥は家の近くにいた!みたいな…?!

…一言で言うと、華岳は自分を明らかに極めたのだと思います。
誰もが持ってるだろう煩悩を放置せず、犠牲ではなく偽善でもなく、あえて、自分を研ぎ清ませて、果てるまで、限界まで、美しさを 追求したのでしょうか?!
観音様の様な裸婦に対象者が居るのかどうかわからないけど、この絵は華岳そのものの様な気がします。
あるいは、対象となる人がいて、その人を守るが如く自分の想いや美しさを封印してしまったのかとも思ったのですが、

   いやっ・・・・・違う!

自分自身を極めて生きたいと思いこんだのかな?!
華岳の求めるもの。
憧れです。
まさしく、それです!

自分の弱さを認めるのは勿論だけど、
美しい強さを明らかに極め、
諦められたらどんなに幸せな事だろうか…?!

きっと華岳は、見たんだろうな〜?!
真意の…極楽を…生きながら…!







2007/05/12 17:49:56|こどもたち
その後・・・。
あの、寒い季節に中学受験をしてから
急に春のような季節になったと思ったら
冬に戻ってしまったりと
季節もなんだか極端だな〜。

4月、鎌倉の桜の花は散ってしまって
赤いもみじの前で入学記念の撮影。
お爺ちゃんとお婆ちゃんと塾長に贈ろう!

それでも、次の朝から早起きをして、
町を出たことない井の中の蛙中学生が
憧れだったらしいsuika定期をおしゃれにpi
なんてね・・・
電車に乗って毎日旅行のようにウキウキ
満員電車に揺られて
ドキドキしながら未知なる場所へ
ガタン ゴトン ガタン ゴトン♪
 ワクワクしながらも、
気を使って疲れるんだろな〜と思いつつ、

『おっと!駅までお迎えの時間だ。』

電車から降りて帰ってくる
娘の顔の表情をドキドキしながら待っている。
『今日は、どうだったろう?!』
『どんな顔で帰ってくるんだろう?!』
そう思いつつ、
道端に車を止めて駅から出てくる娘を待っている。
車の窓越しに娘が飛び込んできた。
飛び跳ねるようにニコニコ顔で帰ってくる。
息せき切って車に乗り込んで来る。
と、楽しそうに聞きもしないのにしゃべりだす。

『よかった〜!』

お友達が皆、友好的で嫌な事は言わないこと、
先生が皆それなりに個性的で面白い事、
部活の先輩がやさし過ぎるほどやさしいこと、
(それでも、クラスに一人位は我儘な子は居るらしいが
非難もせず、どう対処したらよいものかと困っていたけど?!
帰りの電車の中でやさしすぎる先輩に相談したら、
ほっとして、気にならなくなったらしい。)

沢山話してくれる。

井の中の蛙中学生も
チョット広い世界を知った日から、
小さなことには、
こだわらなくなった様だ!

小学校の時には、
こんなニコヤカナ表情を
見たことあったかな?!
この世の春だね!

(それにしても、ここの先輩はすごいな〜
もっと上の先輩達が後輩たちにやってることで
おかしいと思ってる事は強要しないどころか
もっと上の先輩が居ないときは、
「今日はいいから!」とか
「そんな事しなくていいから、先へ進もう」
みたいな事を言ってくれるらしい。
決してだらけて言っているのではないらしいが。
この前まで、何でもあり小学生からしたら、
かなり、厳しいらしい。
つまり、疑問に思ったことは、
伝承せず、
後輩にいやな思いは
させまいと思っているのだろうか!
本来の頭の良さだ。
良い子たちだな〜。)

そのたびに、
私は一人静かに安堵の気持ちで
しあわせをかみ締めている。
何が幸せかって?!
我が子の笑顔を見れること。
こんなことだったのかと、
今頃気づいたオヤバカチャンリンでした。







2007/05/05 17:28:30|小旅行
今頃 大涌谷!
今頃、大涌谷で

黒い卵 食べてる人達がいます

2時頃家を出て5時でした〜。

やっぱりGWでしたね!

渋滞 。。。。。。。。。。。。

湘南ナンバーは…すくないです。

湘南の皆さんは頭が良いですね〜。(☆o☆)

私たちは 

チバァ〜ラキなのでね〜☆彡

(あしからず)

どこへも行かないGWだから、

せめて、渋滞見聞?!

7年長生きできるなら

2時間の渋滞なんてね!

GW満喫!(笑)

   いかに、

イライラしないで

腹立てないで

何で混んでるんだろう?!

なんて、考えないで。

(だって、答えは、

  自分がそこにいるからだものね!)

目的地に到着出来るか?!

っていうゲームも

楽しみのひとつ?!(笑)







2007/04/30 20:35:19|なんでもないこと
三位一体?!
ウチのハナミズキも

他のお宅のハナミズキの様に

花盛りです。


違うのは、

ハナミズキの花は

たった一輪!


でも、羽衣ジャスミンと

ツキヌキニンドウ?!の赤い花が

満開に絡まってます。







2007/04/25 21:12:18|映画のこと
東京タワー
先日、東京タワーを観て来ました。
こんなオカンに成りたいなぁ〜。
 
そして、こんな息子になってほしいなぁ〜。
 
ボクは堕落した人生を
15年もし続け,し切ったので、
その後は、
働く事しか残ってない
と思ったと言う。
 
ヨイトマケの唄ではないが
それでも、ヤクザな道には
進まなかったらしいが・・・
 
こんな息子になってほしいと思うのは
 
オカンが、入院するとき、
横断歩道の信号機が青に変わり
歩きだす時、
 
…ボクは、
オカンの
手を握り、
手を繋ぎ
手を引いて
渡った。
 
ボクが、幼い頃は、
オカンに手を引かれ
ポクポクと線路を歩いた。
 
   〜〜〜〜〜〜〜〜
 
私は息子が小さい頃から
息子と手を繋ぐのが好きだった。
 
息子も、当然の様に
私と歩く時は、
当たり前に手を上に向け
手を繋ごうとしていた
 
しかし、息子も10歳
照れて当然の
お年頃に成長し
これもまた
母としては
嬉しいことなのですけれど
 
…夕方、小雨の降る中、
TSUTAYAの帰りに、
ちょっと、息子に聞いて見た。
 
   ・・・・・・・・・・・・・
 
『…今入院するの?
良いよ!』
 
「…うぅぅん、
今じゃないけど」
 
   ・・・・・・・・・・・
 
「繋いでくれる?」
 
   ・・・・・・・・・・
 
『良いよ』  
 
もう、暗くなった
雨の歩道を
手を繋いで
駐車場まで歩く。
 
すると、
暗い駐車場から、
子連れの家族の影が現れた。
 
途端、
 
息子の手が、振りほどかれた。
ウチのボクも、
まだまだの様だね!
 
あたりまえだけどね!
 
期待はしてないけどね!
 
それでも、
付き合ってくれるものね!
ありがたいよ!
  ・・・・・。
おかあさんが、
おばあちゃん化したら
 
  ・・・・・でいいよ!(笑)