あんまり 良いお日和なので、
ちょっとだけ 遠出がしたくなりました。
いつものように行き先は決めずに取りあえず家を出ました。
夫がガイドブックで見つけたのは、
足利フラワーパーク。
私は、あまり整理整頓された花達は見たくないな〜。
自然の風景が良いな〜
と言ってみたものの…
自分の枠を外すには、人の意見にのってみるのも良いかも!と、
お父さんに従う事にしました。
よくよくガイドブックを見てみたら…
あら!まぁ!大変!
足利フラワーパークは藤だらけ!
しかも世界一。・・・らしい。
葉祥明の絵本『奇跡の樹』にまでなってる、
おじいさんとおばあさんの命の樹だったらしい。
・・・普段 口下手な上に、人の話しなど聞いていない態度…以心伝心を固く信じている夫に腹立たしささえ感じていたのだけれど…。
ほんのちょっとだけ・・・
見直したのは…
…二年前から沢山の藤が観たいな〜!
と言っていた 私の話しを夫は意外にも聞いて忘れないでいたみたいだったから。
日本には、まだ以心伝心は存在するのかも知れないと思ってみたりする。
しかし二年もかかるみたいだけれど。(@_@)
そのおかげで、
まだ咲くには早い老木なれど大藤棚に
芽吹く蕾にエネルギーを感じる事ができた。
(まだまだ咲いてはいませんでした。。。)
情熱的な石南花の色、
クロフネツツジの淡炭桜色、
ひっそりと主張するタイツリソウ、
開ききった真実のチュ―リップ、
毒もあるかもよ?
と甘く誘うアネモネなどの草花達の
くすぐるような甘い香りに酔いしれた。
陽だまりのベンチにすわり・・・
まだ馴れない鶯の歌も聴いた。
いつものように、
今日は程よく地も揺れて、
風に吹かれても身を任せ、
急に雨が降っても身を屈めて走らない事にしよう。
自然の何もかもに少しずつ身を慣らしてみよう。
しかし…生きものは、添加物や放射線には慣れるのだろうか????
慣れたらいいのにな〜。
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