手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2011/08/18 20:22:51|丹沢の山歩き記録
勘七ノ沢・小草平ノ沢 2011/8/14

      写真をクリックすると拡大します。

今回もだんだんと調子が戻ってきたモトさんと安全安心沢に出かけた。
去年、寒い時期に半分歩いて途中であきらめた勘七ノ沢への往復。続いて先週美味しいところ半分残したままの小草平ノ沢を往復することにした。
GPS軌跡はそのままだとデータ飛び跳ねが多くて見苦しいので、コースを手書きした。







◆F4で登攀ルート探しのモトさん
滝は全部巻くつもりだったが、ネット記事によると面白い岩場ルートがありそう、ちょっと偵察するつもりがハマってしまう。たしかに登れるようだが、腕力に自信のない私は最後の登攀にロープを出してもらう。「うぅ、きつかったぁ」



◆F5の上、これからお楽しみゴルジュ
両岸は切り立った岩場である。去年の冬は水ジャブジャブを避けて右岸をトラバースしてきた、その怖さに途中で引き上げたところ、いわば、この先はトラウマの場所なのである。
ところが、面白い。沢底を歩くのと切り立った岸をトラバースするのとはえらい違いである。あっけなく、ゴルジュを抜けて開けた沢になる。この先はゴーロ歩きだとか。なので今日はここでやめる。戻って小草平へ、...

◆小草平ノ沢F1の2段目
見た目に恐ろしいF1の1段目は試しに途中までと思って試したら登ってしまった。ここには3段ある。あと2つはチョロいはずだが、意外とキツイ。
次から次へと登場する中小滝を直登したり巻いたり、楽しめる沢である。そして、源頭がきつくない、やさしいのが良い。
帰りは、尾根歩きもナンだからと右俣を偵察がてらに降りる。急斜面のガレ場。涸れた小滝が登場すると間もなく出合に着く。左俣とえらく違う。

ほどほどで登山道に行こうと地形的からベストのところで沢を離れてトラバースするがすぐに支沢に道を阻まれる。仕方なく急尾根を登って登山道へ。もしかしたらと思っていたがやっぱりである。そんな甘いトラバースなんて出来るわけないよな。







2011/08/10 21:26:40|丹沢の山歩き記録
モミソ沢・小草平沢・流の沢 2011/8/7

          写真をクリックすると拡大します。

今日はモトさんとの復帰第2弾である。新茅山荘の広場に車を停めて水無川に降りる。この辺は初めてだ。見事な渓流、向こうに見えるのがモミソ岩だとか。沢には次々と中小の滝がいっぱいである。直登したり軽く巻いたりしながら登る。


◆モミソ沢の大滝
やがて大滝に到着。意外と簡単な巻きルートがあった。(正直言って「ホッ」、急斜面の大巻きを覚悟していた)。このあとまもなく水が変えてゴーロ歩きになる。それが少々長いのがうんざり。

登山道から小草平ノ沢へは二俣近くの登山道の合流地点を狙うが、大外れ。美味しいところ半分しか残ってないけど「まあ、こういうのも良いや」と遡行する。







◆先行の女の子二人を含む4人組が頭から水をかぶって滝を登る。
こういうところを身近に見るのは初めて。我々は巻き道。ここも中小の滝がいっぱいで楽しいところである。最後の滝を登り終えたところでランチにする。




◆まもなく大倉尾根登山道に到達。
帰りはそこから小尾根を流の沢へ下る。降り着いたところになかなか良い滝がある。そのあとは中くらいの滝2つほど。途中から雷鳴が聞こえる。突然の豪雨で溢れた濁流にのみ込まれる心配をしながら急ぎ足で沢を下る。
モミソ沢、小草平ノ沢も初心者向けの沢だとか、葛葉川もそうだが、安心で水ジャブジャブの沢は実に楽しい。







2011/07/30 20:06:23|丹沢の山歩き記録
鳥手山 2011/7/29

        写真をクリックすると拡大します。
毎日パッとしない天気だ。しびれを切らして前々から気になっていた鳥手山(とでやま)へ出かけた。
ハイキング地図の端っこにあってほとんど情報のないこの山域である。ネットを「鳥手山」で調べると踏破記事がヒットした。しかも山域の事をよく調査されている。これはありがたい。

     足柄峠〜鳥手山〜平山マップ

◆天気を気にしながら登った矢倉岳の展望台(床高さ約2m)
やっぱり「櫓があるから矢倉岳」だな。展望台と表示がある。はしごが外れてしまったのかと思ったがそうでもない。よじ登った跡があるし「気を付けて登ってください」と書いてある。至れり尽くせりの安全対策ばっかりの昨今に「こういうのって良いな」と思う。



◆鳥手山(とでやま)665m
少し手前で登山(経路)道にサヨナラして30mほど手入れされた樹林を登る。ほとんど下降だったので登りがキツイ。この山域の中心地である。高さで目立つのは少し南にある鷹落場(820m)だそうな。
近野山は倒木とヤブ、山頂が分からないまま這々の体で経路へ戻る。だんだん草ぼうぼうになる。かき分けながら歩くと崩壊地、直渡りは危険なので尾根寄りを巻く。

とたんに視界が開けて植林地に入る。平坦な尾根に変わってプレハブ小屋がある。ここからは車幅の林道になる。とたんにつまらなくなる。疲れが出る。足が痛くなる。
◆視界が開けたのはここだけ、酒匂川と山北発電所が見える。
くねくねと林道を降りた(やれやれ)。洒水の滝の休息所で汗を洗い流す。
山北駅売店のビールがうまい。うん、今日は満足である。







2011/07/25 18:59:00|丹沢の山歩き記録
葛葉川 2011/7/24

久しぶりにモトさんとのコラボである。山行復帰の足慣らしと猛暑下の涼を求めて安全安心楽しさ一番の葛葉川へ来た。














◆数ある適当に登りやすい滝のなかでもかっこいいやつ。
さて、どう登ったのかな?、覚えていないが、とにかく楽しい。






◆林道のすぐ手前の滝。真ん中をチョロチョロ登っていける。
空模様が怪しくなってきた。カンカン照りを予想していたが、霧が出て暗くなる。水をかぶっているので、涼しいどころか寒いくらいである。





◆950m付近の水源地。
去年9月はチョロチョロ水だったが今日は「ゴボゴボのガバガバ」、見事な湧水量である。
去年登ったときはここからずいぶん右にそれた。今日は三ノ塔に直登したいものだと、コースを変えるが思い切り右へそれる。
山頂は濃いガスに包まれて視界ゼロ。そして、涼しい。ハイカーが次々に登って来る。歩き易いがつまらないだろうな。今日はこれでおしまい。二ノ塔尾根から葛葉の泉に降りる。







2011/07/17 14:03:10|丹沢の山歩き記録
御正体山成功 2011/7/16

        写真をクリックすると拡大します。

先週のリベンジである。文台山(大野山)から御正体山への稜線を通る小さい周回コースを計画した。地形図を見ると難所がありそうだ。ネットで仕入れた情報は、ヤブ、岩場、キレット、目印テープあり、である。さらに今日は炎天下シリジリの日射しを覚悟で出かけた。

文台山は展望も無い単なるピークとのことなので省略して難所コースへ入る。1kmほどは快適な尾根歩き。乾燥していて風がある、木洩れ日が気持ち良いくらいだ。登山道に設定すれば良いのにと思ったのはつかの間、だんだんとヤブ。踏み跡を選んで進むと目の前に岩場、階段状になっているので登れるが。



◆岩場を登り切ると富士山、知らない山々も見える。
アップダウンがいくつもあるので慎重に確認しながら進むとハガケ山の小さなカマボコ板表示がある。気付かないと踏み跡の多い南のカヤノ沢に降りるところだった。さらに、いくつかアップダウンを進む。



◆あれ、崖?、キレット!10mほど下に鞍部がある。
わずかに南へ回り込む踏み跡あるようだがヤブでよく分からない。適当に木があるし、ホールドもあるので、ロープで確保しながら慎重に下りる。
最大の難所を過ぎたがヤブは続く。「これは、たまらん!」、尾根筋のヤブを避けて斜面に回り込んで登ると登山道に合流した。道標がある。


◆文台山方向を示す立派な道標
いま来たコースだ。「歩道不明瞭」どころではないと思うが、私にはとても面白い道だった。
ここまで来たらの御正体山はオマケ。山頂では測量作業中。先週の二十六夜山山稜では4組のハイカーに会ったが、今日は一人もいない。景色を見渡せるところがほとんど無いからかなあ。
緊張感のあった登りに比べて登山道のだらだら下りの退屈なこと。御正体山へのチャレンジはこれで終わり。