写真をクリックすると拡大します。毎日パッとしない天気だ。しびれを切らして前々から気になっていた鳥手山(とでやま)へ出かけた。
ハイキング地図の端っこにあってほとんど情報のないこの山域である。ネットを「鳥手山」で調べると踏破記事がヒットした。しかも山域の事をよく調査されている。これはありがたい。
足柄峠〜鳥手山〜平山マップ◆天気を気にしながら登った矢倉岳の展望台(床高さ約2m)
やっぱり「櫓があるから矢倉岳」だな。展望台と表示がある。はしごが外れてしまったのかと思ったがそうでもない。よじ登った跡があるし「気を付けて登ってください」と書いてある。至れり尽くせりの安全対策ばっかりの昨今に「こういうのって良いな」と思う。
◆鳥手山(とでやま)665m
少し手前で登山(経路)道にサヨナラして30mほど手入れされた樹林を登る。ほとんど下降だったので登りがキツイ。この山域の中心地である。高さで目立つのは少し南にある鷹落場(820m)だそうな。
近野山は倒木とヤブ、山頂が分からないまま這々の体で経路へ戻る。だんだん草ぼうぼうになる。かき分けながら歩くと崩壊地、直渡りは危険なので尾根寄りを巻く。
とたんに視界が開けて植林地に入る。平坦な尾根に変わってプレハブ小屋がある。ここからは車幅の林道になる。とたんにつまらなくなる。疲れが出る。足が痛くなる。
◆視界が開けたのはここだけ、酒匂川と山北発電所が見える。
くねくねと林道を降りた(やれやれ)。洒水の滝の休息所で汗を洗い流す。
山北駅売店のビールがうまい。うん、今日は満足である。