写真をクリックすると拡大します。 近くを歩くたびに気になるがネット情報の少ない地獄沢。大山へ登れば近くの石尊沢を下降、そして先日AYさんが歩いたばっかりの大ノ沢。うん、これで周回コースが出来た。ついでにミズヒ沢を下降するかどうかは時間と体力相談で、ということで天気を気にしながらモトさんと出かけた。
◆稜線のモノレールで地獄沢遡行バンザ〜イ 極楽橋から沢に入る。快適な渓流歩きが始まる。小さな滝ばかりなので簡単に登れる。高度800mを過ぎると水が涸れてゴーロ歩き、これがやや長い。高度1000mを過ぎると傾斜が増す。ギブアップして尾根に逃げ、岩場とザレ斜面を眺めながら尾根を登る。この辺の景色は南隣のカンスコロバシ沢の源頭と一緒だ。(源頭はほとんど同じようなものだが)
◆石尊沢下降中に見かけたキーホルダーのマスコットかと思うような植物 山頂電波塔裏手からゴオゴオという換気扇の音を聞きながら崩壊ヌルヌル斜面を降りる。写真は途中のヌルヌルを避けた尾根で見かけた植物の実(?)。ここはモトさんは初めての沢。苔むした大きな石に木が生えているのが(石尊の)名前の由来かと勝手に思う。石尊沢の水は唐沢川に降りると涸れる、それは大ノ沢手前までつづく。
◆大ノ沢源頭登りのモトさん ここは水も豊富。そして中小の滝があって楽しい。やがて上部の二股右側の涸棚を巻いて市町村境界線に沿って登るといよいよ源頭。モトさんはスイスイ登るが、YAMは大変。ロープを出してもらって、フゥフゥヒィヒィ、大格闘のあげく稜線にたどり着くのである(バンザイ写真は省略)
西沢ノ頭からの下降は迷いそうだと、尾根筋の単純なミズヒノ頭北ピークから降りる。降りきった二股で堰堤に挟まれガレ木越えに少々苦労するが、うまくいった。何しろ我々の尾根下降は3回に1回しかうまく言ったことがない。当てにならないのである。 朝はパラパラ雨で心配したが、昼からは日が射して心強く楽しい山行になった。面白い3沢1尾根を歩くことができて満足である。 |