手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2011/10/04 21:24:00|丹沢の山歩き記録
地獄沢から石尊沢、大ノ沢 2011/10/2

写真をクリックすると拡大します。
近くを歩くたびに気になるがネット情報の少ない地獄沢。大山へ登れば近くの石尊沢を下降、そして先日AYさんが歩いたばっかりの大ノ沢。うん、これで周回コースが出来た。ついでにミズヒ沢を下降するかどうかは時間と体力相談で、ということで天気を気にしながらモトさんと出かけた。


◆稜線のモノレールで地獄沢遡行バンザ〜イ
極楽橋から沢に入る。快適な渓流歩きが始まる。小さな滝ばかりなので簡単に登れる。高度800mを過ぎると水が涸れてゴーロ歩き、これがやや長い。高度1000mを過ぎると傾斜が増す。ギブアップして尾根に逃げ、岩場とザレ斜面を眺めながら尾根を登る。この辺の景色は南隣のカンスコロバシ沢の源頭と一緒だ。(源頭はほとんど同じようなものだが)

◆石尊沢下降中に見かけたキーホルダーのマスコットかと思うような植物
山頂電波塔裏手からゴオゴオという換気扇の音を聞きながら崩壊ヌルヌル斜面を降りる。写真は途中のヌルヌルを避けた尾根で見かけた植物の実(?)。ここはモトさんは初めての沢。苔むした大きな石に木が生えているのが(石尊の)名前の由来かと勝手に思う。石尊沢の水は唐沢川に降りると涸れる、それは大ノ沢手前までつづく。

◆大ノ沢源頭登りのモトさん
ここは水も豊富。そして中小の滝があって楽しい。やがて上部の二股右側の涸棚を巻いて市町村境界線に沿って登るといよいよ源頭。モトさんはスイスイ登るが、YAMは大変。ロープを出してもらって、フゥフゥヒィヒィ、大格闘のあげく稜線にたどり着くのである(バンザイ写真は省略)

西沢ノ頭からの下降は迷いそうだと、尾根筋の単純なミズヒノ頭北ピークから降りる。降りきった二股で堰堤に挟まれガレ木越えに少々苦労するが、うまくいった。何しろ我々の尾根下降は3回に1回しかうまく言ったことがない。当てにならないのである。
朝はパラパラ雨で心配したが、昼からは日が射して心強く楽しい山行になった。面白い3沢1尾根を歩くことができて満足である。







2011/09/26 17:12:35|丹沢の山歩き記録
幕山ハイキング(白銀山失敗) 2011/9/24

            写真をクリックすると拡大します。

箱根山稜の南側が気になっていた。白銀山もそのひとつだが、長い自動車道歩きになりそうで周回コースがうまくとれない。登山ガイドブックを眺めていたら、湯河原から沢沿いに白銀山をつなぐコースがあった。ヤブがひどいそうだが2kmほど。その手前の白銀林道までは普通のハイキングコースだ。尾根コースで長々とハコネダケを漕ぐよりも良いだろう。白銀山からは三所山経由で箱根湯本へ降りればいい。荒れているとはいえ点線のハイキング道だ。と、考えて出かけたが、とんでもない。甘かった。箱根のヤブは半端なものではなかった。



◆岩登り練習の風景
幕山公園から幕山を左回りに登る途中で練習するところを見かけた。朝早いので一組だけだったが、周りには練習に手頃な岸壁がずらりと並んでいる。





◆白銀山への経路入口らしい赤テープ
水量の多い沢の左岸に古い踏み跡がある。笹をかき分け、蔓の絡まったトンネルをくぐり100mも進んだが、網の目のようなヤブに力尽きてギブアップする。
トボトボと白銀林道を帰りながら上れそうな尾根を探すが、びっしりと笹に覆われている。上に乗っても地面に足が着かないほどだ。これに比べると丹沢は歩きやすい。

◆自鑑水(自害水)
源頼朝が敗走の途中に立ち寄った沼。水に写る自分の哀れな姿に自害を決意したがまわりの人に執り成されて思いとどまったとか。

家に帰って調査をやり直す。登山ガイドブックは10年前に発行されたものであった。ネット情報はすべて星ヶ山経由の尾根コースの記録ばかりである。このコースはまったくヒットしなかった。時期も悪かった、冬ならいくらかマシかな。







2011/09/20 20:32:35|丹沢の山歩き記録
ダルマ沢ほか 2011/9/18

           写真をクリックすると拡大します。

この頃、歩くところのネタに尽きた我々(モト&YAM)は、久々にAYさんと、そして初めてお目にかかるヒロさんとのダルマ沢行きに合流させてもらった。
まずは、ダルマ沢を上の二俣まで遡行することだ。帰りのコースはAYさんお任せ、あとのお楽しみにして出発した。








◆話題の難所F2(8m)を左に巻くところ
ネット情報では右側の泥斜面の上の方にある大きな木に掴まって越えるそうだが、左の沢に入ると右側の2m高さの岩から針金がぶら下がっていた。
まず、身軽なモトさんに登ってもらい、安心お助けロープを出してもらう。高所を巻いて怖い思いをしないで済んだ。



◆ダルマ沢詰め成功、「バンザイ」
上の二俣からはガレ場だけと思っていたがとんでもない。右股に入ると今日最大の難所があった。
私はさっさと高巻きへ逃げる。AYさんも滝登りの途中から高巻きルートへ。ヒロさんとモトさんは苦労しながらも滝のすぐ横を登った様子だ。「よくやるなぁ」


◆沢降り途中の大棚の落ち口
日影山手前の林道から(名前を知らない)沢へ直降する。始めは小さな滝がチョロチョロと。だんだん沢くんも本領発揮、手強い滝は尾根を巻く。と...、でっかい大棚が登場、巻き道探しにウロウロ。急尾根に設置ロープが見つかり、難なく下降できて「ホッと一息」、これが実に面白い。

やがて林道に到着して今日は終わりと思ったがオマケがある、尾根を高松山近くまでを登り返す。いや、きついこときついこと。もはや午後5時過ぎ、花じょろ道を走り足で降りる。昨日とは打って変わったような見事な快晴のなか、楽しい一日であった。







2011/09/12 21:50:03|丹沢の山歩き記録
源次郎沢、沖ノ源次郎沢 2011/9/11

         写真をクリックすると拡大します。

台風やら何やらで中断があった。今日は久しぶるのモトさんとのコラボである。なんと、モトさんは源次郎沢は40年ぶりという。
登りは源次郎沢、降りは沖ノ源次郎沢、その跡はテキトーにという計画である。



◆沖ノ源次郎沢の滝のひとつで
花立のピークから中間尾根を下降すると広い沢に着く。ガレ場の連続化と思ったがそうでもない。良い雰囲気で歩いていると(こんな場所なのに)石積み堰堤が3つも続く。まもなく、両岸が狭まり滝が現れる。
「エェ〜ッ、ネット情報では本谷出合の涸棚だけだったのにぃ」
それも次から次へと5つほど中滝が続く。下降ロープが大活躍。なかなか楽しい沢だ。これは儲けたという気分である。






◆大涸棚を落ち口にて
やがて、急斜面のゴーロ歩き、その果てに大涸棚がある。何度か水無本谷を通ったが、ここはさっぱり記憶にない。20m2段とか良くこんなものが出来たものだと感心する。左岸に長いロープが張ってあるようだが、我々は見るだけでけっこう、安全第一と沢を少し戻って尾根から下降する。

帰りのコースは書策新道の途中からセドノ沢左俣に向けて下降。去年途中でやめた滝を確認して続きをやる。大巻き小巻きの連続で二俣へそして本谷との出合へ。水が多いこともあるのか去年の登りとずいぶん様子が違っておっかない。

◆乱れ咲くサガミジョウロウホトトギス
今日のオマケは予期せぬところで見かけたこの時期話題の花。







2011/08/30 21:47:11|丹沢の山歩き記録
富士山御殿場ルート 2011/8/28

             写真をクリックすると拡大します。
初めての御殿場口登山道から登る。選んだ理由はこう。
・駐車場の入場規制がない。
・大砂走りをやりたい。
・クタクタに疲れてみたい。
3000mまで単調な道の連続で退屈、うわさ通りの修行の道であった。そして長い、きつかった、たしかに疲れた。


◆2200mあたりで朝日を見る。
今日の天気では日の出を見るのは無理と思っていただけに感激である。





◆山頂で見かけた蝶々
こんなところで蝶々を見るとは思わなかった。ヨタヨタでいまにも死にそう。そういえば3000mあたりから黄色い花が咲いているのを見かけた。こんな高地で卵が越冬するのだろうか、それとも麓から飛んでくるのだろうか。



◆スパッツより効果的な砂走り対策
丹沢ではヒル対策のガムテープグルグル巻きである。もちろん砂はまったく入らなかった。須走口登山道のよりも石が少なくて走りやすい。距離も長いので満喫できると思ったが、途中でへとへとになって休み休み走る。下の方はブル道と一緒なので傾斜も緩く砂が少ないので下手に走ると衝撃が足に堪える。

高山病対策
去年2回の富士登山で効果があったダイヤモックスを飲んだ。前夜に2錠、出発前と朝食、昼食時に各1錠である。頭痛、吐き気、下痢の症状はまったくなかった。山頂付近で息苦しくて力が出ないのは変わらず。