手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2011/11/06 20:04:34|丹沢の山歩き記録
白銀山失敗(その2) 2011/11/5

写真をクリックすると拡大します。
ニカニカ集会でE・Aさんから白銀山へ行ったことを聞いた。
よし、白銀山から相模湾を見渡しながら真鶴半島の大きな尾根を下降しよう〜っと。(^o^) (地形図にはそう見えるが、実際には背丈を超えるヤブ、樹林帯でまったく望めないとか)。湯本から白銀の点線登山道は迷いやすいそうだ、なら登りにしよう。
白銀山から真鶴へは単調なひとつ尾根だ、下っても何とかなるだろう....
甘かった!、(反省)踏み跡頼りの広い尾根歩き、ロングな激ヤブ、そして5万分の1ハイキング地図だけ。

◆冬眠前の寝ぼけたヘビ君
三所山から白銀山への道は笹が払ってあるので歩きやすい。歩道に横たわったヘビ。近付いても逃げない。寒いのかな、つついてもされるままだぞ。


◆星ヶ山からの竹やぶにある境界表示杭
白銀山から「禅正ヶ原はあっちだよ」と道標があるがどう歩けば分からない。ササヤブを乗り越えてターンパイクへ。さて、目的の尾根がどれだか分からなくてウロウロ。禅正ヶ原までは笹を払った快適ハイキングだったが。左にゴルフ場がある。星ヶ山がどこだか分からない。歩道のあちこちに獣捕獲ワナがある。ストックで突くと「バッチ〜ン」、「ヒィ、ヤベェ〜!」、わずかな踏み跡をくぐってササヤブを延々と歩く。不安になる、時々見かける境界表示杭が「あぁ、有り難い」。

◆椿とススキの間の歩道を歩く
植林地から地図に無い林道(高度600m)にぴょんと飛び出す。その先が広い尾根にススキに覆われた歩道が見つかる。やがて、蜘蛛の巣のようなもがいても前に進めないヤブに出会う。踏み跡がない。尾根筋を外れたことを悟る。苦し紛れに左へ逃げて林道に出会う。激ヤブボディブローを何度も食らって、もはや主尾根を探す元気なし。今日はこれまで、林道を下りる。なんと県道に「バスがない」土日は運休!さて真鶴駅かなぁ。小山王BS前のレストランれんが屋のマスターが「根府川が近いよ。ゆっくり景色を見ながら歩いてください」ともぎたてミカンをくれる。







2011/11/06 19:03:50|丹沢の山歩き記録
物見歩道検証 2011/11/3

           写真をクリックすると拡大します。

きょうは清川リバーランドでニカニカ集会だ。開会まで散歩にと、過去にコースの検証を思い立った。
唐沢川から物見沢沿いに物見峠を結ぶ点線登山道があった。5年前、黒岩から丸渕を眺めて沢を遡行するもなかなか物見峠への道が分からない。あるとき、「ええぃ、ままよ!」と歩き通すと源頭の丸い鞍部が見え、斜面をはい上がり、景色の良いところへ出て、爽快感を味わった事がある。それがどこだかはっきりしない。

◆物見沢ノ源頭
岩ルンゼなので直登は無理。右岸を木に掴まりながら必死に登って登山道へ。すぐ先の頂が能ノ爪だった。


◆登山道から源頭を覗く
少し行くと祠がある能ノ爪手前の登山道から。この数年間ここを通るたびに「あのときの源頭はもしかしてここかなあ」と思っていた。



◆鐘ヶ岳北尾根から別所湯までのハイウェイ
ニカニカ集会後。当分バスは無い。おとなしく待つ手はないと酔っぱらい勇士8名で山越えする。バス待ちセブンイレブンでアルコール補給。「こんなバカなこと、やるやついないね。」と言いながら、実に楽しかったのだ。

まさかとは思いながらも、当時詰めたのはやっぱり物見沢の源頭だった。滝が無かったから歩いて、いまならやらないような斜面を登っている。怖いもの知らずだったのだ。いまの私は「臆病&慎重」になった。







2011/11/01 21:45:20|丹沢の山歩き記録
本間沢、円山木沢 2011/10/30

写真をクリックすると拡大します。 昨夜は夜中まで熱があった。この三日ほど風邪っぽかったのだが、「何とかなるべ」と思いながら、それよりも「昨日は快晴だったのに」と、午後は雨という今日の天気を天気を心配しながら久々のモトさんと本間沢に登った。 F9右岸岩場巻きではビビッたが、モトさんロープの世話になって何とか登ってきた。









◆本間沢源頭近くのガレ場にてここからは、天気もナンだし、稜線までガレ場歩きもナンだしと、さっさと円山木沢目指して尾根を越えることにした。 円山木沢に降りたところは左俣の涸棚の下、しばらく歩くと右岸にゴボゴボ湧水。「おっ、水源地か!」と思ったら、すぐ下の右岸流は数倍の水量。まもなく滝を巻いて右俣に合流した。



◆円山沢の二俣出合にあるきれいな滝にて降りた滝は見事な白糸の滝。派手さはないがきれいな滝だ。本流だ右俣のようだが、いま降りた左俣の法が水量が多い。「やった!、ラッキー」かな。




◆円山木を下るとやがて難所が始まる覚悟はしていたが、いよいよ始まった。ロープで崖を下るが、戻れなくなったらマズイと、その先の安全を確認するまではロープを解除しない。滝が連続する。Fいくつかはよく分からないまま、右に左にと滝を巻く。大滝らしいところを大きく左に降りる途中で「今日はここまで」、この先は不明、勇気ある決断だ。尾根を見つけて仕事道へ登る。 無名ノ頭からの尾根の仕事道をゆっくりと本間橋へ歩く。風の症状はまったくなかった。昨日休んだせいかいつもより調子がいいようだ。円山木沢大滝下へ行けなかったのは少々残念だが面白い山行であった。







2011/10/26 22:02:36|丹沢の山歩き記録
第2屏風尾根、南大山尾根 2011/10/23

        写真をクリックすると拡大します。
昨日は一日中雨、今日は晴れるとの天気予報だがなかなかパッとしない。何となく気合いが入らず出るのが遅くなった。
3年前によく知らないくせに雪の屏風沢に入り込んで、不気味さに耐えきれず左の尾根を逃げて唐沢峠への登山道へたどり着いたことがある。いま思うと懐かしい。どうも第2屏風尾根と呼ばれるらしいので、再度たどってみることにした。
そして、その向こうの、南大山沢と石尊沢の間の尾根群はほとんど知らない。今日は3時に帰る約束だ。歩けるだけ歩こう。

◆800mあたりは大石ゴロゴロの急斜面
これまでは気付かなかった支沢にある滝を見物して第2屏風沢を登る。始めは穏やかな植林地だが、やがて岩ゴロゴロでけっこうな急斜面になる。「本当にまえに登ったところかなあ?、もっと向こう?、でも、沢に落ちてるよ?!」、思い出せないまま稜線の登山道に着く。

◆南大山沢から大山ノ肩に向けて登る途中
この辺はどういう訳か尾根にも沢にもほとんど草が生えていない。歩くのは動物がほとんどだろうが、しっかりと踏み跡がある。
歩きやすいし、見通しが良い。ちょっと熊の心配をしながらもルンルンで歩く。


◆じょうごのような大きな崩壊泥斜面
大山ノ肩から降りる石尊沢右岸尾根には大きく5本の支尾根がある。今日はそのうちの2本を歩く。石尊沢右岸尾根との間にある崩壊地は遠くからも目立つところだ。その少し下流を渡って次の尾根へ登る。

二ノ沢ノ頭からは初めての東側の尾根で日向キャンプ場へ降りる。西側の尾根よりはるかに歩きやすい。いつもより水の多い日向川を渡るのに、...ウロウロ、....古い丸木橋を見つけて「ホッ」(^_^)







2011/10/12 16:16:14|丹沢の山歩き記録
原小屋沢、カサギ大滝 2011/10/9

           写真をクリックすると拡大します。

私は2回目だが、モトさんは原小屋沢が初めて。欲張ってカヤノ沢とカサギ沢の良いところも見て歩こうと計画した。
快晴との天気予報のわりには曇りがちで暑さは感じない、歩きやすい天気だ。台風のせいだろう丸太橋は流失していた。ここからは沢靴で歩く。

◆ニカニカの4人とガータゴヤ滝にて
バケモノ滝を右に巻いて降りたところで左から巻いて登ったAYさんたち4人と遭遇する、「アッレ〜!」(^_^)/
出発時間を聞くと我々よりずっとあとなのに、「早い!」飛ぶように歩く人たちである。蛭ヶ岳へ登るとのことで又兵衛沢で分かれる。我々は小さな支沢を登ってカサギ大滝を目指す。


◆カサギ大滝2段目の落ち口から尾根へ懸垂で登るモトさん
原小屋沢から尾根を越えて降り立った所は大滝の落ち口近く。右岸に巻き道があるので滝見物しながら歩いていると、場所慣れした様子の二人組と出会い、カサギ滝は4段ある、左右の巻き道の特徴などを教えてもらう。言われたとおりに行くとなるほど以前見かけた泥ルンゼがある。降りると大滝入口のゴルジュだ。
恐怖におののきながら岸壁をへつって(これで3回目)降りると2段目の大滝が見える。モトさんは右脇の溝を落ち口まで登る。
YAMは怖くて左岸ガレ沢の中程から見物する。

◆左岸を大高巻きして大滝を一周したところでバンザイ
結局、途中の3段目の滝を見ることはできなかったが、1時間30分の大滝周回には大満足である。

大滝最上段の落ち口上でゆっくりランチ。「今日はこれで終わり」帰ることにする。マシラさんが熊に襲われたという場所を見てから榛ノ木丸尾根に登る。榛ノ木丸からは魚止橋のヘアピンカーブ林道目指すが、800m辺りで「あれっ、どっちの尾根かな?」とウロウロ...、楽しい一日であった。