手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2012/06/04 19:36:18|丹沢の山歩き記録
南高尾山稜 2012/6/2

先週の東海自然道の続きである。登りを楽して城山のふもとまでバスで行ってやれと、橋本駅から三ヶ木、三ヶ木から相模湖駅行きのバスに乗ったが、湖の周辺ばっかり走って目的のバス停に行かない。結局、相模湖駅から歩く羽目に。これなら全部、JRで行った方が早かったし、安かったし(泣)。



◆中央線はやっぱり複線だよね
相模湖駅から中央線沿いを歩くが線路が片方向しかない。「あれえっ、単線だったっけ?」、小仏峠へ登り始めてから振り返って分かった、「なんだ、片っ方はトンネルの中か」...馬鹿な話。




◆ここが甲州古道!、はぁ、そうなの
昔は、今の甲州街道ではなくて、山越えしていたんだ。と初めて気付く。箱根にも時代時代に歩かれていた道がいくつかある。なるほど、旅(ハイキング)はしてみるものだと思う。
城山から大垂水峠へ下降しても大勢のハイカーに出会う。あ、そうか、ここは高尾山の周回コースなんだ、と歩き始めてから分かった。


◆見通しのある景色はここだけ
長々とした、単調な下りが続く南高尾山稜、景色のいいところでランチと思うが、やっとあった、津久井湖を見渡せる。ところが狭いベンチに大勢の人がガヤガヤのガヤ。
結局、この後にも休息所と称して2ヶ所の展望台があったが、まともに見通しのあるのはここだけ。高度の低い登山道だからかなあ。
高尾駅に着いたのは午後2時ちょっと過ぎ、早過ぎるがと思いながら、少々後ろめたい気持ちでビールを飲む。「うめぇ!」







2012/06/01 14:13:00|丹沢の山歩き記録
石老山(東海自然歩道)2012/5/26

山中湖から焼山までは歩いたので、今日は伏馬田から城山を歩く楽々コースだ。たっぷり時間が余るから南高尾山稜を三ヶ木まで戻ろうかと思っていたのだが...











◆三ヶ木バスセンターからの月夜野行きは満員
小さいバスなので25名の乗客が座りきれない。いつもせいぜい2〜3人、こんなことは初めてである。ほとんどの人が焼山入口で降りた。




◆この辺の民家はみんなりっぱな表札
石砂山から篠原に降りると、どのおうちの表札も木の板に墨で横書き、ふりがなが振ってあって、銅板の屋根を金属のポールで立ててある。何かの店かなと思ったがそうでもない、ふつうの住宅だ。



◆神奈川県内の東海自然歩道
今日は朝から快晴で涼しかった。そして人がいない静かなハイキング道である。あっという間に石砂山についた。まもなく石老山になる。「しまった。もう少し健脚コースにしとけばよかったかな」などと調子こいてたが、相模湖近くを長々と自動車道を歩くと疲れが足に来る。なんと、城山に登るのがきついこと。

結局、城山に着いたのが午後3時、「疲れた、足が痛い」南高尾山稜を帰るなんてとんでもない。結局、城山でUターンして甲州街道をバスで帰る。







2012/05/20 21:14:10|その他
犬小屋作り 2012/5/20
我が家に小さな柴犬が来た。生まれて2ヶ月半になる。名前は「フク」、震災復興の願いの「復」の字である。
もうすぐ、最後の予防注射が終わると庭に出すことになる。それで、今日は朝から犬小屋作りに頑張った。

前々から頭の中で構造を考えて材料は用意しておいたので、細かな造作は作りながら決めていったが、あわててホームセンタに走るようなことはなかった。
過去の経験から工夫をした。かじられ対策に屋根はトタン貼り、出入り口はすぐ交換できる丸木棒で保護した。後ろには開閉式の換気窓を付けたので夏場は涼しいだろう。素人が作ったにしては上出来だと我ながら思う。時々補修して10年は持たせたいと思っているが、さて、どうだろうか。

塗装は漫画デザインの好きな娘に任せたので、来週には楽しい犬小屋に仕上げてくれるだろう。

【製作コスト】
コンパネ板 1,150円
丸木棒 280円
蝶番 190円
釘、木ねじ 250円
トタン板(再利用) 0円
作業時間 約8時間







2012/05/20 21:13:17|丹沢の山歩き記録
鍋割沢探検 2012/5/19

2年前、モトさんと大丸から鍋割沢F2の上流をめざして尾根を下降したことがある。尾根から尾根へとトラバースしながら「F2はどこだ」と探したが、結局よく分からず、「資料を調べてまたこんど」ということになった。
そもそもが、F2を越えることは無理と聞いていたので、「ならば、その上から」との横着な目論見だったのだが、以来、ずっと気になっていた沢である。

最近、たまたまミックスナッツさんと意気投合、大先輩のお二方も最近歩かれたことだし、「大巻きすれば何とかなるだろう」と。
さわやかな快晴にも助けられて元気よくチャレンジしたのであるが.....
なるほど、噂に違わず、簡単には歩かせてくれない沢であった。



◆F2を大きく巻く
ここが最大の難所、急斜面のルンゼを約50mほど上の尾根まで登る。先輩方はさっさと向こうの尾根にトラバースしたそうだが、そんなこと危なくってとてもできない。「安全第一、よいしょ、よいしょ」と地道に登る。
下降する尾根はやさしくて良かった。厳しかったら、沢歩きなんか放り出して大丸へ登っていただろう。


◆CS滝でつかの間の一安心
2段滝を大きく巻いて10mほど懸垂下降、やっとのことでここに来た。「もう、いい加減難所は過ぎたね、この滝も右脇が登れそうだし。」と思ったが登れない。結局この滝も巻く事になる。










◆意地の沢詰め
登れそうに見えた。ところが、溝の両側の泥はスポンジケーキのようにふわふわ。足を突っ込んでも歯止めがきかず、ズルズル、ズル...、山バカは涙の敗退。

結局、鍋割沢に大きな滝は5つ、どれも大なり小なり巻くしかない。巻いたときの下降は沢近くの岩が垂直なのでロープが必須である。

長い間気がかりだったことがすっきりした。また、久しぶりに沢の醍醐味(?)も味わっって実に楽しかった。ご一緒頂いたミックスナッツさんに感謝申し上げる。m(_ _)m







2012/05/14 10:46:20|丹沢の山歩き記録
大山三峰山 2012/5/12

午後は天気が崩れるような予報なので遠出は無理。それならと前々から気になっていた唐沢川のハイキングコースに行くことにした。全部は歩けないからちょっとだけ。その代わり、大山北尾根から降りて三峰山に登る未知尾根ふたつを歩くことにした。

地形図を見て改めて気づいた、このあたりは4つの市町村にまたがる地域だ。



◆おもちゃのようなモノレール
ネクタイ尾根を登る途中で「バルルル...」とエンジン音が聞こえてきた。登り着くとまだ熱気のさめないモノレールカートにパンパンに膨れたザックが2個おいてある。地獄沢から登ってきたばかりのようだ。北尾根を少し行くと崩壊斜面で作業員さんが土留め工事をされていた。「ご苦労さま」。


◆顔に見えるんだな、この岩
ヒズヒノ頭から東尾根を唐沢川へ下降する。ここには宮ヶ瀬から唐沢キャンプ場までのハイキングコースがあったはずだが、荒れ果ててしまってはっきりしない。大きな岩と豪快な水の流れが進路をさえぎる。右岸にも左岸にも踏み跡が断続的にある。目印テープが渡渉のタイミングを教えてくれる。良いところだ。こんどゆっくり歩いてみたい。

◆次から次へと細い尾根が登場する
唐沢川から登り始めると太い尾根である。「このまま三峰山だと楽勝だが、少々退屈だな」と思っていると、800mあたりから様子が変わってきた。「えっ、キレット?」と思いたくなるようなアップダウン、そして細尾根の連続。細尾根にいたっては気の根っこだけがくねくねと組み合わさって道を作り、その間の土は流れ落ちている、まるで空中回廊である。ふんだんに木が生えているから歩くのに不安はない。切れ落ちた足元のずっと下に幕岩のようなのっぺりした岸壁が見える。「うん、実に楽しい♪」

三峰山より少し北のピークに登り着き三峰山でランチ。今日はこれで終わり、唐沢峠へのショートカット登山道あたりからパラパラと雨が降り始めるが、びしょ濡れになるほどではない。梅ノ木尾根から日向キャンプ場に降りる。快適な山歩きだった。