手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2012/07/30 20:07:15|丹沢の山歩き記録
富士山頂(富士宮ルート) 2012/7/29

山頂へ登る決心をした。夕べまではマイカー規制のない御殿場ルートから「ゆっくり登るべ」、と思っていたが夜中の雷雨で心細くなった。だいたいあのコース、ザレててきついもんな。
朝3時半出発、東名高速で、5時には水ヶ塚公園に着く。あの広い公園がほとんど満車。






◆水ヶ塚公園から
一昨年ここから山頂を往復したときは長かったなあ。今日はシャトルバスで富士宮口まで行くぞ。まあ、その分帰りは時間があるから帰りは須山口下山道を通って御胎内を見るか。
実はここは御殿場登山口新五合目よりも10m高い1450mで、いわゆる一合目に相当する。御殿場の新五合目は言い過ぎだな。

◆着いたあ!
ダイアモックス(高山病予防薬)は飲んできた。今回は呼吸法に工夫、思い切り強く息を吐くことに集中した。富士宮口の高度が高いこともあるだろうが、これまでになく楽だ。よし、剣ヶ峰に行ってランチだ。
このあとビールを飲んだら頭痛が始まった。ダイアモックスの効果はアルコールで消えるのか。


◆火口からみた大沢崩れ
お中道を歩くまでは気にしなかったが、これが旧休泊所のところの崖になるんだ。なんでも(テキトーなネット情報)、大沢崩れはどんどん広がって、そう遠くない将来、いま立っているお鉢も大沢に崩れ落ちてしまうとか。

くたびれた、コース変更して宝永山から富士宮口へ降りてシャトルバスに乗る。夏休み前半4連休は今日でおしまい。







2012/07/28 16:42:48|丹沢の山歩き記録
富士山お中道(その2) 2012/7/26

前半の夏休み(4日間)の初日、初めて電車で河口湖へ行く。さぞかし混んでいるだろうと思った五合目行きのバスはガラガラ。バスを降りたら山頂から降りてくる人で登山道は大混雑。

お中道は水平道とはいっても、河口湖五合目2300mから宝永山の馬の背2700mに向けて徐々に高度を上げている。すぐ横の宝永第1火口が2300mだから逆に歩くとこの落差はつらい。
今回もきつい頂上登山の決心がつかず、お中道を探検する。


◆須走口本六合目への点線登山道
吉田口下山道のジグザグ手前を外れて左へ入る。道のようなそうでもないようなザレ場を行くと雨裂に出くわした。どっから渡るかと見渡すとペンキマークの道があった。あとは植生の中を歩くラクチンな水平道である。



◆やれやれ、道だ!
瀬戸館からいったん下山道を下って、同じ高度まで登り返す、砂走りだから登れたものではない。ほどほどのところでガレ場に突入するが、さてどこが道やら、見渡す限りの荒野。まるで、馬を失ったガンマンの心境だな、こりゃあ。
ひたすら水平に進むと、やがて大きな雨裂というより沢、渡れそうなところに道がある。ペンキマークが次々とあらわれる。そうか、これだったら、瀬戸館から人目を気にせずに登山道の間を突っ切ればよかったとあとで気付く。

◆お中道の近くにある慰霊碑
富士宮口の宝永山荘から登山道を少し登って、大沢崩れの方へお中道を少し歩いてみる。ガスって見通しがきかないが、この先は植生のまったくないところを道が続いているようだ。
写真はお中道の少し上にある慰霊碑。20年前の登山訓練中に2人が亡くなったらしい。気持ちは分かるので、自然公園の中の慰霊碑は譲るとしても、問題は、足元のビニールに入った花束や食べ物、ペットボトルなどのミイラ化した姿。これは無惨!!、供えたらすぐに持ち帰ってあげようね。








2012/07/24 16:10:32|丹沢の山歩き記録
日影山、高松山 2012/7/22

昨日よりまだマシな天気になるはずの日曜日が朝からパラパラ雨である。いつもなら、「大山散歩にするか」と妥協するのだが、夕べ、曇りでもいいとずいぶん譲ったコースを計画した、だから少々の雨ぐらいなんだ。
だいたい、このごろ、メタボ気味だ、しゃがんだ時の下腹の張り具合が気持ち悪い、時間をかけて距離を歩かないと。


◆いよいよ竹藪道に突入
新松田から西丹行きバスの乗客は4分の1分くらい。神縄トンネルから登る、大野山からの登山道に合流すると竹藪が始まる。何度か歩いたコースだ、承知のうえで来た。はじめは傘でしずくを防いだが、まもなく全身が濡れ始めた、「ええい、ままよ!」。やがて靴の中までグッチョグチョ。
日影山手前から八丁へ降りて高松山山稜へ登り返すつもりだったが、全身ずぶ濡れに怖じ気づいた。おとなしく秦野峠を廻る。


◆珠を持つ龍
新松田駅からバスが通る御殿場線ガード下にある。はじめはなんの化け物かと思ったが珠を持っているので、「ははあ、例の竜か」と思い、家に帰って調べた。ここの木彫り彫刻の情報は得られなかった。広辞苑にはこうある。
■驪竜頷下の珠(りりょう がんか の たま)黒色の竜のあごの下にある宝玉。危険を冒さなければ得られぬもののたとえ。







2012/07/23 20:58:03|丹沢の山歩き記録
富士山お中道 2012/7/16

富士山頂へ登るのはキツイ!。今年はまだ、山頂まで登る決心がつかない。しかし、気になる。
地図を眺めると中腹を4分の1周するお中道というコースがある。端っこが大沢崩れ、そこに古い休泊所があると言う。何のためだろう、もしかして大沢右岸の大きな県境尾根も、山頂への登山道ではないかと勝手な想像をした。
ネットを調べるが断片的な情報ではよく分からない。行って見ることにしよう。中腹の水平道を行くだけだから高山病の心配はない。新松田から須走口五合目行きバスで往復出来るだろう。ラクチンを決め込んだ。(^_^)

◆中途道
長田山荘からロープを越えて右に曲がると「コノスジ中途道」との石碑がある。快適な樹林の道、時々横断するザレ場から山頂を見上げる。ルンルンで吉田口登山道へ到着した。
本当は、長田山荘より少し上の本六合目から右へ入るつもりだったが、楽を決め込んだのである。あとになって、そっちの方がお中道の一部だと知る。

◆大沢崩れ
五合目からは林道のような立派な水平道、途中から登山道らしい山道になる。行き着いた休泊所には大勢のハイカーがいた♪
「やっぱり、ここは登山道の途中だ」と思って、「下から登ってきたのですかぁ」、「これから山頂へ登るのですかぁ」と聞いてみたが、要領を得ない、どうもそうではないらしい。
大沢が見えるところへ降りてみる。なるほど、これが大沢崩れ。なにしろ、3770mの山頂から落ちている沢らしい。お鉢周りをするときはそんなこと考えもしなかった。

◆お中道の情報入手(掲示地図をパチリ)
大沢は何しろデカい、「あそこなら渡れるかな」、「ここならどうだ」と考えながら冷たいチューハイを飲む。「うぅ、うめえっ!」
旧泊所に戻ると、壁には地図や昔からの記事がいっぱい貼ってあった。「ははあ、そういうことだったのか」と納得する。

ほとんどが水平道なのに今日はなぜかくたびれた。時間もかかった。須走口へ戻っても、もう新松田行きには間に合わないだろう。どうせ御殿場へ行くのならと河口湖へ降りることにした。







2012/07/11 20:35:56|丹沢の山歩き記録
県民の森(三廻部)ハイキング 2012/7/8

昨日の天気の方がまだ良かったようなどんよりした曇り空。今日は愛犬フクをつれて県民の森へハイキングである。昼から崩れるそうだからあまり遅くならないようにしよう。





◆後沢間近の左岸尾根で
栗の木洞から大きな尾根を降りると、後沢近くでは急下降斜面になる。フクはちょっとした段差や溝に「歩けないよう」とすぐギブアップする。さて、どうするかなと思ったら、両手両足を突っ張りながら、ときにはズルズル滑りながらも、私の後を着いてくる。「よしよし、うまいじゃないか」。


◆立派な経路
初めて寄のボランティア林散策道を登る。高度900mから上は傾斜がきつそうなので少し心配したが、立派な経路のまま登山道に出る。途中から雨が降り始めた。登山道で色とりどりのカッパを着たハイカー数組と出会うとフクは怖がって逃げようとする。「今日はここまでだな」、くぬぎ山の手前から駐車場に降りる。