手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2012/09/18 20:25:56|丹沢の山歩き記録
鍋山峠のクサリ場 2012/9/16

鍋山峠と雨山峠の間の登山道にある数箇所のクサリ場はなかなかの難所だ。行者ヶ岳のクサリ場を難なく通過したフクもここならビビるかもしれない。

マルガヤ尾根で登りたいし、途中で本沢のプールの様子も見たい。大沢出合から入るのも工夫がない、小丸尾根のP745からトラバースしよう。傾斜はきつそうだがなにか経路があるだろうと思ったのが大間違い。岩含みの急斜面で歩くなどとてもとても、さっさとあきらめて小丸尾根を登る。

◆クサリ場の下降
私が降り始めると着いて降りる。そのうち追い抜いて先を歩く。フクにはこの程度の岩場は難所ではないようだ。登りも私が登るとしがみついてもがきながら登ってくる。よし、OK!



◆カモシカ?、初めて見たぞ。
カメラを向けても逃げようともしない。フクを気にしているのか、じっとこっちを見ている。
一方のフクは「ほら、あっち、あれだよ」と教えても向こうともしない。



◆久しぶりだな清兵衛の大滝
出合からすぐなのでちょっと見ようと入ったが、堰堤が4つもあったんだ。水が流れているところを見るのは初めてである。







2012/09/15 15:24:11|丹沢の山歩き記録
大山散歩 2012/9/9
今日は山歩きをするつもりはなかったが、あまりの快晴がもったいなくて、フクを連れての大山中腹の散歩になった。

◆良い眺めだワン
先に行っては、私が近づくまで、このポーズで周りを眺める。

◆ここ掘るワンワン
何を見つけたのか、私に土をぶっかけながら穴を掘る。







2012/09/09 16:42:40|丹沢の山歩き記録
行者のクサリ場 2012/9/8

表尾根のクサリ場を体験させようとフクを連れてきた。先々代のワン助はぴょんぴょんと上り下りしたが、さて、フクはどうかな。

戸沢林道でミックスナッツさんと、表尾根の登山道ではイガイガさんと出会う。お二人とも今を盛りのサガミジョウロウホトトギスの鑑賞とか。










◆こんなの平気だよ
「首輪だけでなく胴ベルトも付けないと落ちたらことだな」と思いながらクサリ場の上に立つ。「えぇっ!」、よけいな心配は無用だった。足下に気を付けながらスタスタと降りるではないか。これなら登りも平気だ。日頃の散歩にヤブ道を通って崖を上り下りしている成果かな。


◆政次郎ノ頭から境沢の登山道へ降りると尾根の両側は滝
尾根を降りきったところから振り返る。右側の斜面に登山道の一部が見えている。この辺は整備された表尾根からは考えられないような荒れた道だ。
フクはご機嫌で私をぐんぐん引っ張りながら尾根を降りた。問題は沢に降りたってからである。



◆やだっ!
沢を渡ろうとしてリードを引っ張るのだがびくとも動かない。フクは水の流れているのが怖いのである。田んぼの中の水路でさえ近づこうとしないくらいだ。仕方ないので抱えて渡る。


◆ああ、怖かった!
行者ヶ岳へ向かう尾根に登り返したところで下をのぞく。ここからフクはとたんに元気になって私を引っ張る。










2012/09/02 16:19:09|丹沢の山歩き記録
本谷沢 2012/9/1

天気予報は晴れのち曇り、ところにより雷雨とにわか雨である。2週間続いた超快晴の毎日も終わりらしい。
今日はAYさん、まーちゃんとのコラボだ。金冷シ沢にサガミジョウロウホトトギスを探しに行くつもりだったが、なんと!AYさんは水無川本谷沢を歩いたことがないという。
それじゃあ、まずメインの本谷沢だ。まーちゃんと私はいつも表尾根登山道へ登り着くのが悔しいので、今日は日の出山荘の前の草原、それもみんなが弁当を食べているところへポコンと出たいものだ。

戸川林道で歩いているマシラさんを追い越す。本谷に入るそうだ。本谷沢へ降りるあたりで追い越される。早い、早い!。



◆F8の落ち口から
2年前に来たときはガスに巻かれて周りがほとんど見えなかった。今日はバッチリ快晴。向こうに見えるのは三ノ塔尾根かな。AYさんは落ち口ぎりぎりまで降りて写真を撮る「おぉ、怖っ!」




◆思いがけずサガミジョウロウホトトギス
F9は右の沢、これを登ると表尾根登山道に着くことになるので、今日は沢を直進する。これが地形図では塔ノ岳山頂に行き着く沢だ。入ってみると狭いし、どっちかというと汚い感じがする。その代わり、きれいな花に出会えた。



◆ゴーロ歩きの向こうは大崩壊地
傾斜がきつくなって足元の石が崩れる。沢が拡がり前方には圧倒されそうな白い岩盤が立ちはだかる。ものすごい景色だ。
こりゃあ、進むのは無理かなと思いながら近づいてみる。水チョロチョロの涸棚だ。左岸が崩壊して白い岩が露出している。崩れた大量の岩が沢を埋め尽くしている。崩れる前は立派な滝だったのかも知れない。
左の支沢から尾根に取り付き、獣道をたどっていくと傾斜が緩やかになり草原へ出る。あとは登るだけだが、イバラがチクチク、大粒の雨が容赦なく体をたたく、くつの中がグジョグジョ。(泣)
まもなく、日の出山荘の前に出た。(満足)







2012/09/02 16:16:20|丹沢の山歩き記録
下棚沢 2012/8/25

皮肉なことにお盆休みが終わってから、もったいないような超快晴の暑い日が続く。
今日は涼しさを求めて下棚沢へAYさん、ミックスナッツさんとのコラボである。




◆連続滝
下棚を右に大きく巻いてほどほどのところ(F2の上か)で沢に降りる。まだまだ上流は滝が続く。さあ、どう登るか、私はおっかなびっくりであとからついて行く。ときどき、お助けロープをもらいながら。



◆楽しいナメ滝の連続
最初のナメを右の巻くとあとはほどほどの傾斜のナメの連続。楽しい、楽しい!。
ところが新調した地下足袋風水陸両用靴が、いつものフェルト沢靴とようすが違う。歩き方が下手なのもあるだろうが、「んっ、滑る!」「おお、怖っ!」
安全第一、ちょっと大きな傾斜では膝をついていざり歩きである。カミさんの卓球用ひざサポータを借りてきたのでバッチリ!

◆本棚落ち口から
ふつうに登山道から帰るのも面白くない。善六のタワから本棚へ向けて尾根を降りることにした。
F2とF3の間に降りる。急傾斜の尾根を本棚の落ち口へ降りる。
落差120mという大涸棚の一部が見えだけで、上部は樹木に覆われて見えない。

歩きながら、前にも来たような気がした。家に帰って調べてみると本棚沢だった。今日ほど苦労した覚えがないのは、本棚沢の方がF3から上のナメはうんと優しいし、登山道までが短いからだろう。