手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2012/10/17 21:00:01|丹沢の山歩き記録
天城縦走 2012/10/13

先週の箱根登山のついでに思いついた伊豆のハイキング。どうせ歩くなら縦走だ。さてどこまで行けるやらと時間を計算してみるが、猫越岳の方まで行くと交通アクセスが悪くてとても日帰りできない。結局、天城高原ゴルフ場から天城峠までの有名な縦走コースに決める。
前夜、準備をしているとAYさんから電話が来た。飛び入り参加でコラボが決まる。これは楽しいぞ。

◆アセビのトンネル
登山道に入るとモミジ、ヒメシャラ、シャクナゲの林、そして苔のむした岩が庭園の雰囲気を醸し出してくれる。万二郎岳からはアセビが多くなる。登山道を囲うようにトンネルをつくる。




◆万三郎岳
登山口からはわずか400mの高度差、しかもきれいな森林歩道なので、すぐに伊豆の最高峰1040mに着く。






◆ヘビブナの木
丹沢では見られないようなきれいなブナ林が続く。白神山地なみの見事さではないだろうか。登山道から100mほど横に入ると大きく曲がったブナの木がある。さらに進んで10分も横にはいると伊豆一番という大きなブナの木があった。



◆シコを踏むブナの木
登山道のすぐ横にある。相撲取りの土俵入りを思わせる。根本の土が流されてこうなったのか。




◆彫刻のようなヒメシャラの木
登山道には終始ヒメシャラがあった。なかでも飛び切りでかくててゴツゴツしたものである。




ネット情報では6時間20分のコース。少し寄り道をして6時間45分、天城峠バス停でドンピシャにバスに乗る。伊東駅からは待ちかねたお疲れ様宴会になった。








2012/10/11 19:16:54|丹沢の山歩き記録
関白道 2012/10/8

早川の一夜城跡から白銀山、大観山と続く長い尾根には関白道と呼ばれる道がある。どうせ、激ヤブで歩けないだろうと思っていたが、小田原山盛の会のみなさんが刈り払いをしてくださっているネット情報があった。
  推定 「関白道」早川〜大観山ルート図!  
うん、これならヤブ漕ぎしなくても良さそうだ。快晴になった連休3日目は大観山に再チャレンジした。

◆こんな感じの林道が続く
早川駅を6:30に出発、一夜城跡を少し見てからすぐに林道に入る。しばらくは舗装されたカーブミラーもある道路だが使われていないようで、ほどほどに荒れているのがかえって楽しい。
2度目のターンパイク横断では、ターンパイクを50mほど歩いていると、トーヨータイヤと書いた車の人が「ここは歩くのは禁止です!」、すぐ向こうの尾根に入りますからと許してもらったが、ルート図通りに歩けば横断するだけで済んだのかも。

◆白銀山の雨量観測マスト
関白道にはほとんどリボンやペンキの表示がないが、経路が刈り払いされているのでそれをたどれば良い。ほとんど迷うことなく白銀山まで到着した。
少し手前には禅定ヶ原(頼朝道)への道標がある。去年、ターンパイクを横断して真鶴半島へ下降したことがある。ターンパイクから禅定ヶ原まではきれいに刈られていたが、ここからターンパイクまでは激ヤブのままである。どうしてだろう?

◆大観山が見えてきた
一番心配したのが白銀山−大観山の間だ。先週は激ヤブと格闘したので「もう、あれはいやだ!」と思っていたが杞憂に終わった。軽いアップダウンが心地よく、あいまに駒ヶ岳や富士山が見える。やがて、初めての大観山に着いた。展望台の景色は見事だが大勢の人と車、なんと、山頂は立ち入り禁止だったのか。
ルート図の赤道(長い赤帽黒杭のことだと思う)を降りようと県道を少し歩くが、取り付きが分からない。ヤブだらけでそれしい踏み跡が見えない。しばらくウロウロしてあきらめ、そのまま県道を元箱根まで歩く。
−−−−−−
おかげで、ヤブに悩まされることなく関白道を歩くことができた。刈り払いしてくださる小田原山盛の会のみなさんに感謝する。
関白道の尾根はゆったり傾斜なので、ほとんど平地歩きと同じで疲れない。白銀山を過ぎるまで展望はないが、道の周辺の森は様々な変化があるので長い尾根でも退屈しない。箱根登山には湯坂道も楽しいが、このルートも同じくらい楽しい。登山道にすれば良いのにと思う。







2012/10/06 18:55:00|丹沢の山歩き記録
フクと大山散歩 2012/10/06
今日から3連休である。少し遠出することを計画していたが、天気は最終日がいちばん安定するそうだ。
じゃあ、それまで待つことにして、今日は久々にフクを連れて大山散歩に行こう。

◆FMヨコハマの送信塔
大山山頂には、いろいろな形のオブジェのような電波塔が4つある。
いちばん左が最近できたFMヨコハマの送信塔だ。いまは工事中なので色とりどりの機材がにぎやかだ。
工事完了は10月31日となってるから、円海山送信塔からの切り替えは年内くらいかなぁ。
(ほとんど聞いてもいないのに、何か待ち遠しいのである。)









2012/09/30 16:28:53|丹沢の山歩き記録
大観山失敗 2012/9/29

去年の秋は箱根の白銀山に行った。今日は大観山だ、尾根づたいに大観山に行くのは無理らしいので湯河原から登る。できるだけ自動車道を歩かないようにコースを計画した。ヤブで敗退することのないように、慎重に計画したつもりだったが。



◆電波塔への尾根で
計画コースには沢の渡渉がある。「いやだな、良い道はないかな」と思いながら白銀林道を歩いていたら、電波塔のある山頂へ向かう尾根に踏跡のはっきりした道がある。
「しめた、これなら大丈夫だろう。やぶだったら引き返せば良い」。鼻歌気分で登る途中にあったかわいいキノコ。


◆すぐそこが電波塔だぞ
山頂が平坦になるとヤブがある。電波塔までいけば笹は払ってあるだろうし、管理用の道があるはずだ。と信じ込んで激ヤブに飛び込むが、.....「んんっ?!」
フェンスまでびっしりのヤブ。ヤブの少ない方向へ行くと沢へ降りかける。

◆フェンス沿いの激ヤブを行く
フェンスから離れないようにヤブをかき分けながら進む。竹は私より高いので足下は見えるが何しろ箱根竹だ太い、体を入れるためにまとめて倒すのに力がいる。汗びっしょり。
フェンスの上に有刺鉄線が無いところがある。乗り越えると楽だろうなと思うが、そんなことをするとすぐに警察が来て2,3日家に帰れないだろう。やっぱりこんな尾根に入るんじゃなかった、情けなくなる。
レーダードームの手前の道路にぴょこんと出た、「助かった!」。警備員が2名駆けつけてくる。さては、テロリストと思われたか、訳を話すと笑い話で済んだ。激ヤブの戦い1時間30分、距離にしてわずか600m。

◆白雲の滝
すっかり意気消沈してしまった。地図もヤブに盗られた、ポケットのふたを開けるくらいわけないようだ。今日はもうやめた、途中の滝を見ながら湯河原に戻ることにする。
白雲の滝は落差30m、落ち口の岩が直角、滝壺が洗面台のように円形だ、丹沢にも滅多にないような端正な滝である










2012/09/23 19:13:41|丹沢の山歩き記録
金冷シ沢 2012/9/22

先々週は金冷シ沢を目指したが途中で変更して本谷沢から塔ノ岳山頂へ登った。今日もAYさん、まーちゃんと書策新道から金冷シ沢へ入る。どこに詰めるかは状況次第である。
このところの雨のせいか、いつもより水が多い。











◆金冷シ沢F1
本谷沢から20分ほど歩くいたところ。写真の滝はおよそ10m、この上に3mと5mがある。左のバンドを登って巻くのだが、途中から傾斜がきつくなり、さて困ったと思うところにロープが垂れていた。
まーちゃんと私はロープを直登するが、AYさんは滝の中段に回り込んで左岸を上る。見てるだけで、「おぉ、怖っ」


◆F2
金冷シ沢は意外と広くて明るい。F1を越えると開けて穏やかな沢になった。こんな広いところに滝があるのかなと思ったら出てきたぞF2。
私はさっさと巻き道探しに手前のルンゼを登る。と、「なんだ、滝のすぐ横に巻き道があるじゃないか」、下には「簡単の登れっぞ」とAYさん。






◆流ノ沢の水運びロープ?
堀山の家の少し上の登山道から流ノ沢に降りると、目の前に沢を横断するようにロープが張ってある。堀山の家の側にはかごが付けてある。登山道から見えるので気になっていたロープだ。
下流に行くと二俣の水場が枯れていた。沢には水が流れているので上流には湧水があるのだろう。そうすると、あのロープとかごは水を運ぶためのロープウェイかな。

金冷シ沢はいつか歩きたいと思っていたところだ。夢中で歩いたので考えもしなかった。たしか、金冷シ沢には石積み堰堤があると聞いていたが、はて、どこだったのだろう?