手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2012/11/26 21:02:00|丹沢の山歩き記録
箱根湯ノ花沢 2012/11/24

今日はEAさんと初めてのコラボである。
箱根も一通り歩くとバリエーションを歩きたくなるが、うっかり歩くと激笹藪で身動きができなくなる。古地図に載っている旧登山道ならマニアが歩いているから大丈夫だろうと、EAさんと意気投合したのである。
バスを降りるとパラパラ雨、冠ヶ岳からの眺望を楽しむのも今日の目的だが、天気予報は昼から晴れ。期待して歩き始める。




◆箱根駒ヶ岳への旧道
ピクニックガーデンから自動車道を横断すると経路がある。入るとまもなく旧道に合流した。草を刈り払ったきれいな道だが、けっこう急斜面なので足が滑る、並行するケーブルにつかまりながら登る。




◆湯ノ花沢に入る
ちょっと覗くつもりで来たが、天気がパッとしない、冠ヶ岳へ行くのはやめた。この沢を下降する旧道を行くことにした。





◆大石ゴロゴロの湯ノ花
この沢の石はデカイ。緩やかな下りをしばらく歩くと、急な下りになる。尾根に逃げようかとも思ったが大ヤブのほうが不安だ、気を付けて沢を下る。



◆なるほど、たしかに湯ノ花だね
沢を下りきった道路の手前にある。露天風呂のように見えるが、底が浅いし、手を入れていられない熱さだ、清水もないから、裸になって飛び込むのはムリだな。


◆ここが早雲地獄か!
ゴルフ場の横を50mほど「ごめんなさい」と通って沢に降りる。取水小屋があり、そこからはきれいな経路ハイウェイが続く。
箱根温泉用の温冷水の給水設備が並行する道を歩くと、万里の長城かと思うような大きな堤防が見える。さあ、ここからだ。ジグザグ道を登ると、ここ、早雲地獄が見える。まるで城の廃墟だ。大涌谷とまったく違う景色だ、これではちょっと観光には向かないかなぁ。








2012/11/21 19:18:00|丹沢の山歩き記録
檜洞丸北尾根 2012/11/18

今日は、AYさん、ミックスナッツさんと檜洞丸北尾根とミカゲ沢ノ頭北尾根である。ここはミックスナッツさんも私もまだ歩いたことがない初めてのコースである。
快晴が期待できる朝、神ノ川ゲート前に車をおいて出発した。




◆檜洞北尾根の取り付き
何とかなるだろうと思っていたがそうでもない。落石防止ネットの破れを見つけて登る。ふつうはこんなしなくても良い。(あとでしっかりした経路に合流した。きっと彦右衛門谷に登り口があるはずだ)




◆檜洞丸山頂からの富士山
山頂には若者3人組が先に登っていた。ヤタ尾根登り口を見逃して林道を迂回していた人たちである。こっちの方が早いだろうと思っていたのだが。




◆ミカゲ沢ノ頭から北へ降りるが
こんな急下降とは思ってもいなかった「ヤバッ」。少し降りると所々に短いお助けロープがある「安心」。
しばらく美尾根のルンルン下降を楽しむとやがて尾根の突端、金山谷に降りるところも急斜面だ、ここにもお助けロープ「感謝!」。



◆魚止ノ滝
金山谷をしばらく歩くと魚止ノ滝だ。「なつかしいな」、ここにくるのは2年ぶりかな。


◆顔がいっぱい
帰りの神ノ川林道で。そう見えるんだが、むりかなぁ
(赤い目玉は私のイタズラ)










2012/11/13 20:25:00|丹沢の山歩き記録
芦ノ湖畔から金時山 2012/11/10

10年以上前、金時山から芦ノ湖西岸コースに入ったことがある。そのときは、箱根町までの遠さに湖尻峠でギブアップした。
今日は逆コースをたどることにした。帰りの時間的な心配もないではないが、ラクチン第一で山伏峠コースではなく湖畔ルートにした。バスを降りたときの冷え込んだ箱根は超快晴。元箱根から見事な富士山を見てスタートする。







◆やっぱり気になる冠ヶ岳
湖畔の右側の風景は駒ヶ岳の山頂ばかり。やがて、見えてきた烏帽子の形の冠ヶ岳。あのコブタンに立って大涌谷を見下ろしたなぁ。





◆椿が咲いた
湖尻からしばらくと言うより延々とゴルフ場の中を歩く。途中で見かけた花。






◆やっと、富士山が見えた
長尾峠へ登り、丸岳を過ぎたあたりで再び富士山が見え始めた。どうせ撮るなら金時山でと思うが、気温が上がって少しもやって来た様子。





◆金時山は大にぎわい
バスはガラガラだった、帰りの大雄山線もゆっくり座れるはずだ。大混雑の箱根のこの時期にシメシメと思っていたが、しまった!、乙女峠からは大渋滞、金時山は人だらけ。


◆(初めての)夕日の滝
これまで何度も通ったが見たことの無かった夕日の滝。しかも、登山道の横にあるものとばかり思って、今日は登山道から沢に降りてウロウロしたが見つからず。落胆して降りたキャンプ場のちょっと奥にあったとは。









2012/11/07 20:11:00|丹沢の山歩き記録
聖峰横断 2012/11/3

久しぶりにフクを連れて近くの山を歩いた。夜明けまもなく出かけて、鶴巻温泉から大山へ登るハイキング道の途中には念仏山、高取山がある。今日はこの界隈を歩くつもりだ。高取山手前から秦野方向に降りると東京ゴルフ場がある、電線を引っ張っただけの柵の周辺には色とりどりのゴルフボールが無数に落ちていた。尾根を登り返した高取山には数人のハイカーが一休みしていた。大山方面の登山道の少し先を右に降りる。

◆美尾根
登山道の伊勢原ゴルフ場手前から南東に降りると、始めはヤブだがまもなくつるつるのきれいな尾根になる。






◆ミニ滝
降り着いたところは、狭い場所に倒木が組んで倒れた、どっちかというと汚い沢だ。が、これもまた良し、少し下ると小さな滝があった。落差4,5mというところか。




◆大丈夫かなぁ?
写真を撮ろうとして下へ降りた飼い主を心配してか、自分も行きたいなあと思っているのか。

聖峰の南尾根も美尾根、降り着いたところは作業経路。尾根を登ると笹ヤブ山頂付近はあっちもこっちも笹ヤブ。しかし、箱根のヤブに比べればかわいいもの。予定通りのルートを通って今日の山歩きは終わり。







2012/10/29 19:58:14|丹沢の山歩き記録
愛鷹山 2012/10/27
富士山から南に見える山塊が愛鷹連峰である。一度行ってみたいと思っていた。
どうせなら一番高い越前岳から鋸岳を縦走して位牌岳を踏みたい、周回コースが取れそうだ。
しかし、鋸岳は地図上には破線のハイキング道で通行禁止とある。ネット情報では崩壊はあるがクサリやロープが整備されて、好きな人たちが歩いているようだ。現場にある静岡県警の立て看板には「通行をご遠慮ください。」とあるから、行くことはできるが、一人では心細い。躊躇していたら、AYさん、ミックスナッツさん、まーちゃんが意気投合してくれてにぎやかなコラボになった。

 (今回は頑張って写真をいっぱい載せた。このブログでこうするのってすごく大変なんだ。)

山神社の駐車場から、すぐ左のV尾根に取り付く。まず位牌岳に登って鋸岳へ向かうことにする。
鋸岳縦走経験のあるのはまーちゃんだけ。私含めて初めての3人は話題の鋸岳にワクワクドキドキである。



◆鋸岳の稜線
これは登山の最後に撮った写真。鋸の歯のようなとんがった峰々を歩いた。



◆位牌岳(1357m)
スタート地点の高度が750mなので楽に登れた。晴れの予報に反して山の上は薄いガス。



◆クサリのトラバース道
位牌岳から急下降をするとクサリ場が始まる。まず10mほどの懸垂下降して斜面をトラバース。



◆エスケープルートがあった
始めの難所を過ぎると平坦な長い尾根がある。中程に山神社へ降りる道があった。その後にすれ違った人はここから山神社へ降りるとのこと。なるほど、鋸岳の面白いところだけを歩いて帰るんだね。



◆細い峰を越える
一番高所感のあるところ。下は深い谷だから足を滑らせたら命はない。ネット情報にも怖そうな写真があったが、実はそれほどでもない。AYさんはスタスタと普通に歩いていく。




◆安心して歩けるぞ。
このあたりまで来て、この登山道の難所にはちゃんとクサリやロープがあることが分かった。



◆とんがった峰が次々と現れる
岩の上には登れない。狭いキレットを通って向こう側へ行く。



◆斜面の細いバンドを歩く。
周りに草が生えているので高所感が薄れる。地面がよく見えないのでおそるおそる足をおろす。



◆振り返って見る
手前がノコギリの歯、向こうが位牌岳。



◆蓬莱山(1296m)
難所はここまで、位牌岳から1時間40分だった。



◆石割峠
ネットの写真で見たキレット。須津神社から沢沿いにここに登るルートもあるようだ。



◆越前岳(1504m)
残念。ガスってまともな景色は見えない。



◆モミジ
きれいな紅葉写真はありふれているので、こういのも良いだろう。



鋸岳の難所はあっけなく終わった。もう少し冒険があっても良かったなとも思ったが、それは、登山道が整備してあったからで、そうでなかったら脂汗たらたら、きっと途中で腰を抜かしていただろう。