大雄山線の途中の駅から明神ヶ岳を往復した。行きは二宮金次郎芝刈り道である。帰りは小田原市と南足柄市の境界尾根、地形図には明確な登山道が記してあるルートである。明神ヶ岳から明星ヶ岳への途中でいつも気になっていたところだ。ミックスナッツさんがネット記事を見付けたのがきっかけしで、「よっしゃ、行くべ」とヤブ歩き好きの、ミックナッツさん、AYさん、EAさんとのコラボとなった。
◆金次郎の芝刈り道の入り口
登山道入り口には小学校の校庭にあった懐かしい記念像がある。なにを読んでいるのかと覗いてみると、
一家仁 一國興仁 一家讓 一國興讓
一人貪戻 一國作亂 其機如此
これは「大学」という本だそうで、一家仁なれば一国仁に興り、一家譲なれば一国譲に興り、一人貪戻なれば一国乱を作す。その機かくのごとし。という意味、全部次のネット記事のパクリだよ。
二宮金次郎 物語◆二重構造の切り株??
真新しい切り株だ。内側の幹には皮が付いているし、虫が食って枯れた様子でもない。なんだろう?
登るときもそうだったが、ところどころ笹や雑木が刈り払ってある。森林整備のチェーンソーのにぎやかな音が聞こえて、作業員の姿もちらほら見える。森が元気になって、日本も元気になると良いが。
◆でっかい双子の杉
御嶽神社の鳥居。根っこは一緒だからひとつの木。一卵性双生児ってとこかなあ。樹齢500年以上とか、同じような太さとカタチで並んでいるのは見事だ。
たいしたヤブでは無かった。時々刈り払いするのだろう。境界杭に沿って踏跡がある。下の方は尾根が広くなって、どこでも歩けるし、迷っても必ず林道に出る。
乗降駅は大雄山線を越えて小田急線の富水駅に。途中でビールを仕入れてルンルンタイムである。