連休3日目の成人の日、関東各地は大雪だが私の生活圏、平塚・伊勢原には全く降らない。
しかし、山はこの冬初めての本格的な積雪は間違いないはずだ。このチャンスを逃がすと週末には雪が消えてしまう。ずる休みを決め込んで、サンデー毎日のEAさんと塔ノ岳に出かけた。その先は積雪次第で丹沢山か表尾根へと言いながら戸沢へ駐車して、簡単に登れそうな源次郎尾根に取り付くが、...
◆源次郎尾根へ取り付い
始めはせいぜい膝までの積雪。これなら雪を楽しめるぞと思ったが、とんでもない。すぐに太ももあたりまでズボッ、雪の下に隠れている倒木の上を選んで歩く。
◆草原から上は腰までずっぽり
木の根元を渡り、笹ヤブの上を選んで歩く。斜面を這い上がるときはまさに雪漕ぎ。
◆花立には雪なし
登山道に出るとウソのように雪がない。この分なら丹沢山へ行けるんじゃないか。
◆金冷シ近くの雪路
今朝からの先人たちのラッセルのおかげ、体重をかけるとズボッと沈むのでそっと踏みながら歩く。
◆塔ノ岳山頂手前
えぐれた登山道を避けて道になっている。木の階段はすでに雪ノ下である。
◆山頂からの眺め
約2時間余分にかかった。それにしても四方八方、3Dの見事な眺め。
表尾根、ユーシン方面には踏跡なし、丹沢山方面へ行った人もすぐに戻ってくるそうだ。これ以上動くのは無理だ。おとなしく、天神尾根から帰ることにする。
◆花立山荘のオス鹿
群れにはぐれたのか一頭だけ。それにしても見事なツノ。
◆スキーを楽しむ人
狭いところを登山者を気にしながら器用に滑り降りる。林道へ行けば心置きなく滑れるだろうに。