この前ちょっと偵察した北尾根を歩きたいし、話題の裸地尾根にも行ってみたい。まだ雪も楽しめるはず。不動尻キャンプ場から未踏尾根の周回コースをつくった。
◆ぼろ尾根
不動尻から三峰山へ向かう登山道の途中にある二俣界尾根。でかいので一度は登ろうと思っていた。取っつきは細くて崩れて倒木だらけだが、上は美尾根だろうと期待する。
◆岩ごろごろの急斜面
「なに、これっ」、幸い木がふんだんにあるので掴まりながら登るが、登山道まで登り切れるのか不安になる。
◆風化した細い尾根
点線登山道のピークへ着いた。唐沢川へ降りる尾根をのぞく。地形図には明瞭だが、「すっげぇ細い」こんなのだとロープが要る、相棒がフクでは心細い。偵察だけで引き返す。
◆こっちは太い尾根だぞ。
ひとつ南よりのp865から唐沢川へ下降する。大ノ沢出会いには踏み跡なし。
◆ニカ友とバッタリ
大ノ沢右岸尾根の中程からくるぶしまで埋まる雪道を登っていると、山猫さんとardbegさんが現れた。フクが吠えまくる、ケモノ道から出てきたお二人をクマと間違えてるようだ。カンスコロバシ沢を途中まで登ったとか、こんな雪の中でよくやるなあ。
◆丹沢三峰の三つとは
北尾根から撮った写真である。どう見ても右からの明瞭な三つのピークが三峰だと思いたいが、そうではなく丹沢三峰とは、1東峰、3中峰、4西峰をいうそうだ。なんか納得いかないなあ。
ピーク1 本間ノ頭 東峰
ピーク2 無名ノ頭
ピーク3 円山木ノ頭 中峰
ピーク4 大礼ノ頭 西峰
ピーク5 瀬戸沢ノ頭
ウィキペディアにそれらしく撮った写真がある。→
[丹沢三峰]
◆はじめの一歩はフク
北尾根脚立から鹿柵に沿って石尊沢に向かう踏み跡がある。先を越されたかと思ったが左俣に下降していた。記念すべき初めて裸地尾根はきれいな雪に覆われている。YAMシルエットとの組み合わせが良いかな。
◆滑る!
裸地尾根の下は急傾斜だ。木に掴まらないフクはズルズルと滑り落ちて、リードが伸びきったところで止まる。懲りたらしく、私の足元にまとわりついて私を滑り止めにする。
◆滝はこの辺だっけ
石尊沢に踏み跡はなかった。すねまで埋もれる雪、その下は固い。たしか小さな滝があったはずだが、すっぽり埋もれて真ん中を歩ける。