手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2013/03/13 19:52:00|丹沢の山歩き記録
大ノ山沢右岸から遠見山 2013/3/9

暖かい日、玄倉から丹沢湖北岸の山域を歩く。どこでも良いから行こうよという私のリクエストにAYさんが選んだコースである。ニカニカのメンバーでもまず歩かないような渋い沢や尾根だ。





◆無名の沢から
丹沢湖北岸に渡って右側の林道が切れると階段がある。少し登ったところから無名沢を遡行する。ほどほどで尾根に移る、やがて歩くのにじゃまなほどの見事な三椏の群生が迎えてくれた。




◆大ガレの大野沢右岸
新しい作業道で中間尾根を二俣までいったん降りて右岸のガレ沢を登る。時々、落石がビューンと飛んでくる「ヤバァ!」。ほどほどで細尾根に取り付いて木に掴まって登る。





◆おぉ、怖っ
棚沢大棚の落ち口をのぞき込むAYさん。うまく撮れたかな。
沢に降りる巻き道が崩れていたので、馬草山稜線まで尾根を登ってから中川ロッジへ降りる。







2013/03/04 19:27:00|丹沢の山歩き記録
杉ノ沢中間尾根 2013/3/3

今日の一番の目的は、先週フクを連れて様子見した、唐沢峠の点線登山道p865のもう少し北のピークからの細尾根を、唐沢川まで下降することである。
有名でないところはいっぱい歩いているのに、谷太郎林道、三峰稜線のメイン尾根がなぜか空白というEAさんのためにも境界尾根と宝尾根を周回ルートに入れて。


◆こういう岩峰の向こうはたいがい
細尾根を木に掴まりながら下っていくと、やっぱり3,4m落ちている。ロープで降りてもその先が心配だ。まあ、何とかなるだろうが、ここで踏みとどまるのが分別というものと、慎重(臆病)YAMは引き返す。



◆ルンゼを下降する
少し戻ると傾斜の緩やかなルンゼがある。沢まで100mくらいだし、危なっかしい細尾根を下降するより良いと、安全ロープを使いながら降りる。





◆ここは緑の大岩ゴロゴロ沢
降り立った沢は苔むした大岩が積み重なっているところ。背丈を超すような大岩がずっと上流まで見える。



◆杉ノ沢を遡行
さっきあきらめた細尾根に登るとしたら、どの辺かなと眺めながら杉ノ沢を歩く。上があんなに細いとは思えないような、ゆったりした尾根がウェルカムしているのに。



◆杉ノ沢中間尾根
杉ノ沢はハイキングコースのような河原が広くてきれいな沢である。中間尾根も適度な急登で木がいっぱいある楽しい美尾根である。











2013/02/25 10:14:00|丹沢の山歩き記録
雪の裸地尾根一番乗り(フクが) 2013/2/24
この前ちょっと偵察した北尾根を歩きたいし、話題の裸地尾根にも行ってみたい。まだ雪も楽しめるはず。不動尻キャンプ場から未踏尾根の周回コースをつくった。


◆ぼろ尾根
不動尻から三峰山へ向かう登山道の途中にある二俣界尾根。でかいので一度は登ろうと思っていた。取っつきは細くて崩れて倒木だらけだが、上は美尾根だろうと期待する。


◆岩ごろごろの急斜面
「なに、これっ」、幸い木がふんだんにあるので掴まりながら登るが、登山道まで登り切れるのか不安になる。


◆風化した細い尾根
点線登山道のピークへ着いた。唐沢川へ降りる尾根をのぞく。地形図には明瞭だが、「すっげぇ細い」こんなのだとロープが要る、相棒がフクでは心細い。偵察だけで引き返す。


◆こっちは太い尾根だぞ。
ひとつ南よりのp865から唐沢川へ下降する。大ノ沢出会いには踏み跡なし。


◆ニカ友とバッタリ
大ノ沢右岸尾根の中程からくるぶしまで埋まる雪道を登っていると、山猫さんとardbegさんが現れた。フクが吠えまくる、ケモノ道から出てきたお二人をクマと間違えてるようだ。カンスコロバシ沢を途中まで登ったとか、こんな雪の中でよくやるなあ。


◆丹沢三峰の三つとは
北尾根から撮った写真である。どう見ても右からの明瞭な三つのピークが三峰だと思いたいが、そうではなく丹沢三峰とは、1東峰、3中峰、4西峰をいうそうだ。なんか納得いかないなあ。
 ピーク1 本間ノ頭  東峰
 ピーク2 無名ノ頭
 ピーク3 円山木ノ頭 中峰
 ピーク4 大礼ノ頭  西峰
 ピーク5 瀬戸沢ノ頭
ウィキペディアにそれらしく撮った写真がある。→  [丹沢三峰]


◆はじめの一歩はフク
北尾根脚立から鹿柵に沿って石尊沢に向かう踏み跡がある。先を越されたかと思ったが左俣に下降していた。記念すべき初めて裸地尾根はきれいな雪に覆われている。YAMシルエットとの組み合わせが良いかな。


◆滑る!
裸地尾根の下は急傾斜だ。木に掴まらないフクはズルズルと滑り落ちて、リードが伸びきったところで止まる。懲りたらしく、私の足元にまとわりついて私を滑り止めにする。


◆滝はこの辺だっけ
石尊沢に踏み跡はなかった。すねまで埋もれる雪、その下は固い。たしか小さな滝があったはずだが、すっぽり埋もれて真ん中を歩ける。








2013/02/21 16:10:00|丹沢の山歩き記録
大山の雪は(フクと) 2013/2/20

昨日のみぞれは車上の雪かきをするほどだった、この分なら山の上は相当な雪だべ。仕事の切りも良い、ズル休みを決め込んで、フクと大山に偵察に出かける。北尾根をのぞいてみようか。

なにしろツルツルのノーマルタイヤだ、案の定、日向駐車場30m手前でスリップ。路肩へ駐車して尾根に取り付く。


◆樹氷って
「へえ、トゲトゲ動物なんだ」、今日の登山道では何度も樹氷のトンネルをくぐる。
梅ノ木尾根から不動尻登山道まで踏跡なし。積雪はくるぶし程度、パウダー状の新雪が快適でけっ飛ばしながら歩く。屏風尾根から踏跡が現れた、やっぱり物好きがいるんだ。


◆4ヶ月ぶりかな
久しぶりのフクとの山行である。おしりを振りながら得意満面で歩くフクの先導で大山山頂に着く。先着ハイカーは3名、みなさん雪景色で楽しそう。記念写真を撮ってもらう。





◆雪あそび
北尾根に踏跡なし、先に脚立を越えたフクが第一歩を踏む。ズブズブ埋まるのが面白いらしい。モノレールあたりでも新雪はせいぜいすね程度。これならネクタイ尾根下降もできると思ったが、慎重な(臆病な)YAMは引き返す。


◆おまけ
低くたれ込めた雲の上空に一瞬青空が見えるときがある。「ん、シャッターチャンスだ!」、かじかむ指で数枚の写真を撮る。まもなく空は一面の雲に覆われる。







2013/02/18 18:44:00|丹沢の山歩き記録
白滝周辺名所巡り(その2) 2013/2/16

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2年前シチミ岩から湧水滝まで沢を下降したことがある。湧水滝は脇を降りられそうだが、ここまで来る恐怖の連続に腰が抜けて「今度にしようよ」と弱音を吐くYAMのために、モトさんは次回に備えて安心ロープを付けてくれ、尾根を巻いて降りた。以来、行く機会がないまま、湧水滝の昇降がずっと気にかかっていた。
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今日は先々週のリベンジも兼ねて、EAさんと白滝周辺名所歩きの第2弾である。
まずは、屏風沢水源の滝へ登って体を慣らす。そして、いよいよ核心の場所へ....ジャ〜ン♪




◆屏風沢の円形劇場突入
突っ張りながら「よ〜いしょっ」と登るのEAさん。メタボのYAMは登れない。





◆円形劇場脱出
正面出口の岩は滑って登れない。すぐ横の根っこを掴んで登るのが一番と、装備フル活用のEAさん、見てる方がヒヤヒヤ。



◆やっぱりすっげえな、ここは。
登山道に合流する手前から梅ノ木尾根を下降する。急尾根だが木がふんだんにあるし、シチミ岩もよく見える。ルンルン気分で下降する。
降りた左手は緑のスラブ滝、白滝周辺の秘境のひとつだ。私はここのスケール感は、ここら一帯で一番と思う「ドッカ〜ン!」
(真ん中にちょこんとEAさん)



◆なんだ、簡単じゃん
湧水滝左脇の昇降階段を上る。モトさんロープのおかげで高所感もない。あっけなく登れて期待はずれのEAさん。

◆片時も油断できない
ここはシチミ尾根のひとつ東側の尾根である。覚悟はしていたが、ほとんど四つ足歩行の急登細尾根。ツルツル岩場とキレットが無いことを祈りながら登る。

◆鍵掛沢で唯一の滝らしい滝、CS滝落差5mくらい
昔、田舎の土蔵に掛けてあった大きな錠前の鍵穴に似ている。鍵掛沢のいわれはもしかしてこれかな?! 
うんっ、岩壁になにかある。
 人面岩(名付け親ミックスナッツさん)→EAさんのブログ参照