手作りマイコン用組み込みOSの紹介と、丹沢山歩きの記録です。
 
2013/04/14 11:42:00|丹沢の山歩き記録
下棚、本棚・涸棚、そしてニカニカ集会 2013/4/7
台風並みの低気圧が早めに遠ざかって夜半には雨が止んだ。今日はそれを見越してのニカニカ集会決行だが、昨日午後からの雨量は相当なものだ。バスから三保ダムが放水しているのが見える、丹沢湖は満タン。崖のあっちにもこっちにも急ごしらえの滝から白糸が垂れている。始まるまでにはたっぷり時間があるからと、新松田で一緒になったardbegさんと下棚・本棚を見に行く。
◆写真左から、下棚、涸棚、本棚と涸棚
涸棚の水を見たのは初めて。しまった!パノラマにしとけば良かった。
◆ニカニカ集会
大雨の翌日、安全配慮から自然教室からツツジ新道沿いにあるピーク855mに集まった。いつものお仲間と他愛もないお話に時間を過ごす楽しいひとときだ。







2013/04/04 20:17:00|丹沢の山歩き記録
大山川 2013/3/30

大山BSの駐車場から尾根を登って林道を歩き着くと水道施設がある。私にはここからが大山川の始まりだ。
今日はEAさんと一緒に久しぶりの大山川遡行である。大雷神さまに「頼むよ!」と挨拶する。二重滝の左岸の巻き道は倒木と一緒に崩れ落ちていた。尾根を捲いて降りたが、その先の滝の前は倒木のジャングルジムである。さて、今日はどうなることやら....

◆ありゃ、ロープがない!
たしか倒木の上の方から垂れていたはず。上の方にロープが見える。捲し上がったかままか、それともちょん切れたか。こんな岩壁、我々にはとても登れない。急斜面を見上げて高巻きにかかる。



◆高巻き中、クライマーはスイスイと
急斜面を這いずり上がっているときに下流から話し声が聞こえる。滝まで来たトップの男性は「はい、登ります。」と言って階段を上るように登る。「わぁすげ!」




◆雨降木が見えた
滝、滝、滝をなんとか乗り越えていよいよ詰め。さっさと尾根に取り付くが急斜面の「ゼィゼィ」。シカ柵を通過して大山山頂のシンボル、雨降木である。



◆おまけ(上流で拾った古銭)
「寛永通宝」、子供の頃、田舎でよく見かけた古銭だが、こんな場所で見つけるとは。

江戸時代の大山詣が盛んだったころ落としたものか。もしかして銭形平次が投げたのか。ネットで調べると、この寛永通寳真鍮當四文銭(21波)は江戸時代の明和5年(1768年)に作られたそうだ。
好評だったが鋳造が困難なため、以後いろいろな(安っぽい)4文銭が作られたとか。そうすると、これが四文銭のなかでは一番立派なものということになる。
四文銭は現在で言うと百円玉ぐらいに相当するそうで、当時は4枚(16文=約400円)でそば一杯が食べられたそうだ。
小田急線箱根そばの「かけそば」は一杯260円(わかめ入り)だぞ。やっぱりデフレだからかな。









2013/03/27 18:46:00|丹沢の山歩き記録
鳥屋待沢 2013/3/23

三峰山山頂から東に尾根が延びている「あの先はどうなっているんだろう」と、登山道だけを歩いていたころ気になっていた。3年前、鳥屋待沢に入っておぼろげに分かった。今日はその再検証だ。EAさんと万全の装備で入る。
鳥屋待沢に少し入ったところでマシラさんに追い抜かれた。今日は右俣へ行くそうだ。「幕岩へ行くのなら、その奥は詰めるのはきついけど途中までが面白いよ。」とのこと。マシラさんはいつもの軽装、我々はものものしい重装。

◆忘れストック
最初の難所を巻いて降りたところに幕岩もどきがある。少し先の細引きをつかんで登るところを避けて、手前の斜面に取り付いた人が落としたのだろうか。私が唐沢川でなくしたストックも出てこないかなぁ。



◆幕岩上流の滝
マシラさんが面白いという上流はこの上だが、こんな滝とても登れないじゃん、周りは崖なので簡単には巻けないし、左俣は容易に出入りできない恐ろしいところのようだ。










◆ミニキレット
幕岩の手前から根っこや木をつかみながら尾根を登る途中で、すぐ右の細尾根にある気になるキレット。




◆おさかなくん(おまけ)
惣久経路の下降途中で、マスコットが落ちているのかと思ったが、なにかの虫のサナギらしい。少し上の方にはピッケルが落ちていた。ずいぶん立派なものなので、探しに来てもすぐ分かるように木にぶら下げておいた。











2013/03/20 12:10:00|丹沢の山歩き記録
大小屋沢、境界沢 2013/3/16

境界沢と書いたが杉ノ沢右俣のことである。境界尾根から続く境界線は七沢山から杉ノ沢右俣まで尾根を降りている。ところがこの尾根、登山道から見ると尾根だか沢だかはっきりしない。
どうなっているんだろうと、快晴の今日、EAさんと歩いてみることにした。登りは大小屋沢、ついでに先々週の細尾根から唐沢川下降のリベンジも。


◆滝が連なる2番目の難所
岩塔から上流には3つの難所がある。いずれも安全第一の大巻きで抜ける。











◆細尾根下降途中のじゃまな岩
先々週あきらめた岩峰からの下降は、左側下に細いバンドがあった。ところがバンドの左側は数十m崩れ落ちて掴まる木も不自由。あらゆる神仏に祈りながら数mを渡る。これならロープで下降した方が安全確実だったな。その先、写真の岩などが現れるがたいしたこと無い。このルートには明らかに踏跡がある。多くのマニアが利用しているようだ。


◆七沢山北側の登山道はしごが見えた
杉ノ沢右俣を遡行して、ほどほどのところで右のボロボロのガレ尾根に取り付く。登るに連れて山谷の起伏が登場する。昔は立派な尾根だったのかも。




◆倒木から成長した幹2本(おまけ)
帰りは境界尾根脚立のピークから南西尾根である。どうせだから「大岩盤を見ていこうよ。」とEAさん。土の少ない大岩盤で育つ木には感激である。











2013/03/14 13:56:00|丹沢の山歩き記録
唐沢川ストック回収(失敗) 2013/3/10
先週唐沢川にストックを置き忘れた。場所は分かっているので、朝の散歩がてらフクを連れて回収に行く。
2の足林道ゲートから3時間の最短ルート往復である。

◆たしか、この木に立て掛けたのに
杉ノ沢より一つ南の沢の出合。「あれっ、無い!おかしいなぁ」。誰かが持って行ったか、ほかの場所だったか。10時にうちに帰る約束だ。探している暇はない。残念だが今日はあきらめ。

◆フクは大はしゃぎ
家の周りの散歩よりずっと面白いはずだ。やっぱり、無邪気に落ち葉に頭を突っ込んで転げまわっている。