週末は土砂降りだから、今週の山は休みと決め込んでいたところで、突然「晴れ」の予報に変わった。こりゃいかん、AYさんの玄倉のマイナー沢歩き続編に一緒に行くことにした。
◆林道から見えるF1
写真を撮りたくて下へ降りたが、どうも倒木が目障りだ。写真をクリックして下さい...
ジャーン♪、 お掃除する丹沢パトロール隊のAY隊員。
◆モチノキ沢のF2をうかがうAYさん
登れそうだが...、やっぱり無理だな。左の泥斜面を木に捉まりながら登る。
◆F3だな
2m+6m位かな。登れない。右側のバンドが滝の上を巻いているようだ。「よっしゃ」と登るAYさん
◆わわっ、滑ったら真っ逆さま!(崩壊場所から滝壺を撮ったつもりだが)
バンドの上は崩れている、滝壺から「おいで〜〜」と呼ぶ声が聞こえる。AYさんは慎重に気を付けてと言いながら進むが、YAMは腰が抜けてしまった。いったん沢底へ降りて尾根へ大きく巻く。
◆思い切って支尾根を降りる
AYさんも良い下降点が見当たらず、結局尾根で合流。
「どうすんべえ」と思案の末、登り返し覚悟で近くの支尾根を降りてみる。うん、やれば、なんとかなるものだ。滝の上流に降りることができた。
◆前衛滝と堰堤崩れ滝
変な堰堤滝が現れる。前衛滝があるがそれすら登れない。両岸を見渡すと、左岸のほうが簡単に巻けそうだと取り付くが、とんでもない。上へ上へと追いやられる。
◆降り立った堰堤滝
このままでは堰堤を3つくらいいっぺんに巻くことになりそうと、ほどほどのところで細尾根を急下降する。AYさんはロープは危ないと木の根っこを見つけてちゃんと降りる。YAMはロープにぶら下がって降りる。
◆山神経路の痕跡わずか
道標見当たらず、以前は登山道だった堰堤は大きく崩れ、倒木がユーシン側の道をふさぐ、玄倉側に残るわずかな鎖が経路の面影を残すのみ。−−−こういう道、もっとみんなで歩こうよね。
◆源頭近し、ふぅ〜
退屈なガレ歩きが続く。時々適当な小滝が表れて気を紛らわせてくれるが、今日は暑いし、風もない。半分へばってきたが、意地でも源頭詰めはやるぞ。
◆やっと着いた。檜岳
先々週、板小屋沢から登った時に比べて遅れること20分。何しろ高巻きばっかりだったからな。ああ疲れた。
このあと、作業経路を寄大橋へ降りたまでは良いが、5時10分バスに乗ろうとバス停近くまでジョギングになる、最後のがんばりだ。もちろん、待望のビールを持ってバスに乗ることができた。今日も大成功。