きょうは、白銀橋から土肥大杉跡コースに入って、突き当たった沢を上流沿いに遡行して白銀山を目指す。登山コースガイドでみつけたマニア向けである。実は一昨年の9月にチャレンジして網のようなヤブに敗退した。
この季節ならまだいくらか良いだろうとリベンジする。一人では心細いのでEAさんに同行を願う。早起きの年寄り2人は始発電車に乗って6時15分には湯河原駅に降り立つ。
◆強い味方
先日手に入れた重いナタ、これで立ちふさがるヤブをバッサ、バッサとなぎ払うつもりだが....
◆水ザァザァの源流
立木とツルに阻まれるヤブは入口の数10mだけ。あとは刈り払った経路ときれいな渓流、やがて沢の源頭に、写真の右上を横断する。ちょっとヤバかった。
◆でたぁ、ヤブ道の本性!
ターンパイクまであと100mほどと言うところ、背丈を超える笹ヤブは、かき分け、かき分け。それでも目印テープがあるから可笑しい。
◆横倒しの倒木は
乗り越え、乗り越え、蜘蛛の巣に引っかかったチョウチョのように身動きがとれなくなることがある。「ヒエェ〜!」
◆ふぅ、出たあ...
やれやれ、生還できたようだ。40分間の激闘。通りかかったターンパイクの管理人が「ここを歩いちゃいけません。」と。
◆なるほど赤道
大観山から元箱根への近道、市町村境界尾根。目印の赤帽黒杭が10どころか5mごとに、何があったのだろう、一本一本に管理番号が張られている。たしかにアカミチだね。
◆モノレールの工事
帰りは文庫山経由でという甘い考えは、さっきのヤブ漕ぎで打ち砕かれた。箱根新道まで降りると沢の下流に向かってモノレールが設置されている。あわよくば畑宿まで行けるのではと思ったが、少し歩くとその先は線路増設中。
やっぱり箱根のヤブは手強い。丹沢の比ではない。せっかくのナタまったく活躍の場なし。