コルドには、給水タンクが(20ℓx2個)付いています。
このタンクに水中ポンプを入れて流しの水を供給するのです。
しかし、この水は1年経っても水がゴム臭いといいますかプラスチック臭いといいますか、何とも口に含みたく無いような匂いがすると妻と子供が言います。(私は全然平気・・・)
他のキャンピングカーのHPを見ても同じことが書かれており、ホースを変更すれば解決しますとの事で、早速ホースの交換をします。
しかし、この水周りは気に入らないとこだらけなので、かなり手を加えてやる必要があるようです。
不満その1)
タンクが2個なので、片方のタンクの水が無くなった場合、雨でも雪でも暴風でも外に出て、リアのハッチを開け水中ポンプとホースをもう一方のタンクにつなぎ変える必要があります。
不満その2)
タンクにどの位の水が残っているのか良くわかりません。
不満その3)
冬のタンクの水はとても冷たく、洗物など出来たものでは有りません。
歯磨きのときには、歯に染みるーっ!
これらの不満を解消すべく、改良をしました。
不満その1)の対策
タンクそれぞれにポンプとホースを常設します。ポンプは室内の切り替えスイッチによってそれぞれのポンプを駆動し、ホースは三叉のジョイントを繋いで切り替えられるようにしました。これで、片方のタンクの水がなくなっても、室内から5秒で切り替え完了。
不満その2)の対策
タンクはIWTANI製なのですが、以前どこかのホームセンターで中の水位が見えるくらい透けた樹脂で出来た物を見たことがあり、必死で探しました。
同じIWATANI製であり、すべて同サイズ。感激です。
夜は、流石に見えにくいのですが、ポンライトで照らせば良くわかります。
不満その3)の対策
タンクはトランクルームにあり、外気の影響をもろに受けるようです。そこで、タンクの周りを板で囲み、トランクの途中まで来ているFFヒーターの配管を延長し、囲んだタンク室に温風が入るようにしました。
このお陰で、真冬のスキー場でもタンク室の温度は20度以上を維持でき、水も温かくはなりませんが、冷たくは無く効果がありました。
タンク室の温度は冷蔵庫上に設置した温度計で確認する事が出来ます。
改造にかなりの労力と知恵?を使いましたが、それなりの効果が得られ満足です。
オプションで、2ndシート下に、70リットルのタンクを設置することが出来るのですが、ここにタンクを設置している人は、水が冷たくないのかな〜ぁ。
付けている人がいましたら、教えてください。
※写真1枚目:ホースの切り替えレバー部
写真には見えませんが、この手前には、ポンプのスイッチがあります。
茶色いホースは流しの蛇口に繋がっており、蛇口を引き出せば外でシャワーとしても使えます。
黒いホースは排水ホースで、排水タンク(70ℓ)に繋がっています。
写真2枚目:透けたタンクとポンプ&ホースを固定した状態
後ろには、FFヒーターのダクトが見えます。ここから温風が出ます。
左側に100均で購入したポンライトがあり、奥の板の黒い配線は温度感知部です。
写真3枚目:トランクから、タンク部を見たところです。
改造前で、トランクからもタンクが見えていますね。
写真4枚目:板で囲んだところ。
奥の壁部には、黒いFFヒーターダクトが延長され、タンク室に引き込まれています。