その1)で105Aのサブバッテリーはキャラバン中1.5日/個しか電力供給能力が無いことを書きましたが、現在の搭載はツインなので3日持ちます。
10日分の供給をするにはx3となるのですが、現実的には不可能です。
置き場や充電能力も無く、更にはバッテリー購入能力も無いのですから・・・とほほぉ。
したがって、物理的に10日持たせる電力量の確保ではなく、今現実的に増やせるのが2個なので、サブバッテリーの2個を追加することとします。
コルドのサブバッテリーは3rd席の下にあります。ここの場所は、どう見てもキャパオーバーで、何も入る余地が有りません。
したがって、3rd席のサブバッテリーに近く、太い配線を這いまわせ、2個のサブバッテリー40kgを置ける場所は必然的に2ndシート下の余剰スペースで決まりです。
キャラバン中この場所は洗濯物を封印しておくスペースとして使用しておりましたが、この半分のスペースを間借りします。
また、オプションで70リットルの生活水タンクが入る場所でもあるのですが、付ける予定もありませんので問題はないでしょう。
さて、本来バッテリーを並列に繋ぐ場合、同時期に購入したものが推奨されるわけですが、今回の2個の追加によって我が家の電気の使い方を以下のように考えます。
1.今まで、使用していたサブバッテリーは、通常12V電源専用とする。
12Vには、電気冷蔵庫・照明・FFヒーター・A/C・水道ポンプ・換気扇などの生活に欠
かせないものだけを扱う。
2.追加するバッテリーは100V専用とする。
TV・DVD・ゲーム機・電子レンジなどの、最悪無くても問題の少ないものを扱う。
3.ソーラーパネルからの充電は、双方のバッテリーに供給又は切り替えられるのもとす
る。
4.走行充電も今までのバッテリー+追加のバッテリーでも充電できるようにする。
5.追加する2個のバッテリーはそれぞれ、セパレートでも使用可能とする。
そうすることで、最悪、1個のバッテリーをフル充電のまま保持しておいて、いざという
場合に使用可能となります。(いつが『いざ』かわかりませんが)
等の、条件をクリアーする為に、電気に疎い私の頭で、あーでもない、こーでもないと約2ヶ月考えました。
結果、ソーラー用の切り替えスイッチは電流が5A以下なので、家庭用の20Aブレーカーで対応することとし、サブバッテリーの切り替えには専用のバッテリースイッチ320Aまでokの高容量タイプのものにしました。
その3に続く
※写真:3rdシートしたの電気配線です。右手前の四角いもの2個が今までのサブバッテリーで、今回より12V専用となるものです。
左側の1800Wと表示されているものが、インバーターになります。
その他、リレーやヒューズ類・ターミナル、リアA/Cなどがぎっしり詰まっています。