7月2日 曇り時々雨
7時に起床し、朝食を食べます。
ここの道の駅から、秩父鉄道の三峰口駅までは約10分なので8時50分に出発します。
三峰口駅で、車を駅の駐車場(500円/日)にいれます。ここからは一度電車で寄居駅まで戻り、SLパレオエクスプレスに乗って三峰口駅まで戻ってきます。
寄居駅で、汽車の中で食べるお菓子を購入したりしながら一番熊谷寄りのホームで待つこと10分。汽笛を鳴らしながらC58がやってきます。減速しながらの到着なので、煙突からの煙はありませんが、重厚で黒光りしたその姿はなんとも言えない魅力があります。
また、SLの特徴である大きな車輪と車輪のリンクがとても素敵です。
暫く概観を鑑賞した後、予約した1両目の車両に乗り込み出発を待ちます。
数分後、いよいよ発車のベルがホームに響き渡ります。
ベルが鳴り終わり、連結部分の金属音がして汽車が動き出した事を知らせてくれます。
その出だしはゆっくりとですが、車輪のリンクの動きに合わせ、独特な振動が体に伝わって来るのが分かります。
徐々にスピードを上げ、ドラフト音が大きくなりSLに乗っている実感が湧きます。感動!
一両目に乗って大正解!暫く目を瞑りその振動・音・匂いを楽しみました。(これってマニアックですかね〜ぇ)
主要な駅に停まり、点検をしながら三峰口駅を目指します。
停まった駅では、停車時間が長いのでゆっくりとSLの撮影や機関士の方と話すことが出来ます。機関士の方はベテランで国鉄時代にもSLの機関士をしていたとの事です。
この時期はやはり相当の暑さに耐え、石炭を釜に入れる為の体力をつかうのでしょう。汗びっしょりな姿にまたまた感動!
家の子供はSLにあまり興味は無いようですが、どうやら石炭が気になっているようです。
機関士の方に、石炭を頂けないか聞いたところ、快く承諾して頂くことが出来ました。感謝感激雨あられ・・・しかも私の分と子供の分の2個です。(ラッキー:喧嘩しないで済む〜)
石炭は、現在のものは中国製との事でした。思っていたより粒が大きくでびっくりしました。
沿線には、カメラを構えた人達が沢山います。次回は、是非撮影に来よう!
三峰口駅に近づくにつれ、勾配がきつくなり黒い煙をモクモクと吐きながら一生懸命進みます。窓を開けていると、石炭の粒が沢山降ってきて車内に入りこんできますが、風向きが良いのか煙は入ってきませんでした。この際だから、煙モクモクの車内も一度味わってみたかったのですが残念です。
朝9時15分に三峰口を出発し、SLの到着が12時49分でしたが、あっという間の時間で物凄く楽しかった〜。
※写真1枚目:三峰口駅ホームより機関車回転台
写真2枚目:電車内の秩父線駅名
写真3・4枚目:寄居駅ホーム入線
写真5枚目:機関士さん、秩父駅にて
写真6・7枚目:石炭
写真8枚目:客車一両目より前方方向
写真9枚目:C58アップ