先週取り付けたPバルブですが、何も調整しないで取り付けただけだと、ノーマルと殆ど変化無し・・・(ブラケットの溶接位置や、車の重量、増しリーフなどにより個体差がありますが)
やっと時間が出来少し調整して見ました。
勘違いしてはいけないことは、このPバルブを付けても前後のブレーキ配分はノーマルとなにも変わらないと言うことです。
例えば、ノーマルブレーキで、フロントが6割、リアが4割の効きであれば、これを付けてもそれ以上にはならないのです。(あるものを調整すれば別ですが)
では、何を変えるのか・・・
ブレーキを強く踏み込んで、車両リアの重量が前輪に掛るとリアのブレーキ圧が抜けてロックがし難くなります。
当然、その分フロント側が大きく沈み込みます。
今回取り付けたアーム付きの物は、フロントが沈み込んだ時の、リアのブレーキ圧を抜くタイミングをその位置によって変えることが出来ます。
ネジを廻し、アームを上の方に押し上げるとフロントが若干沈みこんでも、リアのブレーキ圧が抜けずリアブレーキも効きます。
写真の様に上一杯までアームを持ち上げて見た結果、通常のブレーキ操作ではリアブレーキが効いているので、フロントが沈み込み難くなり、車体の姿勢も安定しています。
リアブレーキが効けば、車体は前後が沈み込む状態になりますので、渋滞や街乗りでブレーキによる不快感が随分と和らげることが出来る様です。
今回は、このちょっとした姿勢が嫌で取り付けましたがほぼ私の思い通りの挙動に近づいたので、良かったかな。
特に、リビングの3rdシートはブレーキ操作によって座っている姿勢を維持するのに知らずに力が入ってしまうようですが、その動作も軽減出来そうです。
当然、強いブレーキを踏めば、リアブレーキ圧が抜け、今までと同じようにフロントが沈みますが。
最初の方で記載しましたが、次回はある部品をいじって、ブレーキの配分を少し調整して見ることにします。
但し、これをするととっさの場合の制動距離が延びてしまう可能性はありますが、私のはABS付きなので、対して影響はないでしょう。
この装備を付けるのは、自己責任でお願いしますね。
やられる方はブレーキ関係をいじるので、しっかりと整備をお願いします。
また、雪道を多く走る方でABS無しのお車の方にはお勧めは出来ません。
悪しからず。
※写真上:調整前
写真下:調整後