昔カッコいい飛行機野郎が、歳を取ってジジイになったから?【ヒコ爺】
 
2025/10/16 13:54:00|飛行機関係
ファンタ70の修理です。(主翼編)
 ポッキリ2分割した左側主翼の修理です。
主翼はフィルム貼りなので補修後もフィルムで仕上げるのが無難ですが、同じフィルムが手に入らないので左右アンバランスになってしまいます。
 なので、全面絹貼りウレタン塗装にします。
先ずはフィルムを全部剥がして見ました。
 右側の主翼も当てキズなどあちこちにあり、こちらも修理です。

 破損箇所は意外と綺麗?に破損してました。
(プランク材が微塵になっていない)
ただ、犬歯翼の段差の部分のリブが崩れて形状が復元できません。
なので、新しくリブを作りプランクをしました。
接合部の割れ目は一旦元通りに接着しましたが、強度不安なのでブランク材の一部を切り抜いて新しいプランク材と入れ替えておきます。

下地作りの前に接合部位の強度保持の為にマイクログラスで補強しておきます。(表裏共に)







2025/10/14 18:35:16|飛行機関係
ファンタ70の修理です。(その7)仕上げ
 色付けが終わり状態を確認します。
フロントノーズの下部の修理箇所は綺麗に補修されました。
後はキャノピーのクラックも補修しておきます。
キャノピーのサイドの手直しをして、トップはボカシなので迷わず全面塗装ですね。
 試しにトップ部分を水研ぎして下地が出るまで磨きましたが、1gしか軽くなりませんでした。😅
 そのまま塗れば1g重くなったと妥協です。
このような付加価値の無い手間はあちこちに出ますがクォリティーの向上のためと頑張ってます。
 スパッツも当然の様にバリバリの破損クラックがあり、グラスで裏打ち補強して塗り直しました。

 キャノピーを付けて胴体の全体を見てみました。
スッキリしましたね。
 まだ、補修箇所の文字入れやクリヤー塗装がありますが、ここで一旦胴体は終わり、主翼の修理に移ります。







2025/10/13 20:08:27|飛行機関係
ファンタ70の修理です。(その6)上塗り編
白の下塗りが終わり、最終の面の歪み等をチェックして色付けに入ります。
 先ずは一番面積の大きな赤色から塗りました。
この色は既存の赤と在庫の赤色塗料と酷似なので特に調合はしないで塗りましたが、白色の上に隠ぺいの悪い赤色を塗ると既存の赤色との色差が出ますのでサーモンピンクで下塗りしてから赤色を塗りました。

 乾燥したら次に紺色を塗ります。
この色も既存の紺色と色差が無いのでそのままデザインをマスキングして部分塗りです。

もう一色メタリック系のブルー色がありますが、この色の在庫は無く部分塗りすると色差が目立ちますのでブルーのデザインを全面手持ちの似た色で塗り替えました。
 破損箇所は前部だけなのに後方まで塗り替える羽目になりました。







2025/10/12 16:17:03|飛行機関係
ファンタ70の修理です。(その5)下塗り
 サフェサーが硬化したら面出しの磨きをします。
ここでも固めのスポンジブロックにペーパーを巻き平らにサフェサーを削り込みます。
曲面は柔らかなスポンジに曲面用のペーパーを使って丸く仕上げていきます。
ある程度生地が見えるまで削り込んで平滑にします。

 サフェサーを落としたらいよいよ白塗りします。
白色を塗ると悪さ加減が良くわかりますが、ほぼ綺麗に面が出ているので軽く足付けして上塗り出来そうです。







2025/10/10 18:45:00|飛行機関係
ファンタ70の修理です。(その4)
だいぶ形が出来上がってきました。
パテを凹凸を確認しながら平滑に研いでいきます。

 余計なパテを残さず面を出す事に集中しながらの作業で神経を使いますね❗
向きを変えながら光線を当て、面の状態を確認して納得するまで削り込みます。

 この工程が出来上がりの良否の分れ目と言っても過言ではありませんね。
 
 原型が綺麗になったところでサフェサーをガン吹きで塗って下地作りです。
 グラス面もペーパー目も出て細かな凹凸と擦りキズを消していきます。

 サフェサー吹くと膜厚の乗り具合で平面の状態が良くわかります。







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