幻塾庵 てんでんこ

大磯の山陰にひっそり佇むてんでんこじむしょ。 てんでんこじむしょのささやかな文学活動を、幻塾庵てんでんこが担っています。
 
2019/10/13 12:15:12|文芸誌てんでんこ
「てんでんこ」 第12号
 

「てんでんこ」第12号ができました



見えないドローン 他4篇············································ 蜂飼 耳 
残されて·································································吉田 文憲  
ディヒターの心配――多和田葉子ノート························· 室井 光広 
納戸物語································································ 村松 真理 
果実の瞬間······························································山ア 修平
星野智幸と「新しい政治小説」――ヘテロトピア文学論(2)杉田 俊介
郷士歌集(5)························································ 田中 和生
山の夢、磯の夢························································ 平田 詩織
ヘマを踏む(4)····················································· 綱島 啓介
ニュー・ウエイヴ····················································· 田中 さとみ
T・S・エリオット『エアリアル詩篇』 ························
·佐藤 亨訳
批評のリアリズム――秋山駿について····························· 川口 好美
エセ物語······························································ エセ物語編纂人

 
てんでんこらむ
アリギリスの歌 / 一度きりの喧嘩(森禮子)
ヴェイユと雑木林と(千葉みずほ)/ 越境する「評説」(丹波一京助)
沖縄ことはじめ( いまきりゑこ)/「驚く」能力 (大庭葉蔵)
極私的なカブトムシの神話(田中和生)/ 故郷をtraceする(田中さとみ)
「さらば夏の日」(松川好孝)/ 三酔人誤読問答(竹中賛蔵)
信仰者と宗教者の間(日野紀信)/ 生還の声あつけらかんと(井口時男)
蟬の娘(村松真理)/ TORU写真館(佐藤亨)
読書の効能について(阿部晃士)/ ニセモノ感(藤田直哉)
日蝕(寺田幹太)/ 人は星である(山本秀史)
ボーヨー、ボーヨー(川口好美)

 







2019/09/27 15:51:32|文芸誌てんでんこ
「てんでんこ」第1号〜第12号総目次
「てんでんこ」第1〜12号に集った、20代から80代の50名ほどの作品


阿部晃士 てんでんこらむ 第4号〈わからない〉 第12号〈読書の効能〉

井口時男 第2号〜第4号 新旧の句帖から 冬/春&夏/夏&秋&冬
     句帖から 第5号 第6号(2014年) 第7号(2015年)
     第8号(2015年夏から秋) 
               第9号(2017年 付・連作「タバコのある風景」)
     第10号(2018年春から夏 付・無用の注釈)
     第11号 旅の句帖から(2018年秋)
    
     第3号 テキスト・クリティーク「せめて二十歳のその日まで」
     第4号 石原吉郎私記――「位置その他」
     第5号 人間の「条件」――石原吉郎私記(2)
     第7号 光部美千代さんを悼む
     第10号 自死とユーモア――西部邁の死について
     
     てんでんこらむ 第2号〈東北白い花盛り〉第3号〈季節に認識ありやなしや〉
     第4号〈貫く棒の如きもの〉第5号〈卵食ふ時口開く〉
     第7号〈草二本だけ生えてゐる〉第8号〈鼓膜の秋となりにけり〉
     第9号〈長子家去る由もなし〉
     第10号〈狂女死ぬを待たれ滅多矢鱈の〉
     第11号〈大寒の埃の如く 吉田和明追悼〉
     第12号〈生還の声あつけらかんと〉

いまきりゑこ てんでんこらむ 第9号、第12号〈沖縄ことはじめ〉

上野火山 第8号 舞台「空にはきらきら金の星―落雀の候―」を終えて

エセ物語編纂人 第1号〜第12号 エセ物語《丙子》〜《甲午》

大庭葉蔵 第8号 随想 
      第9号 斗南一人――会津人柴五郎の遺書をめぐって       
      第11号 北轅――会津の徳一をめぐって

      てんでんこらむ 第8号〈アイダに立つ〉第12号〈「驚く」能力〉

粕谷栄市 第10号 亡霊

金子昭  第11号 意識の深淵と存在の旋風――埴谷雄高における文学のアクチュアリティ
 
     てんでんこらむ 第12号〈越境する「評説」〉 
 
川口好美 第9号 中野重治
      第10号、第11号〈内部の人間〉の革命――中野重治再考
      第12号 批評のリアリズム――秋山駿について
     
     てんでんこらむ 第9号〈マニウケル〉 第10号〈僕の文学のふるさと〉
      第11号〈切実な「対決点」〉第12号〈ボーヨー、ボーヨー〉

金栄寛 第3号 屏風
     てんでんこらむ 第2号〈アリアドネの糸〉  第4号〈テキスト動物園〉

許鎬 てんでんこらむ 第8号〈日本語と私〉

齋藤由美子 てんでんこらむ 第5号〈こどもの歌〉

佐藤亨 T・S・エリオット訳詩 第1号 荒地  第2号〜第4号 四つの四重奏
     第5号 灰の水曜日  第6号から第7号 岩の合唱
     第8号 プルーフロックの恋唄  第9号 詩篇1920年
     第10号 詩篇1920年(2) 第11号 詩篇1920年(3)
     第12号 エアリアル詩篇
    
     てんでんこらむ 第2号〈タバコをやめた話〉 第5号〜第12号〈TORU写真館〉
     第9号〈原子力という共同幻想〉

杉田俊介 第11号、第12号 星野智幸と「新しい政治小説」――ヘテロトピア文学論

関典子 てんでんこらむ 第3号〈体内季節〉

高島易子 第9号 タワダヨウコ語のささやき

      てんでんこらむ 第8号〈春子と修羅〉

竹中賛蔵 てんでんこらむ 第12号〈三酔人誤読問答〉

舘野七帆 てんでんこらむ 第8号〈消えたドジョウ〉

田中和生 第1号〜第7号 戦後文学と世界文学のあいだ――戦後文学の構造分析1〜7

     第8号〜第12号 郷士歌集1〜5
     
     てんでんこらむ 第1号、第3号〜第5号、第9〜12号
     〈極私的なカブトムシの神話〉

田中さとみ 第5号 仙人現れる! 第6号 痰 第7号 ムカシトカゲ
       第8号 森に入ってめかくしをしたらクダアと鳴いた
       第10号 iomante 第11号 misique
       第12号 ニュー・ウエイヴ
      
       てんでんこらむ 第5号〈東京のおばけ〉 第6号〈カメムシと豆まき〉
       第7号〈ニョロニョロ観察記〉 第8号〈野辺山にて〉
       第10号〈ソウセキの思い出〉第12号〈故郷をtraceする〉

多和田葉子 第9号 魔の山の麓にて

知念明子 第11号 七月堂動物記――シロちゃんとミャーさんと

      第6号〜第8号てんでんこらむ〈七月堂って何屋さん? 1〜3〉

千葉みずほ 第10号 夜の重力
       てんでんこらむ 第12号〈ヴェイユと雑木林と〉

綱島啓介 第1号〜第4号 ムーサン・カサイエの歌1〜4
      第5号 あぶく話  第6号 ありのままの話
      第7号〜第8号、第10号、第12号 ヘマを踏む1〜4 
      第9号 そら 第11号 シチテンバットウの記

      てんでんこらむ 第1号〜第9号〈ヨミカキコリカ〉

角田伊一 第9号 イザベラ・バードの軌跡――見逃されたもう一つの会津

      てんでんこらむ 第8号〈たかが虫けら〉

角田悦哉 第10号 譜代屋敷始末

寺田幹太 てんでんこらむ 第3号〈天幕〉 第4号〈仏法僧鳥〉
      第5号〈アウエルバッハの魔術師〉 第6号〈南極の犬〉 第7号〈浅草のおなみ〉
      第8号〈津軽海峡〉 第9号〈天幕再訪〉第10号〈キャバレーニューキャッスル〉
      第11号〈浦辺の月〉第12号〈日蝕〉
 
鳥越覚生 てんでんこらむ 第3号〈コシカケル人〉

中嶋美紀 てんでんこらむ 第8号〈柳田國男が見た地球〉

中本道代 第11号 六月

長谷川萌 第4号 家路

蜂飼耳 第12号 見えないドローン 他4篇

日野紀信 てんでんこらむ 第12号〈信仰者と宗教者の間〉

平田詩織 第1号 隻影/愛  第2号 春黙し  第3号 花火  第4号 歌う人
      第5号 貝のために  第6号 光の家  第7号 春子  第9号 覚醒 
      第10号 誕生日 第11号 ニューヨーク
      第12号 山の夢、海の夢
     
      てんでんこらむ 第1号〜第8号〈またたく〉

福田拓也 第2号 空洞行き着かない過程の中で伸びる鳥の
      第3号 全く別の言語に語と語のそのいくつかの波頭が
      第4号 海處行けば骨片の浜辺を磯傳ひ……

藤田直哉 第9号 《野》の人――室井光広論
      第10号 ドン・キホーテの憑依者たち テリー・ギリアム試論
  
      
てんでんこらむ 第12号〈ニセモノ感〉

松川好孝 てんでんこらむ 第6号〈懐かしい場所〉 第7号〈夕空晴れて〉
      第8号〈夜の八王子〉 第9号〈バカ尾根を登る〉第10号〈一冊の写真集〉
      第11号〈黒猫のクロ〉第12号〈『さらば夏の日』〉

村松真理 第1号 ジャム  第2号 影の灯  第3号 甜瓜行  第4号 よあけのさんぽ
      第5号 誕生日の子供  第7号 夏の子供  第9号 庭の画帳
              第9号〜第10号、第12号 納戸物語
      
     てんでんこらむ 第2号〈箱の中より〉 第4号〈キツオンポルカ〉
      第5号〈さとがえりの記〉 第6号〈ジャンル?〉 第8号〈饗宴(ステイル・ライフ)〉
      第9号〈食べられるアイドル〉第12号〈蟬の娘〉

室井廣一 第5号てんでんこらむ〈護身術としてのお掃除〉

室井光広 第8号 ワラシベ長者考 
      第10号〈帽子病〉の四十年――粕谷栄市ノート
      第12号 ディヒターの心配――多和田葉子ノート

本山洋介 第5号 曲走

森禮子 てんでんこらむ 第2号〈カンムリカイツブリ〉 第3号〈救済記〉
     第4号〈顔〉 第5号〈最初で最後のカラオケ 〉第6号〈クロの選択〉
     第7号〈小径〉 第8号〈素に立つ〉 第9号〈ともしび〉
     第10号〈火星に似合う花〉第11号〈地域猫抗争〉
     第12号〈一度きりの喧嘩〉

山岸聡美/あき津/加豆美 第8号 桃の家一家オーガニックの旅

山ア修平 第12号 果実の瞬間

山本秀史 てんでんこらむ 第8号〈ある一冊の本を読んで〉
      第10号〈思考する自我〉 第12号〈人は星である〉

夜鷹市蔵 第8号 孤島句のゆくえ――齋藤愼爾論序説

     てんでんこらむ 第8号〈破局と月並〉第9号〈ひ・と・ご・ろ・し〉
     第10号〈文は孤ならず〉第11号〈三酔人誤読問答〉

吉田文憲 第1号 水辺にはいろとりどりの火が訪れている/この文字はだれの息をたど
     っているのだろうか/…………
      第2号 消点/生誕/さまよう息/その人は/倒れたところが/…………/
     レクイエム/弱い光 第3号 隕石が 第9号 dumbの影
      第10号 北の映像圏へ 第12号 残されて

     てんでんこらむ 第4号〈記述の魔〉〈微妙な立ち位置〉

渡部純夫 てんでんこらむ 第7号〈分校の頃〉

無署名 第1号 願文――「てんでんこ」創刊覚書に代えて
    てんでんこらむ 第1号〜第12号〈アリギリスの歌〉 第2号〈訪い〉
    第2号〜第3号〈昭和の短篇小説〉 第4号〈読書人心得?〉
    第6号〈快不快〉第10号〈カフカの遺書〉〈虎が石〉
    第11号〈詩学入門より〉〈業平の朝臣のいまはの言の葉〉


「てんでんこ」第1号〜第12号は、七月堂オンラインショップで入手できます







2019/05/09 12:28:22|事務長雑記
「シュヴァイツァー その著作活動の研究」


2018年7月以降、庵主と〈反復=受取り直し〉の往復長文書簡をとりかわしつづけている金子昭氏が、2018年1月に白馬社から刊行した「構想20年」の大著をあらためて紹介します。

「てんでんこ」第11号に埴谷雄高論を寄せられた金子昭氏は天理大学おやさと研究所教授。
1995年度の日本倫理学会大会で和辻賞(学会賞)を受賞した前著『シュヴァイツァーその倫理的神秘主義の構造と展開』を踏まえ、新たに刊行されたシュヴァイツァーの遺稿集を中心に、その著作活動全体の構造を探求したのが本書。

このような正真正銘の学者・研究者が、幽人(世捨人)志願者にどうして便りを? その経緯については、
金子昭「キルケゴールで読み解く21世紀・第1回「現師と幻師をめぐる受取り直し」に。

https://www.tenri-u.ac.jp/topics/oyaken/q3tncs00001mqxyh-att/q3tncs00001mqy7j.pdf

 







2019/05/09 12:23:58|事務長雑記
「倫理学講義」



シュヴァイツァー研究本(454頁)と共に送られてきた「現師&幻師」大谷愛人(2018年2月3日逝去)著『倫理学講義』(勁草書房 1994年3月 510頁)も、両人にとって思い入れの深い特別の本のようだ。

四半世紀前に刊行されたこの大著の第四章をひらくと、第三節に、シュヴァイツァー「生命への畏敬の倫理学」の試みへの言及があり、愛弟子のシュヴァイツァー探求の機縁となったのでは、と庵主はみている。

いずれの著作も、このご時世にあって、《有ること難し》を絵に描いたような「労作」――とつぶやく庵主は、さっそく両著をノートしながら読んでいる。
庵主が、四十年前に、ほんの一瞬のぞいて遁走してしまったという〈倫理学〉の世界への、ほんとうにほんとうの案内書なのだそうだ。







2019/05/05 13:33:00|事務長雑記
「ららほら」創刊



「てんでんこ」寄稿者でもある藤田直哉さんが、長い歳月をかけて立ち上げたプロジェクトの第一弾。

被災地の「言葉」をつなぐ文芸誌「ららほら」が創刊されました。


すべての言葉を、すべての過去を、忘れ去られ葬り去られ消えていくすべてのものを救済しなくてはならない。どんな個人の私的な否定されるべき内容のつまらない言葉であれ、事実であれ、経験であれ、たとえ売れても売れなくても、広く読まれようと読まれまいと、どこかの誰かに通じる、意味と価値がある(「はじめに」より)

編著 藤田直哉
大澤史伸 甲斐賢治 金菱清 川口勉 木田修作 木田久恵 小松理虔
清水有 瀬尾夏美 田中千秋 土方正志 平山睦子 室井光広

饗文社刊 定価 1200円







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