兜岩(大手門エリア)クライミング 日 時 : 2024年5月14日(火) 天 気 : 晴れ 場 所 : 兜岩(甲府) 参加者 : arashi(LD)、たま(記録)、修さん(ゲスト) クライミングエリア: 大手門エリア(B.C.E.F) 登ったルート: 二度あることは三度ある 5.8 げん直し 5.10a (大手門エリアF) ヴァン君 5.9 青とブドウ色 5.10a 赤はワイン色 5.10C (大手門エリアE) 目覚め 5.10b 大好き 5.10d(同C) 十月 5.8(大手門エリアB)
8時頃には兜山登山口の駐車場に到着し、準備をすると岩場までのアプローチルートを登り始めました。 前日の大雨の影響を受け、登山口付近にある小川は水量が増え、濁っていま した。 木々は若葉が活き活きとしていましたが、なんだか嫌な予感・・・。 不安を抱えつつ予定していたクライミングエリアの大手門エリアに向かいました。 到着後、近くの岩を触ってみると、やはり岩肌がしっとり?じっとり?していました・・・。 その後は終始予感通り案の定の結果で、私自身はどのルートも精彩を欠いて、全く登れずにすごすごと敗退して来ました。 何より、つい一月程前には登れたアップのルートさえ全く登れなかったのがショックでした。 雨で岩が湿っているだけで、こんなに登りに影響するのかと自分自身でも驚きました。 わたくし、メンタル弱過ぎです・・・。 『これだけ練習したから大丈夫!』と不安を払拭できる位、ジムや岩場で練習をしなくてはと反省しきりの今回の岩場練習でした。 arashiさん、修さん、今回も優しく丁寧にご指導頂き有難うございました。 大手門エリア F 二度あることは三度ある 5.8 これまで何度か来た際にもウォーミングアップにリードで登っているルートでしたが、今回は濡れた岩肌が恐ろしく、手も足も全く信用できませんでした。 何とか2度トップロープで登りリードで登る事を試みましたが、1ピン目で途中敗退。 なかなかにショックなこの日のクライミングスタートでした。 Arashiさんには手をしっかり伸ばして、カンテを掴めば足は信用出来なくても大丈夫だと言われましたが、全く実行出来ませんでした・・・・。 げん直し 5.10a こちらも以前は問題なく登れたルートなのに、今回は登りはじめの下段の岩から苦戦しました。 小さいカチやフレークを見つけて登るスラブルートでした。 大手門 E ヴァン君 5.9 Eエリアの中央付近を登るルート。1ピン目から階段上に隆起している岩面を直登もしくは左側に回り込んで次のピンに移動します。人によって選ぶルートや登り方の違いが判りやすくて面白かったです。 何本か登ってようやく身体が慣れてきたのか、少し動きがマシになってきたようでした。 青とブドウ色 5.10a コーナーを登って行くルートです。コーナーの右側を使うのか左側を使うのかを考えながら、身体をわり合い大きく移動して登っていく動きが楽しかったです。 赤はワイン色 5.10C 終了点付近で苦戦しましたが、何とか登った終了点からの眺望が良く、もうだいぶ雪が減ってきた富士山を綺麗に見る事が出来ました。 大手門C その後エリアを移動して、大手門エリアの下の段を登る事になりました。 目覚め 5.10b ルート名は『目覚め』ですが、なんの事かと思っておりましたが・・・。 最後の終了点付近の左側から右側へルートを移動する際に、カチ持ちで身体を移動しなくてはならず、ここ最近続けざまに外岩に行ってすり減ってしまった指の腹が猛烈に痛くて、眠気は完全に去りました。これが目覚めなのでしょうか・・・。 大好き 5.10d ルート開拓者の方はこのルートが大好きだったのでしょうか。それとも逆説なのでしょうか。 2.3ピン目から上部左のカンテ沿いからフェースに移動する動作でカチやポケットに何度も指を入れるので更に指の腹が削れまくって本当に辛かったです。 このルートは、もう少し手の長さや身長があればと思うところもありましたが、それを言い訳にせずに、登る人の考え方や体格によって同じルートでも選ぶホールドや登り方を変える事によって、終了点という同じ目標に皆が向かっていく事が出来るところが、私がクライミングが大好きな理由の一つだという事を思い出させてくれました。 大手門エリアB 十月 5.8 クラックのルートです。 ようやく指の腹を酷使せずに快適に登れるルートを見つけました。 でも今回はこれで終了です。 既に虫さんたちの足跡があちこちに見受けられたので次にまた兜岩に来訪するのは、また涼しくなった頃でしょうか。 宿題と課題を沢山残して次のシーズンを待つことになりました。 次回は少しは自身の成長がみられるような登りが出来たら嬉しいです。
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