ｙｏｎｅｃルーム

結婚式の模様はビデオを見ないとわからないけれど、ビデオが出来上がるには少し時間がかかるらしい。二次会の方は長男が任されて撮ったので、7月の連休には持って来てくれるという。とりあえず二男の結婚式が済むまでは「頑張らなくちゃ！」と思っていたけれどそれをクリアすれば次の目標が出来る。7月13日には長男一家も、二男夫婦も揃って遊びに来てくれるらしい。海外出張の多い彼らは日にちの設定がなかなか難しい。二男は結婚披露宴を終えたばかりなのに先週末にはすでに海外出張で、今はパラグアイにいる。
アレコレやらねばならないことも多く、大変だと思うけれど、私も時間がない。なるべく早く、少しでも元気な内に会いたい。私の家族が全員そろうのはこれが最後かなと思うから笑顔で迎え笑顔で接したい。今は13日のために体調管理に気を使っている。

夫からの話を総合するとなかなかユニークな楽しい披露宴、二次会であったらしい。披露宴のしょっぱな、新郎、新婦紹介でお嫁さんは得意の「物まね」で「クレヨンしんちゃん」をやってのけ、爆笑と拍手を誘い、一気に会場の緊張を解いたという。それからは終始和やかな雰囲気で盛り上がったらしい。二人は音楽を通じて知り合った。二男は高校、大学、と合唱部に所属し、大学最後の発表会には招かれて夫と聴きに行って来たけれどあの時は本当に驚いた。彼は指揮者でそつなくこなしていたけれど、アンコールで突然客席の方を向きタクトを振りながら踊り出したのだ。部員の皆さんも歌いながら踊り出し、客席も総立ちとなり手拍子をとりながら踊って、異常に盛り上がったのだ。割れるような拍手に感動し、私達夫婦は幸せな時間を過ごした。後で聞く所によると顧問の先生には内緒で先生も驚いたとの事。
オランダ在住の時には聖歌隊に所属して教会で歌っていたという。
お嫁さんは吹奏楽部でパーカッション担当。打楽器の全国大会で2位を取ったこともあり自分のスタジオも持っている。そんな二人が総力を挙げて取り組んだ披露宴、二次会は招待者へのサービス精神溢れる楽しい物だったらしい。特に二次会では出席者参加型でライブのようだったらしい。
夫いわく、「あれだけのことをするには準備が本当に大変だったと思う。〇〇さん（お嫁さん）すっごく一生懸命でホント見直したなあ～」と感心しきり。
夫と私の、姪夫婦たちも「こんな結婚式は初めて。すごく楽しかった。」と喜んでくれた。
　私の見る限りでは二人の息子は子供時代、学生時代を十分に楽しんで過ごしたと思う。社会人になっても良き友、良き上司に恵まれ　いい人生を送っていると思う。
私のモットーは「人生楽しく！」　だから子供達にも楽しい人生を、と願っていた。
私の願いは叶ったと思う。彼らは家族を大切に夫婦仲良く、これからも楽しい人生を歩んでくれるだろう。思い残すことは何もない。私はただ自分の、残された人生をあるがままに受け入れて精一杯生きるだけ。
気がかりだった二男の結婚式も済み、夫に大事にされて、たくさんの　兄弟、甥、姪にまで良くしてもらえて、自宅で療養できる自分はホントに幸せ者だと思う。