人生まだまだこれからさあ!

老いた駿馬は馬小屋に伏すも志は千里にあり。烈士は暮年なるも壮心止まず。人生まだまだこれからさあ!
 
2012/09/25 15:52:03|その他
ナマステと深いあいさつ鳳仙花





今日は〜

なんとなく どうでもいいような

てきとうな〜

あつくもなく さむくもなく

とても いいかげんな〜

なにをやってもいいような〜

なにをやっても

なにもかわらないような〜

たれながしのような〜

たれてもいないような〜

もしかしたら朝雨がたれていたのかな〜

いまはたれていないよな〜

そんな

だらしのないてんきなのでございます〜

しかし〜

吾輩はどうでもいいのだけれど〜

図書館へ行って

本を返して、違う本を借りて、

帰りにスーパーに寄って〜

食材と箱酒を買ってきたのであります。

ただそれだけで〜

それだけががうれしくて〜

おてんとさんはみえないな〜

きょうはすごい仕事をしたような〜

そんな気分なのでございます〜


やっと秋らしくなってきましたな〜




目が醒めてなおも寝ている秋の朝



ナマステと深いあいさつ鳳仙花



裏富士に洞穴多し蚯蚓鳴く



五台山を行く渡海僧秋時雨



曼珠沙華太陽系の曇り空

















2012/09/23 18:57:50|
気みじかに石をとりたし秋時雨





雨の中、久しぶりに囲碁を打ちに

撫子公民館へ行きました。

時を忘れて打っていたら、

雨は既に止んでおりました。




負けた碁は相手をほめる爽やかに



気みじかに石をとりたし秋時雨





話は別だが、イチローがすごいですな〜

大爆発 連続大噴火ですよ〜

ここ5試合で、

20打数14安打、打率7割

ホームラン2本 盗塁 数えきれず

内野安打が イチローの打った球が

ピッチャーのシャツの中に入っちゃって

っつうのもあるしね〜

イチローの活躍だけは爽快無比

これだけはほんとうに

嫌な世情を忘れるね〜

何はともあれこれだけは気分いい!



秋の水旬の色香に酔いしれて




各種きのこるいを買ってきて

きのこ汁をつくってみました。

えもいわれぬふるさとのなつかしい

香りがしました!

ぶどう狩りに行ってきたともらった

巨峰のうまさもかくべつで

色も容もすばらしく



きのこ汁母の乳房のなつかしき








 「自宣城赴官上京」

            (晩唐) 杜牧



䔥灑江湖十過秋  江湖に䔥灑たりて 

           十度の秋を過ぐ

酒盃無日不遅留  酒盃 日として遅留

            せざるはなし

謝公城畔渓驚夢  謝公の城畔 渓 

            夢を驚かし

蘇小門前柳払頭  蘇小の門前 柳 

            頭を払う

千里雲山何処好  千里の雲山 

            何れの処か好き

幾人襟韻一生休  幾人の襟韻 

            一生やまん

塵冠挂却知閑事  塵冠を挂却するは

           閑事なるを知るも

終擬蹉跎訪旧遊  終に擬す 蹉跎して

           旧遊を訪うを








「宣城から長安へ赴任する」

            (訳詩)はぐれ雲


江南の  自由気ままな歳月は

はや十年を  過ぎ去りし

酒に浸かりし  放蕩の日々

名残惜しくて  去りがたし


謝公ゆかりの  宣城で

酔いてまどろみ  見た夢を

せせらぎの音の  ささやいて

耳の近くで   ささやいて

まどろむ夢を  醒めさせるのさ


蘇小小のごとき美姫の家の 

門前の柳を払いのけ  

通い続けた日々淡し


千里の雲と万重の山々と

百里の清浄なる水の流れ

この江南より優れた処なんぞなど

いったい何処にあるというのだろう


しかし何人がこの地で

最後の最後までたのしんで

生を全うできるのか


汚れた官服脱ぎ捨てて

官職辞めることなどは

たやすいことと心得ながらも

結局ずるずる めんめんと

時間のみが過ぎ去ってゆき


再びこの地に来られる

そんな機会は

あるのかないのかおそらくは

きっと来られないことに

なるのであろう





「宣城」

現在の安徽省宣州市

当時 宣州の治所がおかれていた。

かの有名な黄山の北東近くにある市。


「謝公」

南斉の詩人 謝朓(しゃちょう)の事。

宣城郡の太守をしていた。

名門貴族の出身で、同族の謝霊運に

対して、小謝 と呼ばれている。




秋澄むや万重の山なつかしく

















2012/09/21 14:16:44|紀行
骨の音コリコリゴリッとすさまじき



富士山を見に行ったのです。

18日 満州事変の起きた日でした。


おりしも反日デモの盛んな日、

野田内閣が尖閣を国有化したと

中国が不当な反発を続けているときです。

増えてきた中国人の富士山ツアーが

キャンセルされて、

とても静かなよいところでした。


曇り時々雨でした、

富士山は見えるわけないよな〜

それでも、近くまで行けば、〜かも〜

っと〜いちいの望みをもって

忍野八海、山中湖、〜


ということで、河口湖畔のとある

ホテルにいる。

風のない、静かな夜である。


部屋の前に富士山が見える筈

なのであるが〜

富士山は

下の方の裾野の一部を想像させる

箇所のみにして、

ただ対岸のホテルの灯りと道路を走る

車のライトが見えて、

それらが湖面に儚げに映り、

それらが全て、それなりの夜景を

つくっているのである。


深夜酔いが醒めて、誰もいない温泉に

入っていたら、大雨が降ってきた。

雨音を聞きながらのんびりと、

ぼんやりと、首をもみもみして

凝っている骨を鳴らすのである。



骨の音コリコリゴリッとすさまじき




次の日も曇り後大雨、

見えない富士山の裏を回って、

更に表を回って、

結局、富士山を一周して、

富士山を見ないで

帰ってきたのでありました。




それにしても、大中国は、つまらん

ことをやりますな〜

税関の検査強化、監視船を増やす、

なにしろ、

がきんちょがだだをこねているように

見えるのだけどね〜

都合のいいことだけ発表して、

大局をみず、自己中心、

不都合は口を閉ざして何も言わず。


大陸的、おおらかさ、詩的世界、我が

文化のふるさと、論語の世界、歴史、

そんなところが魅力的で好きなのだが、


今はいかにも みみっちい、せこい、

はしたない、えげつない、はずかしい、

いまの中国人は小さくなったもんだな〜

指導者そのものがね〜


我が朋友の李白や陶淵明さんなどが

なげいておりますぞ〜

昔は いいいみの中華思想ってのが

あったのだがな〜

温故知新 

もいちど歴史を見直そう〜


我輩は長久の大中国が大好き

なのだがな〜




















2012/09/17 21:02:22|その他
朝は雲夕べは雨と秋の空




中国の歴史の中に

“黄巾の乱”と言うのがある。

後漢王朝が無力化し、崩壊の色が

濃くなると、反王朝の気運に乗って

打倒を叫ぶ黄巾の農民反乱が

発生した。

参加した人々が黄色い布で頭を

包んだのでこう呼ばれる。母体は

太平道という道教系のうさんくさい

新興宗教団体、その後、五斗米道という

活動も加わって、反乱が広がった。

その後各地に軍雄が割拠して、

三国志の時代へと入って行くのである。


今の中国の状況を見ていると、

紅い大きな旗を沢山なびかせて、

愛国無罪”などといえば何でもありと

勘違いしているやろうども

デモとは名ばかりの破壊活動、、、

こんなことが中国全土に広がって、

海の上にも広がって、

そんな無法活動を見て見ぬふりという

いや半正当化する公権力、、、、、、


この風潮は黄巾の乱”の状況に

にているな〜 っとふと思うのである。


しかし、

なつかしい言葉を見せてくれますな〜

倭寇、帝国主義、、、、等々だとか


遠い遠い歴史を見ているようでね〜



早く 曹操のような豪傑が

出てきてくれることを

渇望するものである。

勿論 我が国に於いてもや である!




酒に対して正に歌うべし

人生幾ばくぞ

例えば朝露のごとし

去日 はなはだ多し

〜〜〜〜〜



朝は雲夕べは雨と秋の空





相変わらず 残暑が続きますね〜

残暑というには長過ぎる。

残りではなくてもう正規な暑さ

日本周辺では

生態系の変化が見られている

ようですな〜


しゃけ化してぶりとなり

さんま化してマンボウとなる

雀はスズメバチとなり

肥熊はなんとがりがりの痩せ熊となる

吾輩のみは相変わらずのメタボ腹

困った世界になりましたな〜



見よ大江の風狂い

炎乱れて姦雄の

雄図砕けぬ波あらし



秋暑し富士の高嶺を登りゆく


















2012/09/16 23:11:41|
満月や手をとりあって帰る路




 「 中州 」

             (訳詩)はぐれ雲



かぼそくも  涼風の吹き

痛ましくも  冷たい露のおりる

蘭はおとろえて  白い花の咲きはじめ

蓮の葉は破れて  青々とある

ただ一羽  砂上に立つ鶴

二匹並び飛び  水を照らす蛍

いかにすべきか  このわびしさ

しかも  酒の酔いの 

醒めてしまったとならば







 「 池上 」

          (中唐)白居易


嫋嫋涼風動  嫋嫋(じょうじょう)

          として涼風動き

凄凄寒露零  凄凄(せいせい)

          として寒露おつ

蘭衰花始白  蘭衰えて

          花始めて白く

荷破葉猶青  荷(か)破れて

          葉なお青し

独立棲沙鶴  独り立つ

          沙に棲む鶴

双飛照水蛍  双(なら)び飛ぶ

          水を照らす蛍

若為寥落境  いかんぞ寥落

        (りょうらく)の境に

仍値酒初醒  なお酒の初めて

          醒むるにあう




満月や手をとりあって帰る路